RAYS / Snow Man
ゆるやかなるひとりごと
まずはじめに、全曲感想の前にちょっと独り言を。
これはXの方には書きません。
今回のアルバムについて
あくまでも個人的なわたしの好みからくる独り言です。
リード曲をはじめて聴いた時、どうなるんだろう、というのが第一印象で。
小声で言うなら今作もラボは超えない、と思いました。
リード曲自体をどうこうでなくて、方向性?
これはあくまでわたしの好みとしてです。
その思考はラジオでの解禁や、Oneの配信、ティザーをみても拭えなくて。
でも、アルバムを音源として聴いてはじめてしっくりきたというか、超えるのではなく、足したんだな、と。
勿論この先、また発表していくものは超える必要が出てくると思うのだけど、今、必要なものがそこにあるんだと。
そんなアルバムなんだ、と腑に落ちて、
そこにある楽曲達を好きになりました。
わたしは多分、地に足ついた楽曲が好きなのです。
RAYS / Snow Man
壮大なリード曲と先行配信曲は、これからの未来の方向を指し示しているだと思っている。
(KATANAもそれの一部だったんだろうな)
ただ、それ以外の楽曲は、もう少し割り切っていて
今足りないものを埋めたり、チャレンジ曲だったりする感じ。
このアルバムに入っているシングル楽曲が秀逸でそれぞれ個々に完成形というのもあるかも。
アルバムとしては何だろ、多国籍?みたいな感じだな、と思う。
➟EMPIRE
MVの衝撃が強すぎたから改めてイヤホンで細かい音も聴いて向き合うと、曲に重ねてあるものの多さと深さに溺れるというか。25番の圧倒する音は勿論うねるベース音がめちゃ重で、そこに入る歌声って難しいな、と改めて。舘様のXYZが良いのってそこに上手くハマってるからなんだな。
➟One
康二さんの歌声がとにかく良い。一つ抜けた感じがする。サブVoを超えつつあるというか。スノさんの歌声の、らしさというか目印になってる。
佐久間さんの優しく歌う感じも良い。解釈が合ってる感じがする。
壮大だからソロより重ねた声の方が合うな、と思うけどファン心理的には難しいんだろうな。
➟リンディーララ
これは全員の歌声かっちりハメてきてて久々に聴いてて何の違和感もない快感。全員良い。
元からある好みに合致してなくても当たり前に好きになる。
深澤さんと阿部ちゃんと翔太さんがやさしい声担当なのが本当良い。心地いい。翔太さんもってとこがミソ。
舘様のパート良すぎ。
➟endless night
目黒さんの歌い出しからとても好き。目黒さんの歌い方の使い方の正解なん。
皆の吐息な感じの中で、翔太さんのクリアさがパーンと晴れてて良い。
途中でハッとするくらい新しい歌い方の康二さんいてそれがめちゃくちゃ良い。
➟スタートライン
サビメロが良い。
違和感少しあるんだけど、サビメロに入った瞬間全部チャラになる感じする。
スノさんの全員の歌声の親和性がそうさせてる。
ラウさんの「新しい」の歌い方がめーーーーーっちゃ好き。
➟君へ贈る応援歌
スノさんのなかよし感に良く合ってて、でもこういうのなかったんだなぁ。
TOKIO感というか。こういうのって一曲あると良いよね。
ひーくん歌上手いなぁ、としみじみ思う。
➟これが愛じゃないのなら
天才的に歌上手リレーでびびる。
最初の翔太さんが圧巻で、もうこのまま全部聴かせてって思うんだけど、そこに康二さんが続いて納得させられる感じ。
で、皆上手いわ結局、ってなってからの翔太さんにまたやられるとこまで。
最後深澤さんなのがまた天才。
余韻まで計算通り。
➟ROCK'N'ROLL
曲、好き!
これMV欲しかったな。
シングルでも良い感じする。
何かこうゴチャゴチャした感想出てこなくて
とにかく好きで、もうそれだけでいいわって感じ。
ないのに映像が浮かぶ。
➟Wha cha cha
このアルバム、曲の先頭のメンバー選び全部成功してない?
