見出し画像

令和6年10月7日(月)のあたりさわりないエッセイ日記


今年も10月1日から31日まで毎日エッセイ日記を書くことにしました。


本日のテーマ
Yへ内容証明を送った件


 わたしはYに対して反論の手紙を内容証明で送った。しかし受け取られなくて戻ってきた。Yが受け取れないとわかったので、全然平気。
 わたしは、過去に数回裁判や調停に関わっているからわかる。契約をしたにもかかわらず、家賃など決められたお金を払わない常習的な人は、手始めに契約通りに払えと内容証明を出すが絶対に受け取らない。

 内容証明が戻ってきたら、どうするか。相手が引っ越ししない限り、どうにでも受け取らせることができる。
 もう一度、内容証明を出す。
 今度は内容証明と同時に特定記録郵便も出す。これはYの受け取り印が不要でポストに入りさえすれば、こちらの意思が到達したと考えられる。
 事実、法的な手順を踏む手続きでもある。家賃踏み倒しをもくろむ常習犯に対してやるやり方と変わらない。再度書くが彼らは、自分が悪いと思っている場合は、内容証明を受け取らない。書類を受け取らないやり方で調停なり、裁判を引き延ばす。Yの場合は、わたしからの反論文だと容易に推測できるし、それを読みたくないから。しかし、これが薬剤師のやることか?

 わたしはYに心底、怒っているのでその二度目の内容証明を晒す。弁護士は今回使っておらず、自分で文面を書きました。公式で通用するかどうかは微妙な出来なのはわかっている。ですが、真意が伝わることを重視しています。また掲載にあたり、個人情報は出さない、かつ読みやすいように一部を変えています。

」」」」」」」」」」」」」(読まなくても大丈夫です)


Y殿

私、藤田は貴殿宛に令和6年2月28日に内容証明郵便(追跡番号◎◎◎)を出しましたが、貴殿は受け取りませんでした。そのために、同じ文面でもう一度内容証明を発送いたします。また同内容の特定記録郵便を同日に送らせていただきます。これでこちらの意思表示の効果が否定されることにはなりません。法的に貴殿に当方の意思が「到達」したとさせていただきます。

貴殿は◎◎薬局◎◎店(住所記載)に管理薬剤師並びに支店長として勤務しておりましたが、去年(令和5年)の4月1日付で◎◎薬局本店(住所記載)に異動になりました。そして異動後1年たたずに本年(令和6年)の1月に◎◎薬局の◎◎社長並びに◎◎管理薬剤師の事前の相談なくいきなり当該薬局を退職しました。私、藤田は貴殿と同じ◎◎薬局本店の非常勤薬剤師ですが、その時には休職しており社長並びに薬局長から貴殿の退職の旨を聞きました。
 
貴殿は退職理由を藤田のパワハラだと断定した文面をしたため、◎◎社長あてに郵送しました。また◎◎市ハローワーク並びに同市内の労働基準監督署にも当方からパワハラを受けていたという申し出をしました。貴殿は当該薬局の社長並びに上記の公的機関に対し、
① 私と不仲になった理由を明確にしないまま、
② 私側から話し合いの機会を去年の4月に提示していたにもかかわらず8か月間放置したあげく、
③ 過去に在職していた職員の実名をあげてこの人たちも当方のせいでやめたと虚偽を書いて誹謗中傷をしました。

そのため以下の通り本内容証明書をもって告知申し上げます。

経緯
今を去ること十数年前、私は非常勤薬剤師として貴殿が管理薬剤師をしていた◎◎店に週2回午前のみの勤務をしていました。◎◎店の常勤薬剤師は貴殿1人の状態でした。貴殿は当方に対して監査以外の業務を与えず一人で仕事をしている状況でした。当時の◎◎常務からは貴殿と長く一緒に働いてくれる薬剤師はいなくて困ると聞かされていました。◎◎常務が貴殿に対して苦言をしたら「薬剤師でもないくせに」と暴言を吐きました。つまり◎◎店は長期に渡り貴殿の天下でした。当時の◎◎店に一緒に働いていた◎◎事務員からもあの人は何でも1人で決めていた、この度の貴殿の退職も相談も何も聞いていなかったといいます。

