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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.106秋田県男鹿市入道崎のお地蔵さん

おはようございます。

昨日は流山まで行って、16000歩超えで歩いてしまい、疲れが溜まっていたのか、起きるのが普段より遅いスタートです。しっかり眠ったので、元気いっぱいです。ありがとうございます。

さて、本日ご紹介しますのは、秋田県男鹿市のお地蔵さんです。私の中学からの友人が男鹿で漁師の家の女将さんをしており、時々、新鮮なお魚を食べて元気になるようにと有難いことに、送ってくれるのですが、今、思うと、私、まみちゃんに、お世話になりっぱなしで、何も恩返しできていないな~と、絵を描きながら本当に思ってしまいました。

中学の美術部で一緒になってから、ずっと友人でいてくれる。そして、夫が急死した時も、茫然としてしまった私は、なぜかまみに電話をまっさきにしていたのでした。

「まみ。パパが亡くなったの」

「え?大丈夫?しぶ、しぶ。大変だったね~。あ~私、今、お腹に赤ちゃんいて、すぐに動けないけど、しっかりするんだよ」

って彼女は励ましてくれた。

秋田に帰ってからも何かの時には会って、笑っておしゃべりしあった。東京の病院に入院中も神社参拝が趣味の彼女は行くとこ、行くとこで、お守りを買ってきてくれて、また、秋田ゆかりのお土産をどっさりと持参してきてくれました。

そんなこんなで、ありがたいことに、友達の思いを感じるとすぐには死ねません。笑

さらに、ひょんな閃きから、お地蔵さんという相棒に会えたことで、日々にテーマがあり、本当にいろんなご縁に助けられて今の私が存在していると感謝の気持ちでいっぱいです。。

本当にありがとうございます。

さて、そのまみさんに、男鹿のお地蔵さんを送ってほしいの~。お魚で忙しいだろうから、時間見てでいいから~お願いしま~す、と、お願いしたら、早速写真と、コメントを送ってくれました。

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まみが貼ってくれたURLに飛んでみたら、とても長い歴史のあるお地蔵さんのようで、日本海沖地震の津波の様子も見ていたしゃったのだと感じました。

【延命地蔵の伝説】
天保末期、戸賀村塩戸の5人が船で漁にでたところ濃霧に覆われて帰れなくなってしまった。3昼夜ものあいだ海上をさまよい食料も尽きて、一同懸命に神仏に祈ったところ、3日目の夜明けごろ一条の光が海上に輝きわたった。その光の筋の先、明けの明星のある東にめがけて一心不乱に船を漕いだところ、ようやく大きな岩に上陸することができ、その大岩を「明道の岩」と名付けた。5人が無事もどったということで、漁民守護のため北浦雲昌寺の和尚さんがここに地蔵尊を建立。毎年6月24日には地蔵尊まつりが行われるようになった・・・。

男鹿市観光商工課 公式ブログより引用

と、言うことで、海の安全を祈願していらっしゃるお地蔵さんでいらっしゃいました。

それで、

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5日と一時間の旅をワープしていただき、このように絵を描かせていただきました。では、しばし、ツインズ、お地蔵さんと私の会話をお聞きください。

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「おはようございます。お地蔵さんのお二人さん」

「あ、おはよう~~」

「お二人見ていると、高校時代の私とまみちゃんみたいです」

「え?なんで?」

「私は背がそんなに高くなく、小太りで、まみは、背が高くスリムだったので・・・本当にコンビの形態がそっくり」

「あはは。そうだったのね~」

「いつもまみに私は引っ張ってもらってた感じがするの」

「そうなんだ~」

「パパがいないでしょ。で、子ども、上女、下男って年子だったから、夏休みにまみの家に二人を預けて合宿させてもらったり。まみのうちはお子さんが3人、女子・男子・男子って、さらに、まみの旦那さんが、またまた、優しい人で、私の子どもたちに海での潜り方を教えてくれたりして」

