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『ゴールデンコンビ』が格好良い。

 主題歌も格好良いのか。

 Amazonプライムで『ゴールデンコンビ』を見た。
 面白かったなあ。


 私はお笑い芸人という仕事が地球上の中で一番格好良いと思っている。

 それは別に格好をつけている芸人さんが素敵、という話ではなく。
 例えば舞台袖での真剣な眼差しとか、今回でいえば即席のコンビで話し合う様子であるだとか。
 そんな滲み出るような様の格好良さに見惚れてしまう、という話だったりする。

 今回はアドリブで挑むことが番組的にも多く、その格好良さが画面に多く収められている。けれど一転、舞台に出れば芸人たちがやることは笑わせること、ふざけること、馬鹿らしいことなのがギャップを引き立たせて良い。

 また、コンビの組み合わせも、メンツの揃え方も、バランスが絶妙。
 人気が出ればシーズン2もあるかもしれないが、1ほど被らずにどのコンビの良さも出るような組み合わせはないかもしれない。(それを超越するような2も見たいとは思うが)

 あっという間に一気見してしまった。
 推しとかを作るのが苦手なタイプなので、どのコンビが一番などはないのだが、ハライチ澤部とスリムクラブ真栄田のコンビは愛があるように感じた。

 真剣な人は格好良い。
 そこに人は惹かれていく。
 そしてコンビという関係性が自ずと絆を際立たせる。

 となれば作り出されたシステムがまず素晴らしい。
 よく練られた面白い番組という印象だった。

 
 あとゲストが出るから見ないみたいな考えをしている人もネットだと見られるが、それは勿体無い。

 ゲストの存在がコンビの笑いを際立たせているケースも意外に多くあるのにな。
 まあ、観て肌が合わなかったのなら仕方がない。観ずに文句言ってる人は、あんなにゴリゴリのお笑い番組ないのになあ、って思ってしまう。

 というか逆にバラエティ見てる人ならあのゲストのチョイスぶりはきちんとお笑いをやろうとしてるからの(適正が高い人が多いという意味で)人選なのもわかると思うのだけれど。

 一生懸命ふざける人は格好良い。
 一流の人たちであれば余計に。

 そして一流であればあるほど、ふざけて、おちゃらけていく芸人という職業が私は、やはり大好きだ。


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