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撮影禁止は是か否か。狙われる女性アスリートたち

女性アスリートに対する性的な"視線"が問題になっている。

競技会や大会で、選手たちは日頃の努力の成果を発揮しようと懸命に走る。                          その懸命な走りやパフォーマンスを捉えようとシャッターを切る人々がいる一方、別の目的でシャッターを切る人々もいる…。

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なぜ?狙われる女性アスリート

近年、女性アスリートを撮影し卑猥な写真としてSNSに投稿するという信じられない行為が問題になっている。

YouTubeで陸上のレース動画を見ようとすると過度に胸元やお尻をアップしたサムネイルや卑猥なコメントが多く見つかる。

そもそも、どうして女子選手が狙われてしまうようになったのか。その理由に「ユニフォームの短さ」が挙げられる。

しかし、ユニフォームが短いのにも理由がある。大きな理由の1つに「  空気抵抗を抑えられる」というメリットがある。                          女性は体の構造上胸が出ているため、ランニングシャツでは胸の下の部分が大きく抵抗を受けてしまう。そのためにセパレートユニフォームが生まれたのだ。                                      男子のユニフォームより露出が多いのも、これが大きな理由となる。                                                                           

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つまり、速さを求めるためにこのかたちに落ち着いたということだ。速さを追求した結果、このかたちになったというのに性的な目的で見られてしまうというのは怒りがこみ上げてくる。

今も昔も選手たちはそれぞれの目標に向かって努力してきただろう。その思いを踏みにじるような行為は、断じて許されない。

仕方ない撮影禁止という手段

JOCや様々なスポーツ団体が動き出している中、「大会での無許可撮影禁止」というものが盗撮防止の手段として選ばれている。フィギュアスケートなどは既に一般入場者の撮影は禁止している。

しかし、どの団体も撮影禁止にするまでに多くの葛藤があったはずである。なぜなら写真や映像によって人気を獲得してきた部分があるからだ。スポーツ選手のたくましさや美しさに魅了され、ファンになる人は間違いなく多い。                                                                      しかし、呼び掛けだけでは被害が収まらないという現実がある。

誰にとっても楽しく満足のいく大会にするためには被害を防止するしかないのだ。

しかし、盗撮などの卑劣な行為をする人を処罰することが何もできないのが現実だ。




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