新型コロナ、第４波がやってきた事をデータで示します

感染者数が減らない？増えてますよ？

第３波で国は緊急事態宣言を行い、感染者の抑え込みを行うことに成功しましたが、ここに来て緊急事態宣言は解除できず、人の動きは減らずという状況となり、緊急事態宣言を解除せよとの声も高まってきました。

で、現状コロナはどうなっているのかという話なのですが、実は新規感染者が増えてきています。減らない減らないなんて言っている状態ではなく、既に増えてきているのです。これからそれをコロナカレンダーで見ていきたいと思います。

コロナカレンダーとは

コロナの感染者数は、曜日によって多い少ないという傾向があります。日曜日が休診の病院が多いため、月曜日に報告される感染者数が少ないことや、週の後半になると週明けからの体調悪化に耐えられなくなり、病院を受診する人が増え、結果的に報告される感染者も増えるという傾向があるためです。

そのため、感染状況を把握するためには日々の感染者数の増減よりも、前の週と比べてどうなったかを調べる方がよいと言われています。これをビジュアルに表したものがコロナカレンダーです。

表の見方

日々の感染者数をカレンダー形式で並べてあります。前の週に比べて感染者が増加した場合は赤字で、減少した場合は黒字で表記しています。データソースはNHKの新型コロナウイルス特設サイトです。

全国のコロナカレンダー

全国の新規感染者数は、3/6の週に増加に転じ、3/13の週には赤字、つまり前の週の同じ曜日に比べて感染者が増加している日が6日にもなりました。明らかにコロナは再拡大しています。

仙台が危険な状態、全国的に感染者数は増加

この記事の最後に感染者数が増加している都道府県のコロナカレンダーを挙げていますが、北海道から沖縄まで、主要な都道府県では全て感染者数が増加するような状態で、むしろ東京の方が感染者数の増加率は低いという結果になりました。

特に仙台は感染者数の伸びが大きく、このままでは緊急事態宣言に至る可能性もあります。地震のあとから感染者数が伸びてきており、心配です。

日本に安全な場所はないのか？

こうした図を見せられると本当に日本に安全な場所なんてないのでは？と思いますが、実はあります。秋田県は過去１ヶ月、全く新規感染者が出ていないコロナ清浄県です。

鳥取や島根も過去2週間、一切感染者が出ていないほか、本州の日本海側は全体的に感染者数が少ない傾向にあります。日本海側に疎開する場所がある人は、思い切って移住してみるのも手なのでは？バイキン扱いされるかもしれませんが。

主要な感染者増加地域のコロナカレンダー

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