歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.82 江戸川橋・池袋・東十条お地蔵さん対談「えいえいお~」の巻
昨日は、深い話に入り込んでしまって、この問題をどう表現すべきがドツボにはまって、書けなかった。
原因は、東十条から帰宅後、アマゾンでこの映画を見てしまったから。
「一人っ子の国」
中国の一人っ子政策をレポートしているドキュメンタリー映画で、中国出身のナンフー・ワンさんとジリアン・チャンさんの二人の女性監督の作品で、2019年サンダス映画祭、ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞している作品を、、、
江戸川橋の子育て地蔵さんの商店街の和菓子屋で買ってきた「栗どらやき」をつまみながら、はじめは単純に面白そうと気軽に見てた。
映画のはじめに途中、衝撃的な映像もありますので、ご了承くださいのような説明も流れたが、どんなもんだろう、の怖いものみたさ半分の心境で見続けると
一人っ子政策でやむなく、胎児を堕胎する手術を受けさせらた話がどんどんと進む。そして実際の映像として、ゴミ捨て場に人間の形をした胎児がビニール袋に入れられて、「医療産業廃棄物」として捨てられいる映像を目にしてしまった。
あえて、ファンタジーなイラスト仕立てにしてみたが、映像はかなり酷い真実を照らしている。
ずっとずっと、その映像が頭に残ってて、これ、子育て系のお地蔵さんを巡って、しかも、水子地蔵には「はいちゅう」もお供えしてきて、、、のその日にアマゾンプライムを開くと、この映画の紹介が目に飛び込んできて、偶然にこんなドキュメンタリー映画を見るって、どうして?と思って昨日は、、、、すいすいとこの件まで書けそうと思っていた私だが、書けなくなってしまってた。
一日なんとか過ごし、今朝、あ、みなさんと対談したくなったので、お呼びしております。
皆さん、今日はよろしくお願いします。
「は~~い」
「では自己紹介からお願いしていいでしょうか?」
「はい。東十条の見守り地蔵です。えっと、4月18日にはじめて歩き地蔵さんに紹介してもらいました。第二次世界大戦下でも、みなさんを守って参りました。最近は演歌歌手の皆さんのパワースポットなんて言っていただいております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます」
「はい。よろしくお願いします~」
「はい。私は池袋の寛受院の水子地蔵です。おとといはハイチュウをお供えしてくださりありがとうございます。今日は赤ちゃんは二人の仲間にお願いしてきて、私一人の参加です。水子供養のお地蔵さんで、よく、流産や堕胎せざる得なかった方々に参拝していただいてます。よろしくお願い申し上げます」
「はい。ありがとうございます」
「江戸川橋の子育て地蔵です。あ、シングルファザーです。明治時代の初めに川から拾ってもらって、今の商店街の方々によくしてもらって、現在もこのように元気です。坊主が一緒に行きたいと言うので、連れてきました。いい子にしているって言ってきかないので・・・すみません。よろしくお願い申し上げます」
「はい。ありがとうございます。・・・・・で、さて、今日お集りいただく前に、お地蔵さんネットで連絡しましたが、中国の一人っ子政策の映画ごらんいただきましたか?」
江戸川橋「あ、みたみた。せつね~な~って思ったよ」
池袋 「私も常日頃、堕胎せざる得ない女性の気持ちを聞いておりますので、政府の堕胎への仕方、恐怖でしかありませんね~。悲しかったです」
東十条「おれも、いや~演歌の世界ってもんじゃね~。あれは暴挙だと怒りを感じまったぜ」
shibu「ですよね~。私も子供二人おりますが、もし、私がその頃中国にいたら、下の子は生まれてなかったんだ。とか、あと、卵黄ガンになって、もともと、卵を作る部分のガンになって、手術して今なんですが、手術その物が悪性腫瘍の摘出でしたが、それが自分の大事な子供だったとしたら、母としてはやり切れない思いだったのではないか?と思って、、、」
