歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語 VOL.20男と女 シャバデュビダ
「お疲れ様です」
あはは。昨日のアップした文章を「お疲れ様です」からスタートさせてみたら、自分でも、これ、いいんじゃないの?って、これから、しばらく、「お疲れ様です」からスタートしてみます。
「お疲れっす」
「ちわっす」
「どうもっす」
の乗り、いいっすべ。
「いっす、いっす。やっぱり乗りって大事っす」
「んだすべ」
はい。私のnoteをご覧いただくことで、自然に秋田弁の初級コースはクリアできるのではないでしょうか?さ、みなさん、一緒にがんばりましょうね。笑
また、ここでお詫びのご報告をさせていただきます。前回の19回目でご紹介しました上板橋のお地蔵さんの富くじの商品の豆腐、1億週分ご進呈の件です。当たったお地蔵さん、もらって困らないかと、私は思ってたのですが、前向きな上板橋のお地蔵さんに押されて、それでいいのだ~と思ってたのですが、やはり「こんなにもらっても、困る~~~。豆腐で地蔵堂が一杯になっちまった。なんとかして~~」とクレームをいただきましたので、規約を変更することになりました。富くじでいかに倍率が高くとも、上限100倍までにさせていただきます。
皆さまには、何分、この富くじシステムの運用したばかりで、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
と、さっき富くじ運営チームから私に伝言があったので、お詫びとして、私からご報告させていただきました。
富くじは、今回も絶好調。私が前回赤羽に行くと予告していたので、ほぼ、皆さん、当たっているんです。なぜ?なんでなんで?
えっと、ちょっと古い話題になっちゃってますがね、あの女優の壇蜜さんとご結婚された清野とおるさんもご紹介していたお地蔵さんなので、「あ、赤羽たら、あの地蔵さんだよね~」「だよね~」「んだ、決まってら~」って皆さん「幸福地蔵」さんに投票されたのですよ。やはりね。
王道なのでしょうかね。
と、言うことで、今回は赤羽幸福地蔵さんめがけて、行って参りました。
グーグルちゃん、よろしく!!
はい。グーグルちゃんの示す通りに歩き「到着しました」と言われ、「へ?」と見ると、また、工事現場に出てしまって、
「え、もしかして、出遅れた?引っ越ししたの?」って一瞬焦ったのですが、その向かいから「ここよん♡♡」とちょっと色っぽい声がしたので、色声に導かれるように行くと
ふくよかで優しいお顔のお地蔵さんはいらっしゃいました。
「いらっしゃい。お待ち申し上げておりました。来てくれてありがとう」
「はい。こんにちは。さすが、王道のお地蔵さんだけあって、とても綺麗なお顔のお地蔵さんでいらしゃいますね」
「王道?なに?それ?」
「赤羽と言うと幸福地蔵さんでしょ、ってもっぱらの評判で」
「あら、そうなの。あは。照れる~~」
「あの、この案内版には戦争を二度と起こさないために立てたと書かれているけれども、ネットで見ると、水商売の方々の・・・と言うか戦後の混乱期に娼婦として働いていた方々の御霊を鎮魂するような意味もあるように見受けてきたんですけど・・・」
「そうよ。あなたの言う通り。けど、ほら、ウッシーの所でもそうだったように、牛窪エリアが死刑が行われた地域だったなんて書かない。陰湿な情報は表には出さないものよ。人ってそうじゃない。けど、そのあたりをキャッチするセンスというか、あるんだろうね、第六感的に、何かあるんじゃないかって人。まんが家の清野さんもそうだったと思うけどね。あなたもそのタイプなの?」
「いや、全然、その第六感なんてよくわかりません。けどね、なんだろうな、今日ね、お地蔵さんを見ていて、私ね、大人の女性の切なさも感じているんですけど、、、、」
