第3波のコロナカレンダー総まとめ!東京ついに1000人超え!これからどうなっていくのか?
東京では本日12月31日、1300人を超える感染者が確認され、初めて1日1000人を超えました。また全国では4000人を超える感染者が確認され、緊急事態宣言を出すべきとの声も多く出ています。しかしながら、感染拡大の状況は地域によって、また曜日によって異なるので、正しいデータをもとに判断することが重要です。
新型コロナウイルスの感染状況を詳しく知るには、コロナカレンダーを使うのが良いとされています。今回は前回記事と同じく、全国の主要都市(東京・大阪・北海道・愛知・福岡・広島・宮城)の感染状況をコロナカレンダーで見ていこうと思います。
コロナカレンダーとは
コロナの感染者数は、曜日によって多い少ないという傾向があります。日曜日が休診の病院が多いため、月曜日に報告される感染者数が少ないことや、週の後半になると週明けからの体調悪化に耐えられなくなり、病院を受診する人が増え、結果的に報告される感染者も増えるという傾向があるためです。
そのため、感染状況を把握するためには日々の感染者数の増減よりも、前の週と比べてどうなったかを調べる方がよいと言われています。これをビジュアルに表したものがコロナカレンダーです。
表の見方
日々の感染者数をカレンダー形式で並べてあります。前の週に比べて感染者が増加した場合は赤字で、減少した場合は黒字で表記しています。データソースはNHKの新型コロナウイルス特設サイトです。
東京のコロナカレンダー
東京は、特に今週に入って感染拡大が加速しているように見えます。日次ベースでは23日連続で感染拡大が続いているほか、週次では11月以降感染拡大が止まった週がありません。非常に危険な状態が続いていると言えます。
大阪のコロナカレンダー
大阪は感染縮小に入りましたが、ここ数日は感染が横ばい状態となっています。この1~2週間前に忘年会などで大規模な会食が多数行われているものと見られ、そこで感染が広がっている可能性があります。今後、年末年始の買い物や新年会、初詣などによる人出増に警戒する必要があります。
北海道のコロナカレンダー
北海道も感染縮小傾向に入りましたが、大阪と同じようにここにきて横ばい、あるいは感染拡大の気配が見えます。大阪で起きていることは大阪特有の問題ではなく、全国的に同じ問題が起きているということが示唆されます。
愛知のコロナカレンダー
愛知は感染拡大状況が続いていますが、感染の拡大幅が小さくピーク感があったところ、今週からは再拡大の様相です。人々の意識が変わり始めたところで忘年会シーズンが来てしまったということなのでしょうね。年末年始に抑え込めるかが重要です。感染者数で大阪を超える可能性もあり、人口比で見た感染率が高いのが特徴です。
福岡のコロナカレンダー
先週の記事では、急拡大を見せていると書いた福岡ですが、勢いは若干弱まったものの依然として拡大傾向は止まらず、感染スピードも他の都市に比べて速いです。福岡は危険です。気を抜くと爆発的拡大になりかねません。
広島のコロナカレンダー
広島も速い感染拡大が見られた街でしたが、ここにきて感染拡大のスピードは低下し、今週に入って感染縮小傾向にあります。ここで踏ん張れるかが重要です。広島市民の民度に期待したいですね。
宮城のコロナカレンダー
宮城も一時先行きが危ぶまれましたが、今週の感染は横ばいとなり、今後感染縮小に向かう可能性があります。もう一息の辛抱です。
営業自粛の給付金・協力金
各自治体で飲食店を中心に営業自粛、時短要請などが出されています。これらの要請に対して、地方自治体から協力金が支給されるケースも多いです。
特に国は、地方自治体が協力金を出す際に財政協力を行い、要請1日あたり4万円の給付を行えるよう制度設計を進めています。協力金や給付金のことでお困りの方は、国の中小企業政策に関するプロフェッショナルである中小企業診断士に相談してみてはいかがでしょうか?
イチコンでは、こちらでWeb経営相談を受け付けています。全国の中小企業診断士にメール相談が可能です。