ラウールさんの入り最高。
ダンス楽しみ。
舘様の歌声炸裂してて好きすぎる。
ゆ、、、、の歌声並ぶの本当いいよね。
ひーくん、康二さん、舘様、のひねり声勢がツヨツヨ。
➟KATANA
KPOP的なとこに和を足してトレンドて感じだけど、スノさんには歌舞伎の説得力があるから、上っ面とか薄ぺらくないっていうか、積み上げたものを感じられて、やりたい事と器が合ってるというか。ヒーロー感もあってスノさんだからこその楽曲で良い勝負してるだけにさらの状態で聴いてほしいね。
➟GLITCH
MVみるとダンスと映像のすごさに圧倒されるけど、楽曲としての完成度が本当に高いなと思う。ひーくんのテクニカルさがラウールさんの少し不安定なところを引き上げて無くしてる。リズムを刻む音の種類?と、そこの徹底的な外し方とか、デジタルな音の入れ方とか、全てが考え尽くされてる。
➟Hot Flow
歌詞の振り切ったトンチキ感に、全く寄り添わない良メロが素晴らしー。ひたすら良い曲というギャップ。BOOM BOOM LIGHT好きなわたしはもれなく好きになるしかない。
佐久間さんの待ってたぜ
目黒さんの待ってたの
良き。
➟ナイトスケープ
ドラム→ベース→ギター→鍵盤って
後ろの音がずーーーーーーーっと格好良い。
それが何でもない感じでボーカルを立ててて、オシャンでしかないよね、それは。
舘様のオシャ声が光りまくってる。
阿部ちゃんの声のフェミニンなところが活きてて、深澤さんの声は美しい。
➟星のうた
ボーカルツートップだから歌声は申し分なくて、それぞれにすごく良い。
ふたりの声は混ざり合う感じじゃないからリレーな感じのこの曲の感じがいいんだろうなぁ。
ギターや鍵盤の感じが懐メロくて、でも翔太さんの声が今感あるから、そこがモサくならなくて丁度良い。
➟ KANPAI Year!!
ワチャ系なスノさん爆誕。
これもうバンドやって欲しいと思っちゃう。
You worry too muchはラウさん?良い。
佐久間さんの歌声とテンション感も。
ゆるやかなるあとがき
今回のアルバム、歌割りとかどんな歌い方かとかの良いな、が一番最初に入ってくる曲が多くて。
それって多分、曲として
自分の好みとは別のとこにあるからなのだけど、
ネガティブに終わらなくて。
全部聴いた結果、いいじゃん、ってなった。
求めてるすのーまんじゃなかったけど、すのさんの良いとこちゃんと出してるなって。
シングル曲の良さを再認識したし、そういうアルバムもいいなって思った。
これまでの楽曲に無かったところを補っていくような感じで、ダンス曲が少ないけど、逆にライブを想定してる感。これまでの神ダンス曲をしっかりみれる想像ができる気がするし。
そして奥から曲の良さがじわじわと上がってくる。
そういうフェーズだったんだろうな、と思いました。
総評から少し逸れて
以下、これまでよりさらに
ただただ個人的な思考のおはなしです。
Xでもつぶやいたこととその続き?思考というか。
今回、康二さんのボーカルが本当に飛躍的に伸びてると思うのだけど、そこにどう変化があったんだろう。
元々上手かったからこそ、
そこからハッキリ分かるくらい伸びるって、
相当だと思うんだよね。
丁寧、なのかな。
上手いからサッとやれてたところを意識して丁寧に歌ってる?
舘様のダンスみたいな重ね方。
どう聴かせるか、から、
どう聴いてもらうか、になってるというか。
視点が変わってる感じする。
翔太さんのボーカルは声質の良さと垢抜けで
康二さんはテクニカルさと分かりやすい個性、だと思ってて。
ひーくんもさらにテクニカルなのだけど
ひーくんは馴染む上手さで。
だから(?)スノさんの歌声のアイコンとしては
なべこじのツートップが分かりやすくて、
ひーくんがそれに説得力と底上げを足してると
わたしは思っていて。
あと、ひーくんはダンスの主軸でもあるので
そういう面でのグループバランスとか
視覚的印象の面でも
ボーカルを強調しすぎない方が
戦略として良いのではないかな、と思っているのです。
(ひーくんのボーカル自体はメインでも遜色ない)
すのーまんは皆歌声が悪くないし
こういうアイドルは歌割りの均一性について
結構言われてしまうのだな、というのは
重々承知なのだけれども
多くに認知されるには
より分かりやすいことが重要なのだと
わたしは思っているので
ずっと、
翔太さんがハッキリとメインボーカルであることが
重要だと考え続けているし
サブボーカルが康二さんであることも
マストでベストだと思っていたので
昨今の楽曲はそれが少しブレているように感じて
不安になっていたのです。
(わたしが考える戦略こそが正というわけじゃないし
それで不安になるというのはお門違いなのだけれど。)
そうした中で、今回のアルバムで
康二さんのボーカルがぐっと伸びたのは
すごく望ましい進化で感動したし
そのことが翔太さんにも
いい影響があればいいな、と思う
し、(し?)
それがリンディーララの翔太さんの
やさしいボーカルなのだとしたら
それは素晴らしいな、と。
翔太さんのボーカルは
元々パワフルなのだろうけど
そこは推して良さが出るものじゃないと思っていて
「実は」パワフル、という感じが
より魅力的に映るのではないかな、と
勝手にずっと思っているのです。
「良い声だな」っていう
それだけが第一印象でいいというか。
それこそがアイコンだと。
なんて。
なんてね。
以上、全て。
ただただすみっこにいる
すのーまんすきだなって思ってる中のひとり
というだけのわたしの超超個人的な思考を
自分のためにメモしただけのものでした。
おしまい。