迷惑をかけるレベルの酔っ払いを見ると「おっ、酒の力でしか自身を表現できない意思薄弱人間さんだ。」と思ってしまう。ごめんな。ほんま、ごめんやで。

　”酒を言い訳にして大暴れるする酔っ払い”が大嫌いだ。
　いや、酔っ払わないとやってられないくらいの大きなタスクというものが存在して、気を紛らわせるためのお酒というのもあるのだろうが。

　お酒が苦手な私からすれば、特に人様へ迷惑をかけるくらい酔っ払ってる人を見ると、「そこまで酔わないとやってられないのか、人間の営みを。」「いや、たとえそうであっても、他人に迷惑をかけていい理由にはならないもんな。」「というか、酒の席での無礼講をアルコールのせいに全振りしてやりたい放題って。」「というか、お酒の力を借りないと生じない意思なんて。」「そんなになのか、あなたの生活は。人生は。」「ちょっとならいい。」「暴れるくらいの奴は発砲しよう。」「酒の席での暴言暴力は発砲。」「お酒がないと始まんないっすよねえ、みたいな会なら初めから開かないほうがいい。」「帰って金曜ロードショーみろ。」「お酒のコールという、ただの所属の共有確認でしかないゴミクソツール。」「お酒のコールという、ムラ社会の具象化。」「お酒というコミュニケーションを円滑に進めるツールが、なんでもOKの魔法の道具と勘違いしてる時点で人を思いやる機能はあなたに備わってない。」「酒のせいにするな。自分のせい。自己を酒で肥大化してるだけだから、その暴力性も、艶やかさも、元々はお前の根底にあるやつだ。」「なんだよ、手始めのビールて。手始めも終わりもねーよ。」「ジンジャーエール飲ませろよ、初手ジンジャーエール。」「酔拳はドーピングと同じ。」「ほぼ、ドーピング。」「本音を隠す日本って国で、お酒飲んだら隠さないでOKになる風潮、何？」「社会の裏技？」「迷惑かけるなら飲むな。」「あと、この前原付で家帰ってた時に赤信号なのに悠々と道路横断してた中年の３人組の酔っ払い、クラクション鳴らしたら「ウェェェェイ」と煽ってきたので、あの３人組を発砲しても大丈夫です警察官さん。」「嘘です。でも、足元のギリギリくらいなら撃っても大丈夫か。」とか考えてしまう。

　お酒のことは悪く思わない。
　適量を嗜む人は、むしろ素晴らしいと思う。

　迷惑かけるくらい酔うやつ。
　特に分かってて免罪符として酔っ払いにいってるやつ。
　足元にくらいだったら弾を放っても大丈夫かなあ。