当方も貴殿と短期間ながら勤務してすぐに、貴殿が薬剤師の資質に根本的に問題があるのはわかりました。例えば当時の貴殿は散薬監査機器があるにもかかわらず散薬調剤時にまったく使用せず、使用すべきだと提言しても拒否をしました。また当方は◎◎店では監査業務だけ与えられていてその通りに動いていましたが、いざ当方が監査中に貴殿の調剤ミスを指摘すると謝罪も御礼もなく、再調剤して無言で監査用のカゴに入れるだけでした。

短い期間であれども非常に仕事がやりにくい状態でした。時折手伝いに行っている他の常勤薬剤師に相談しても、彼女たちは貴殿より若く、やり方がおかしいけれども貴殿のような年上に向かって注意もできかねるからと貴殿の指示通りの監査業務をしていました。

当方が一番嫌だったのは、◎◎県立◎◎病院の小児科の散薬の院外処方箋を持参されたときに、あそこは成分量表記での処方箋で来ますので調剤に時間はかかるときがあります。散薬によっては濃度の違いもあり慎重に調剤をしないといけません。しかし監査待ちをしている私に監査依頼もなく、調剤の相談もなく、長時間かかって一人で調剤し出来上がったら監査なしで患者の親に交付してしまいました。薬剤師が何のために2名いるのかがまったくわかっていないと感じました。当該の処方箋にも鉛筆などで何をどれだけ計量したかのメモも書いていませんでした。貴殿は散薬調剤に自信があるのかどうかはわかりませんが、散薬監査機器も使わない状態でもし患者に万一のことがあった場合はどうする気だったのか。

加えて当方は貴殿との短い勤務ながら、外来での調剤過誤があった場合、ブロプレス(成分名・カンデサルタン)の2㎎と12mを取り違える調剤ミスを貴殿がしたときに、私が隣の席にいたにもかかわらず、
① 一切報告なし、
② また当時の服薬指導記録にも明記なしで、患者の家族に対して正しい薬品を交換しただけ、
当然③ 本店報告もしないままですませてしまいました。
 当方は当時から本店にも非常勤ながら勤務していたのでわかりますが、当時から調剤過誤報告は各支店の管理薬剤師がすみやかに本店に報告する決まりでした。貴殿がいる◎◎店だけ報告があがってこないと言われていました。

薬剤師だって人間ですから時には調剤ミスはします。当方にも調剤ミスの経験があります。でも貴殿が隣のデスクにいる当方にも報告なし、患者の指導歴にも本店にも報告記載なしでやり過ごす薬剤師とわかって、驚きました。医療の仕事は一人だけで仕事をするものではなく、調剤ミスをした場合は本支店かかわらず報告をしあって同じようなミスをしないように共有します。ミスを公にして反省をすることは恥ずかしいことでも何でもありません。そもそも貴殿はなんのために薬剤師になったのだろうかと思います。

貴殿は当時の当方が周囲に事務員がいない時を見計らって散薬監査機の使用を利用すべきだと再三お願いしたことを覚えていますか? ちゃんと会社が購入してくれているのに、新品の状態で置いてあるだけでした。壊れているのかという当方の問いに、壊れていないといったことを覚えていますか? 重ねて使いましょうよと言ったことに対して不快感あらわに、「使わない」 と言ったことも覚えていますか? 散薬の量が明らかに均等でなく、散薬調剤のやり直しをお願いした時も黙ってやり直し、当方のデスクに患者の薬を放り出したことも覚えていますか? 
 週2回しかも午前中の勤務だけの短い勤務でこれだけ薬剤師としての資質を疑う行動があり、ある日突然感情的になって、当方に対してここから出ていけと言って、その言葉通り犬のように追い払って◎◎店をクビにしたことを覚えていますか? 

何ら落ち度もない当方にこれだけのことをしておいて、去年の4月に貴殿が異動で、当方がいる本店で当方から貴殿を同僚として優しく接してもらえると思いますか?

