君に届くなラブレター
推しとツーショを撮ってきましたあ!
そして緊張を誤魔化すために出しまくったアドレナリンが切れてから、ずっと地の底を這うような不調に襲われています。
微熱が長引いててしんどいです。あーあ。
この不調からなんとか脱出するために、書いて頭の中を整理することにしました。
これはその備忘録。
ファンレターはラブレター
突然ですが私はファンレターを書くのが物凄く下手です。引くほど下手!
そもそも自分の感情全般(特に“好き”という気持ち)を気持ち悪いと思っているので、ファンレターを書くこと自体抵抗があります。
それでも本人に直接感謝の気持ちを伝えたい一心で、四苦八苦しながら書きました。
ファンレターって、ラブレターだと思うんです。
あなたのここが好きです、これが好きです、だからあなたが好きです。
私が書かなくったってきっと誰かが書くと思うけど、私にしか書けない”好き”も確かにあるはずだと信じています。
だってあの日、あの劇場のあの席で見たあなたの姿は、私だけのものだから。
書かなくちゃ!と思いました。
観てみるまで面白いかどうかわからない舞台に高いチケット代を払って、時間をかけて劇場に足を運んで、あなたのお芝居を観に行くのは、それだけの魅力が、価値が、信頼が、あなたにあるからです。
図々しいかもしれませんが、私はどうかそれをあなたに知っていてほしいのです。
そんなことを書いた手紙を持って、いざお渡し会へ。
宇宙でいちばん
お渡し会では、大体30秒くらい?本人と直接お話しできる時間があります。
1冊券なら4000円払えば推しに写真集を手渡ししてもらえるオプション付きでおつりが返ってきます。
一日中立って会話し続ける推し、給料5億くらい貰っててほしい。
今回のお渡し会での一番の目標は、「好きです」って言うことでした。
もうめっちゃ好きだし、超・好きだし、一生演劇を続けていってほしいと思ってるし。
とにかく。
私はただ、会って、顔を見て、目を合わせて、好きですって言いたかった。
それだけなのです。
チャンスは3回。冊数で言うと6冊、総額で言うと2万超。
待機列にいる間は本当に、暴れ出した心臓が飛び出るかと思って、マスクの上からずっと口を抑えてました。
震える足を叱咤して、パーテーションの向こうへ。
結論。大好きですって言えました!わーい!
何を話してたとか、どんな表情してたとかは正直記憶が飛んでて全然覚えてないんですけど、目が……すごく……綺麗で……走馬灯は絶対これがいいです……これでお願いします……
詳しいレポはTwitterに載せてるので良かったら。
好きです宇宙でいちばんですって言ったときが一番嬉しそうだったので、もしまたこういう機会があれば次は好き好きbotになることを決めました!
うめっさんだいすきー(鳴き声)
魔法が解けても
推しと会ってるときは幸せでも、現実はすぐそこでじっと横たわっています。
推しは魔法使いなのでひとときの夢を提供してくれますが、古来より0時の鐘が鳴れば魔法は解けるというもの。
人間は忘れゆく生き物だし、今後生きてこの記憶を忘れるくらいならもう死んでしまいた~い!とすら思います。思いました。
アドレナリンの切れた人間はこれだから!
なんとか帰宅して、猫を撫でて、布団の中でいろいろ考えました。
あのファンレター何かの手違いで燃やされたりしないかなぁとか。
やっぱり出さなきゃよかったかなぁとか。
意味もなくファンレターに書いた”好き”を数えました。
短い手紙で9回も書いてました。やっぱりラブレターじゃん。
好きです。
本人にも言ったし、Twitterでは毎日のように叫んでるし、今更何を恥ずかしがることがあるのか、自分でもよく分かりません。
多分、今までは本人に届いていないと思って軽々しく言えていた「好きです」が、伝えたい人に正しく伝わってしまったばっかりに、自分の中で明確にその質量を主張し始めたんだと思います。
要するに!
本人に言うことで!自分が想像するよりずっと!
推しが好きだと自覚したんです!
わあ恥ずかしい。やっぱりあのラブレター、何かの手違いで推しの元に届かなければいいのに。
嘘。届いてほしいです。宇宙でいちばん大好きとは書かなかったけど、また会いに行きますとは書いたので。
魔法が解けたその先で、生きてまた会いに行きます。
劇場で待つあなたに。
宇宙でいちばん、大好きなあなたに。
2024/11/07 君に届くなラブレター
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