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デンマークのプリンセスに会ったお話👸

こにーのデンマーク留学記にようこそ!またはおかえりなさい!

前回の記事が思っていた以上に好評で、1つひとつのスキやコメントがとっても励みになりました。ありがとうございます!これからもお願いします!!🤍

今回は、今年の4月にデンマークのプリンセスにお会いした時のことを書こうと思います。

プリンセスが学校に?

その前にデンマーク王室について。958年から始まったデンマーク王室は世界最古の王室の一つで、日本の皇室とも深い繋がりがあることで知られています。
現在はマーガレッテ2世が女王であり、先日エリザベス女王が亡くなってからは唯一の女性君主になりました。
その妹であるプリンセス・ベネディクテが今回私のフォルケに来校されました。

私の通っている学校(IPC)は2021年で創立100周年を迎えました👏✨
単純に100年前の生徒と全く同じ建物で勉強したり、遊んだり、ご飯食べてるって不思議。。

それを記念して2021年に大規模なイベントが行われるはずだったのですが、その時期はコロナがまだ今ほど落ち着いてなく、2022年の4月末に延期に。
ラッキーなことに、私が生徒としていた時期とぴったしでした!✌︎

そのイベントに合わせて、毎日のように学校を掃除したり(これを少し無理やりコミュニティ活動と呼ぶところがフォルケっぽい?笑)、展示の準備をしていると、ある時校長先生にふらっと声をかけられました。

「実は、今度100周年イベントにデンマーク王室からプリンセスが来るんだけどその時に生徒代表としてお話ししてくれない?」と。

その瞬間(え、プリンセス?!日本でいう皇室とかってこと、、?)とパニックになりました。
だけど(こんなチャンス2度とないかも!あるなら獲得しなきゃ!)と頭を稀に回転させることができた私は、
「とっても嬉しいです。ぜひ私でよければ、、!」と言っちゃいました。。

(したいと少しでも思うことがあるなら機会は掴むべきだよ、といつも教えてくれる友達のおかげです、いつもありがとう。)

100周年イベントポスター

プリンセスに会うための準備

数日前から何話そうか、むしろ限られた時間で何を話せるか、ずっと考えてたけど結局緊張するだけ。。先生に何話すべき?って聞いても、なんとかなるよーみたいな感じで、もう私の責任じゃない!しらない!と考えないことにしました。笑

当日はすこし綺麗めな服を着て、会う時のお辞儀の仕方をほんの一瞬だけ習いました。

左足は前に、右足は斜め後ろに。そのまま膝を曲げて(屈伸?)、左手を前に出す。左手でプリンセスの手と握手しながら、「Her majesty Princess, it’s a honor to meet you」と言います。

この練習もほんとに2回くらいしただけでスタッフみんな、大丈夫でしょー!という反応。
私はほんとにこんな軽い感じでいいの?と心配で仕方なかったです笑

大緊張してる中でも笑顔!!!えらい!

プリンセスとお話

一通りセレモニーが終わり、会食会になったところでプリンセスとお話。
私と1人アメリカ出身の学生の2人で、例のお辞儀を使って挨拶&自己紹介。

するとプリンセスから
「なぜデンマークのフォルケホイスコーレに来られたのですか?」
「どうやってフォルケを知りましたか?」
「ここ(IPC)での生活はどうですか?」
と丁寧に聞いてくださりました。

そして、近年フォルケの文化が海外にも広まってきていることが素晴らしいと思う、と話してくださいました。

10分以内の会話でしたが、プリンセスの聞く姿勢や話し方から、決しておごることなく、対等に人をみられているんだなと感じました。

必死に話すわたし、笑

印象的だったのは、プリンセスがずっと立って色んな方とお話されていること。
(これは私の学校の準備不足かわかりませんが)特別な椅子もない。すぐそばにボディーガードとかがいる訳ではなく、1人の参加者として自然といること。
そして、当たり前のように英語を話されること。

ここにデンマーク王室が国民から絶大な信頼を得ている理由を垣間見た気がしました。

こんなデンマーク人でもめったとない貴重な機会を留学生の私にくれた学校にとても感謝しています。
そして、こうやってフォルケの学生を金銭的にサポートしてくれるデンマーク社会にも感謝です。(フォルケの学生1人につき、デンマーク政府が3分の2の授業料などを含めた滞在費を負担してくれています。)

今日はここまで!これからもデンマークでの経験や感じたことについて発信していきます。
楽しみに待っててください!☺︎ 

以上、こにーでした!🇩🇰


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