◎◎店で一緒に勤務して短期間でこれだけのことがあったので、貴殿は貴殿なりに内密に自己処理した都合の悪い案件がいくつもあるのではないですか。
大きな事件が起きなくてよかったとは思いますが医療従事者としてはこれではいけなかったという反省もないですか? 
それともミスを隠して自分一人だけで仕事をやりとげたと充実感を覚えますか? 
 貴殿に◎◎店を追い払われてから当方は薬剤師とはなんなのかと思うようになり、◎◎薬局を退職して◎◎県立◎◎病院に転職し病院薬剤師として再スタートを切りました。
◎◎病院の薬剤師はこの◎◎市で1番大きい公立病院であり皆勉強好きで理想に燃えていました。当方も総合病院の勤務経験はあるものの、大昔の話ですので浦島太郎状態ながら足手まといにならぬよう、日々を新たに勉強させていただきました。この転機を与えてくれたという意味では当方は貴殿に感謝をしないといけません。

◎◎病院以後数年を経て、当時の◎◎元薬局長から◎◎薬局へ人手不足のため戻ってきてもらえないかの打診があり、貴殿と一緒に勤務しないことを条件に復職しまして現在に至ります。まさか去年の春に異動で一緒の勤務になるとは思いませんでした。

さて貴殿は◎◎社長にあてた退職理由を書いた文面に当方のせいでやめたが、他にも辞めた人がいると名指ししました。当方の退職後に◎◎薬剤師は確かに退職しましたが、◎◎薬剤師は当時の本支店総括の薬局長でした。一介の非常勤薬剤師の当方がどうやって退職後に、薬局長を退職させられるのですか。書いたもの勝ちとばかりに、証拠もなしに社長あてに文書で提出できるその神経を疑います。

貴殿なりに一生懸命働いていたと思いますが、ミスを隠したり、嫌いな事務員を泣かせて退職させたり、気に入りの卸の◎◎の担当男性を狭い控室に閉じこめて長時間二人きりで話していたことも、また聞きながら知っています。貴殿のいた◎◎店から当方が退職してもなお、貴殿は同じことをしていてこのままで定年まで働きたいと言って再三異動を拒否していました。いったいどういう神経をしていて、退職後に貴殿の都合の悪いことをすべて伏せて私のパワハラのせいで退職したと、虚偽の事を書き連ねて社長や公的機関にいえるのかということです。

去年の貴殿の異動後に話し合いをして、まもなく1年です。当方は都合の悪いことはすべて忘れたという貴殿に、では思い出したら話をしましょう、と貴殿の逃げ道はちゃんと作りました。しかしながら貴殿は当方に一切話しかけることをしません。例の散薬監査機も本店に異動して使っているのを見たときは、当方は当時のことを思い出して、どうして今更使えるのか聞いただけです。その時の貴殿の返事を覚えていますか?

「あなた、自分のことをどれほど偉いのかと思っているのでしょうねえ」

でした。私からの質問の回答ではなく、筋自体が通っておらずそれで私は怒ったのです。

また貴殿は当方への誹謗中傷の1つに大きな病院勤務経験者として威張っていると書いていましたがそれもどういうつもりなのか。威張って見えるからパワハラを受けたと思うのですか? 認知のゆがみが強すぎる。

貴殿の過去の行為に対して私は確かに批判しましたが言ったのはその1日だけです。貴殿は面前で批判された経験がなくショックだったのかもしれませんが、その原因は間違いなく貴殿が作っています。
当方がなぜ怒ったのかもちゃんと貴殿に説明をしています。それなのに心に響かなかったのは当方の説明不足か貴殿の落ち度を認めたくないあまりの態度かどうかは知りえません。

が、クズと言われたとだけしっかり覚えて文書に繰り返し書いて、当方が誰それを退職させたなど事実でないことをあげつらうその神経を疑います。
貴殿は当方と腹をわって話すべきでした。当方にはその用意がありました。しかし貴殿は当方に一切話さず顔をそらすばかりです。それでもって当方の休職中に退職を願い出て、書面でもって当方からのパワハラを受けたと書いて方々に訴えてそれで留飲が下がりますか。