「うん。どうしたの?」
「ごめんなさいね。泣けてきちゃった」
「今日は繊細なのね」
「そう。なんだろうな。大人の事情もそうなんだけど、ネットニュースで心愛ちゃんのニュース見てきたから・・・」
「あ、千葉の女の子がお父さんに虐待されて死んじゃったニュースね」
「そう、女の子なのに、お父さんにいじめられて、切なかったし、苦しかっただろうなと思うと涙出て仕方ないです。子供なのに。子供は両親の愛情が一番の栄養なのに」
「そうね。わかるわ」
「わかってくださいます?べが?」
「べが?」
「秋田弁であんす」
「あは、秋田弁はまだわかんないけど、言いたいことはわかりますよ。なんだか、子供にそうしちゃう・・・心の闇のような・・・」
「はい。苦しいくって切なくって、お地蔵さん拝見してたら、涙出てとまりません」
「そうね。なくなってほしいね。いっぱい私に祈って。私もこの嫌な空気なくなるように、全国のお地蔵さんに早速、ピピピって伝えるからさ」
「はい。ありがとうございます。もう、こういうニュース嫌です。本当にいやなんだも~~ん。うえーん」
「よしよし。泣くだけなきな。その気持ち、承ったわ」
赤羽の東口出て左側、昔はもっとごちゃごちゃしてたけど、今は結構綺麗になっているところに一杯飲み屋とか乱立しているあたりに、幸福地蔵はあるかと思ったら、案外、駅から東側に向かってのビルの一角にあった。
このエリアは、もしかしたら、昔でいう所の赤線地区なのだろうか?
綺麗な町になっても、男と女の間に繰り広げられたであろう悲喜こもごものドラマの空気は残っているのか、、、、切なさがこみあげてきた。
私は、今回の訪問で、大人になり切れない親が子供に危害を加えてしまう精神心理に心がいってしまって
心愛ちゃんの心からのご冥福を祈る気持ちで、お地蔵さんを拝ませていただいた。
もうこのような事件は無くそうよ。
ね、そうしよう。
約束。指切りげんまん。世の中の空気に指切りげんまん。
風強かった。
ベレー帽飛ばされると歩き地蔵の正体がばれる~~~やばい~~~って必死だったさ~~。
おまけ ご褒美のお話
帰り道は環7一本南シフトして、帝京大学のキャンパスや大学病院があると綺麗に整備されている道を通って帰った。
道一本シフトするだけで、風もそんなに強く感じず、桜も満開で気持ちよく歩くことができた。
橋を渡って、写真撮ってみた。桜ばかりに目がはじめは行ってたが、ちょっと下を見ると石神井川も綺麗で、汚れなく、流れている。
東京は私が社会人で生活していた頃(35年前)よりも、あらゆる所が綺麗になっている。自然を大事にしていると思う。
コロナでオリンピックが一年後に延期されたと今朝のネットニュースでは配信になってたけど来年には
「世界、がんばりました。困難な時を乗り越えてのオリンピック開催です。この東京オリンピック開催は大きな人類の新しい一歩です」とかアナウンサーが興奮して開催を祝うイメージを持った。
近頃、古本屋が好き。時代が読めるので好き。で、こちらは、1993年に発刊された「ワーキングウーマンのストレス診断」と言う本で、当時、1200円だったのが350円で販売されていたので買った。
中身も結構古いのだけど、心は一緒だよな~って
悪いパワハラの上司も出ているし、社会構造に対する悩み、不倫男のずるい話とか満載。
女性が強くなったというけど、本当は強くなんかなりたくないのだと・・・
私は思うのね。
あと、本当の優しさと言うのか心が強いってことなんだろうな。
で、心が強いと言うのは「おれは強い」って強がりとかいじめとかするのではなく、ぐっとこらえての強さなんだろうな、、、、
と、昨日は人生は「おくふけ~~~っすね~~~先輩~~~」って感じの日でした。
そんな感覚もご褒美の一つだと思います。