ブラックビスケッツは『Timing』よりも『Relax』
平成初期のSMAPが大好きである。『SHAKE』なんて今聴いてもキムタクの「プルゥゥゥハァァァァ」並に盛り上がれる。あの底抜けの明るさ、なんなんだろうな、平成初期の。そこかしこに希望の香りがするというか。
本日はそんな私が見つけた平成初期のSMAPっぽい曲、いわゆる『ジェネリックSMAP』を何曲か紹介していきたいと思う。いつかジェネリックじゃない本当のSMAPが見れる日を祈りながら。
①乃木坂46 『I see...』
乃木坂46の曲は『君の名は希望』や『何度目の青空か』などがとても好きで、そんな中明るい曲調の『I see...』は乃木坂のイメージが変わった一曲。
いや、きっと知らないだけでこういったタイプの曲は他にもあったのだと思うけど、このアップ感やキラキラな風体は何故シングルカットしなかったのだろうと不思議に思うくらい。
これがめちゃくちゃ平成初期のSMAP楽曲っぽい。なんだろう。何のアレンジがそう思わせるのだろうな。シンセのメロディラインか。サックスの感じか。外国の人っぽいコーラスとか。サビ前の「テテテテテーン」とか。あとは、MVがみんな楽しそうとか。あとは歌詞が、ちょっとSHAKEっぽい。
②ukka「それは月曜日の9時のように」
名曲すぎんだろ。
前述した乃木坂が”しっとりとした””ラグジュアリーな”楽曲なのに対して、こちらは”明るくて””ポップ”、しかも恋の多幸感をこれでもかとメロディや歌詞やアイドルの姿でぶつけてくるのが本当に良い。タイトルもいい。月9という一定の層には刺さるラブストーリーの金字塔。恋は素晴らしいよな、恋って愛おしいよなと思わせてくれる作品。サビの「ラブストーリーは突然に」という歌詞が小田和正の曲とダブルミーニングで、そこも楽しい。
この溢れんばかりの多幸感と、好きな誰かに会いたいよって想いが、SHAKEみがあって非常に良い。あとはこんなタイトルをつけておいて最後は「月曜日でも日曜日でも関係ない君に会いたい」って歌うのずるいよな。
③ブラックビスケッツ『Relax』
ブラックビスケッツは『Timing』よりも『Relax』が好きだ。このケレンみ、豪華さ、そしてサビのキャッチーさ。というかめちゃくちゃSMAPの楽曲みがある。聞き応えがあるよな、と。後半のビビアンが歌うラップパートもいい味を出してる。
”さぁブギウギ夢のWonderland”のザ・サビみたいなところも良いし、”自分なんか脱いだっていいんじゃない”のじゃない、の部分が聴いてて気持ちが良い。
個人的には『Timing』くらい売れてもいいのになと思うのだが、やっぱりナンちゃんと天野っちがボーカルだったのは大きかったのかなあ。天野っち歌、うまいんだけどなあ。なんかよくわからないツノみたいなのも生えてるし。ナンちゃんはもみあげがすごい。
サビの高揚感は、結構他の売れているJPOPなんかに引けを取らないと思う。本当に良い。勿体無いくらい名曲。
いかがだっただろうか。
ぜひ皆さんも、コメント欄などでSMAPみのある楽曲を教えてほしい。
お待ちしておりますプルゥゥハァァァッ。