そもそも当方は現在も非常勤薬剤師です。週4~5回の勤務ですし、施設調剤がないときは来ません。貴殿は当方からのパワハラを常時受けていたと主張するならば、他の常勤薬剤師といくらでも相談をする機会があったでしょうに。

当方は難聴のため両耳に補聴器を入れているため日常的なおしゃべりは貴殿だけでなく誰ともしません。部屋も常勤薬剤師とは別の部屋で貴殿どころか他の皆さんとも離れて仕事をしています。こんな感じで皆さんのご厚意で仕事をさせていただいている当方が、どうやって貴殿や他の人に対してパワハラをして何人も退職に追い込んだのかぜひ聞かせてください。


告知
先に書きましたが公的機関にまで当方の名前を出してパワハラを受けて退職したと訴えた以上はこのままですませません。きちんとした理由を文書で求めます。令和6年3月31日までにご返答いただきます。さもなくば◎◎元薬局長や◎◎元事務員から藤田のパワハラによってやめたのではないという証言並びに貴殿が◎◎店で管理薬剤師をしていた期間、他店と比べて調剤過誤報告がゼロに近かったこと、散薬監査機を未使用のままで置いたままであったことを当時の事務員にも証言いただく手はずを整え、弁護士を原告代理人とし貴殿を被告として民事訴訟をいたします。
 併せて当方が貴殿にパワハラをされていたと主張されていたので同僚の常勤薬剤師や管理薬剤師に相談があったかどうかの有無もあわせてこれも証明したうえで弁護士経由で警察にも被害届を提出し、事件にさせていただきます。それでは当時の◎◎店において当方にしたこと並びに退職後にした当方に対する虚偽の事案並びに誹謗中傷について貴殿からの反論をお待ち申し上げます。

」」」」」」」」」」」」」」」」(以上引用おわり)


 返事は未だ来ておりません。出すつもりがない、というより、出せないと思っている。Yはあんな攻撃的で自分勝手な退職理由を文面にしたためて、こちらに顔を見せにくることもできない。でも、本当にYはなんのために薬剤師になったのだろう。

 さて、わたしはYの在職中にされていたことがある。わたしが書いた服薬指導記録の改ざんです。多分前の店舗では、助っ人薬剤師の指導記録も好きに改ざんしていたのだろうと思う。
 わたしは、これを指摘しても、今までの言動からしらばくれるだろうと思って本人には言わず、改ざんを見つけ次第削除していました。改ざんの目的は多分Yはわたしよりも立場が上だと感じたかっただけだと推察している。というか、これは誰とでもうまくいかないのでは? それで本人も本店異動したくなくてごねたのではと思う。

(明日で本当に最後)

」」」」」」」」」」」」」」


本日のショートショート
「あのね」
不条理な話にした。

No.17 あのね

 あのね、こっち見て笑ってほしいのだけど。

……うるさい。



 あのね、人に話しかけられたら返事しないと。

……うるさぃ。



 あのね、たまには僕と遊んでよ。

……だから忙しいからあっちいけよ。



 あのね、そんなに忙しいの? 今寝てるじゃん。

……寝るのに忙しいからあっちいけってば。



 あのね、いくら忙しいといっても、僕を殺さないでほしかったの。

……だから今ちゃんと刑務所に入っているでしょ。



 あのね、僕のこと、見えてる? 

……だからわかってるってば。いい加減に消えろ。



 あのね、僕のこと、まだ好き?

……やめて。



 あのね、僕のこと、嫌いだから殺したの?

……やめてってば。



 あのね、僕はまだママのこと大好きだからね。

……許せよぉ。



 ママ、抱っこ!

……うわぁごめん、ごめんよぉ!



 ママ、どうして泣くの。抱っこして!

……あぁあぁ、お願いだからあっち行けぇえ。

小説家になろう/ふじたごうらこ



ありがとうございます。