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映画スターならOK

ウィル・スミスがアカデミー賞司会のクリス・ロックをビンタしました。

妻の脱毛症をネタにされたからである

それ自体怒って当然だと思うし、明らかにダメないじりだと思う

本人がネタにしたわけでもなく、本人は笑っていなかった

するとウィル・スミスは壇上に上がり、不意にクリス・ロックをビンタして怒りを露わにしたのだ


その後受賞したウィル・スミスは涙ながらにスピーチしたわけです

私が疑問を感じたのは、これに対してネットが絶賛している事


たしかに悪いし、自業自得の部分もある

しかし「いかにどのような事情があろうと戦争を起こしたプーチンが悪い」「武力行使は許される事ではない」と言っていた人々はどこへ行ったのか

いついかなる理由があっても暴力はいけないのではなかったのか

正当防衛ではない

一喝し、制止したにも関わらず侮辱を辞めなかったわけでもない

「いいかい?今の発言に対して一発だけビンタするよ?」

と宣言したわけでもない

不意にビンタしたのだ

体はウィル・スミスの方が大きいし鍛えてもいる

これは「絶賛」すべき行動なのだろうか??

だったら、NATOと西側、ゼレンスキーに挑発されたプーチンは悪くないのか?

プーチンは関係のない非戦闘員を虐殺しているから、そこに違いはある

それは間違いない

では

プーチンがウクライナを訪れてゼレンスキーをいきなり殴っていたら絶賛されたのか??

侮辱したのが日本で超人気のハリウッド俳優で、ビンタしたのが日本人があまり知らないコメディアンならどうだったのだろう…

もうそうなると、ゼレンスキーも映画スターだしコメディアンだけど、プーチンは元KGBだからプーチンが暴力的で怖い人というイメージがついてる可能性もあるけど…

もしも誰かが「ウィル・スミスには暴力癖がある」と暴露し出してクリス・ロックがムチ打ちに悩んで仕事がままならなくなり「いや、でもあれは自分の発言が悪いから彼は悪くない」と言ったらどうなるのか

恐らく想像している通り手のひら返しで逆転する


受賞した「ドリームプラン」は「単なるテニス映画ではなく家族を守ることがテーマとなっている」と言っていたが、もしかしたらこれも演出なのではないか

家族を守った演出

もしこれが演出で、不意にビンタされたクリス・ロックがよろめく事もなく、ショック状態になる事もなかったのは、そして関係者も誰も出て来なかったのは、宣伝の為の演出だったとしたら

だとしても暴力を肯定する演出の意味は?

この時代に

不意にビンタするって


猪木・藤波の飛龍革命じゃないんだから



一丁

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