「本物の漁師に直接伝授されたのか~」

「そうなの~。なんか、海の岩の上で貝をバーベキューして食べたとか、帰ってきたら、楽しかった~ってはしゃいで帰ってきた~」

「よかったな~」

「そう、シングルマザーってさ、お父さんってどんな風?って教えられないでしょ。でも、まみのご主人は本当にいい人なんだ~。で、嬉しかった」

「良かった良かった」

「そう、それで何もまみに恩返しできてないのにも関わず、お地蔵さんの取材をお願いしたら、しぶのおかげでお地蔵さんに出逢えた、ありがとう、なんて言ってくれる。友達ってありがたいです」

「そうだね。僕らもさ、ここで二人でいるから楽しいよ。今日の海はいいね~とか二人で語りあってね~」

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「うわ~綺麗だ~~」

「そう綺麗でしょ?」

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「あ、ちなみに、ホームページからの引用だけど、こちらは、入道崎の夕日の景色なんだ~綺麗でしょ?」

「うわ、やっぱり最高です。今、海の近くに住んでないから、夕日が海に沈む景色なんて、もう何年も見てないな~。と、いうか夕日、それ事態を意識下においてなかったかも。朝日はよく見るんだけどね~」

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「こちら、今朝の板橋区の朝日なんだ~」

「お~パープルだったんだね~」

「本当に日によって違うんだ」

「本当だよね~。僕たちも毎日、海と空の景色見ているけど、同じ日なんて、まったくもってございません。なので、何回見ても飽きませんね~」

「え、兄ちゃん時々、違う海も見てみて~って言う時あるじゃん」

「あ、お前、僕の一人言、聞こえてたの?」

「そりゃ、兄ちゃんの心は僕は感じているよ」

「あははは」

「で、時々、あれじゃん。飛んで赤道直下まで行ってくるときもあるでしょ?」

「あ、ま~な~。けど、暑すぎて、ヘトヘトになる~。ま、パイナップルはうめ~けどさ~」

「兄ちゃん、ここどういう位置だか知っている?」

「え、ここか~~?」

「北緯40度線っていってさ~イタリア・スペイン・カリフォルニアとか、最高に天候がよいエリアなんだよ~」

「え、まじ~ずっとここに座っててあんまり気にしてなかった」

「でさ、ジオパークでもあって、ナマハゲがタイアを転がしたって場所もあるんだ」

「え~~~そんな所もあるの?」

「うん。あと、もちろんナマハゲは、兄さん、知ってるでしょ?」

「もちろん、なぐこはいねが~だべ~」

「そうそう、ふ~良かった」

「あ、まずまず、兄弟喧嘩?兄弟絡み?は、それくらいにして・・・どう、秋田名物でも食べて一休みしましょうよ~」

「だね~しゃべって腹減ったな~」

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(写真三幸食品さんのホームページより引用させていただきました)

「じゃん。ギバサ乗せご飯~~~~」

「うわ~~~」

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「うめな~」

「なんでも、ポリフェノールもたくさん入ってて、このネバネバも体にいいんだってね~」

「んだ~」

「私も前にまみにキバサ送ってもらって食べたのね~。最高だった~」

「うんうん。ご飯、何杯も食べれる。繊維も豊富だから、お通じにもいいしね~」

「わ~良かった。笑顔、万歳だよね~」

「男鹿いい所でしょ?」

「はい。もう情報誌作っている頃も、本当に奥の深い情報が満載で大好きな場所でした」

「ありがとう。よし、頑張って海の安全見守りますね~」

「はい、僕も兄と一緒に頑張ります」

ということで兄弟仲良く、海の安全を見守ってくださるとのこと、

誠に有難いです。

秋田県男鹿市。不思議な海の国。

ワンダーランド。

ぜひ、コロナちゃんが終息したら、遊びに行きたいです。


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