池袋「そうです。おっしゃる通りです。大体、データーで人口が増えるのを止めようとして一人っ子政策をし、犠牲になったのは女と子ども。先日、shibuさん、ナチスドイツのアウシュビッツの収容所の件話してくれましたね。ナチスの場合も犠牲は女と子ども・・・」
東十条「弱いからね~」
江戸川橋「いや、実は女は強いんだよ。自分で子育てして、本当にわかるようになったし、あと、あの映画でも一人っ子政策が終わったら、子どもは二人がいい。老人の世話のために子どもを産もうみたいな流れになったと言ってたでしょ。あれ、おめ~ら、何考えているんだって、思いました」
東十条「政治って本当に怖いです。映画の中でも、この政策にこころの中では反対だったけど、仕方なかったと、国民が言っている姿に切なさを感じましたね~」
池袋「そうなんです。皆さん、仕方なかったって・・・。それは日本においても、堕胎せざる得ない方はごめんね、仕方なかったの。。。って参拝されます」
shibu「お地蔵さんって、始まりは赤ちゃんの供養からなんですか?」
池袋「そればかりではないけれど、昔の日本では、子供育てられずに、川に流したり、山に捨ててきたりはありましたから、、、、その供養の形の一つして赤ちゃんのように丸坊主で、赤いベロかけのスタイルが多いですよね」
江戸川橋「けどさ、、、とにかく、これからが大事じゃないか?shibuの絵ではさ、胎児はなんだか優しい顔しているじゃないか」
shibu「私も描くのに悩んだんです。けどね。映像の胎児も何も怒っている顔はしてなくって無垢で・・・それで絵描いてて、聞こえてきたのは・・・」
みんな一斉に「なんて聞こえたの?」
shibu「はい。『はじめは、なんじゃ~こりゃ~って準備できてないのに外に放り出されて、寒いし、きついな~って思ったけどね。大丈夫だよ。いろいろの事情、わかったんだ~。僕は、その時代の世の中の役割に立てて良かった』って」
みんな一斉に「お~~~。え?そんなに、そんなに、あ~~~菩薩のようだ~。泣けるな~~。泣けるよ~~~ボロボロ~」
shibu「お地蔵さん~~~。ね、、、仏教では輪廻転生があるとおっしゃるじゃないですか?この子たちも未来に生まれ変わってくるのでしょうか?」
江戸川橋「あ~もちろんさ。次は人生を謳歌する。そして、いい奴で人気物になるよ。すごいアイディマンでさ、未来のヒーローになってくれるさ」
東十条「人の心をつかむ歌手になるかもよ~」
池袋「はい。皆さん、次の人生は長く心と体と一緒に育めます」
shibu「そうですよね。で、ね。これからの宇宙、地球のために、私たちは何ができるのか、昨晩からずっと考えていました。それで、できることは身近な人に安心を。それからなんじゃないかな?って」
江戸川橋「そうだね~。あと、僕らのように念力使える地蔵としては政治が悪い方向に行かないように愛のオーラを政治家さん、あと、選挙ができる人たち、あと、全体に送り続けることなんじゃないか~?」
東十条・池袋「江戸川橋さん、いいこと言う~。賛成です」
shibu「ほんじゃ、やっぱり、エアえいえいおーですかね?」
東十条・池袋・江戸川橋「はい」
では、いっせいの~~~~
「愛でつなごう!えいえいお~!!」
「素晴らしい」
「みんなで愛のオーラで行こうね~」
「そうだね~」
「僕も~~~」
「お、坊主たのんだよ~」
こんな感じで
やはりお地蔵さんは愛のある世界なのだ~。
くじけないのだ~
前向いて歩こう~
※扉のタイトルの写真は、高校時代の友人が送ってくれたマスクと手紙です。一昨日の長い散歩から帰宅したら届いていました。
お地蔵さんのコンテンツへのエールが書き添えられてて、映画のショックでちょっと落ち込み気味だった私に元気をくださいましたので、ここで紹介させていただきました。
前むいて歩こうね~。
はい。
ありがとうございます~~。