ライゾマティクス_マルティプレックス 2021/6/5 ツイートまとめ➕
2012年に“Spending all the time“のビデオクリップを見た時から、PerfumeのパフォーマンスやMVが気になるようになった。
自然美の曲線の幾何学的展開とでも言えばいいのか、デジタル技術を駆使しまくりで作られているだろうPerfumeワールドはMVだけじゃなくて、LIVEも。
かなり昔、子供の頃に見た「欽ちゃんの仮装大賞」で会社の企画で応募したーとか言ってた男女3人ずつの6人での『三面鏡』の仮装が、人の動きがめっちゃくちゃ計算されてて、ストーリーもスマートで、いろいろと凄すぎて、どんだけ練習したのかと、未だに忘れられないんだけど、Perfumeは全方位でそんな感じ。
その舞台を作ってるチームが、ライゾマティクス Rhizomatiks の展示って事で、現代美術館へ。
ツイートを振り返ってみると、取り留めがないなと笑ってしまうのだけど、演じる人あっての舞台装置なので、美術館にいる鑑賞者を演じ手に見立ててるような展示の仕方に興奮していたみたい。
Perfumeの世界が好きなので、ライゾマティクスのなんか展示って聞いて東京都現代美術館いきました。
んで、展示はソレが何ぞやを語るより、その場にいる人を映像や「場」に巻きこんでやってますよー、ソレはコレですよ!という、わりかし見るスキルを要求されるインスタレーションで…現代美術でした。
まあ、これ。メイン展示の入り口で流れている演出を追加されたイメージとメイン展示が何気にシンクロしており、メイン展示フロア内にいる人の姿が、外の映像にも反映されている、説明ないけど。この角度で両方を把握できるという、区切りに意図がないとは言わないよねー?って…
展示物は「素材」で、その動きとかギミック的なものを見せていると思いきや、本当の作品は展示室外のモニターの中で、見ている人は作品にされてしまっている。見ている本人はそれを見られないし、下手したら気がつかない。パフォーマーと同じ立ち位置に置かれてるともいえるのか?…
人工衛星や交通システムとか、気にしてないけど、どこかでデータが積み上げられてて可視化されて何かしら制御されてるでかい仕組みの上で私達は日常生活を送っているわけだけど、20世紀半ば過ぎから、21世紀初期はデータをリアルタイムでビジュアル化できるようになってますと…
言ってみりゃ、2021年は20世紀なら1920年頃で、大正。そこから、20世紀末はガラケーでショートメッセージしてたと思うと、21世紀の終わりは自分の顔にsnowやtiktokのフィルタ機能をつけたまま外行けるくらいは軽いかも。
ところで、Perfume作品の基盤にはロゴが印刷されてて、かわいい。
データ云々、可視化ウンヌン、インスタレーションうんぬん、そんな「よーわからん」事を気にせず、この三つの箱の上に、のっち、あーちゃん、かしゆかが乗るから、開いた2個の箱は「ベジタリズム」踊ってるだれかふたりに乗ってもらって、あんな色でこんなエフェクトつけて…って妄想するのも良し
閉館まで残り10分で、♯東京都現代美術館 の常設展1階をざーっと見て、の、メモ。
岸田劉生
麗子像と自画像(両方とも油絵)くらいしか認識してなかったけど、人の線描デッサンがいい感じで意外。ぐぐったら麗子も子供らしいかわいいデッサンがあり、こっちの方がいいし、雑誌表紙のイラスト…
…のほうが、いいじゃんか、麗子!
油絵も味わいはあるよ、味わい深い何か。怖さな。
武者小路実篤の肖像画は、麗子デッサンと油絵の中間地点くらいの風味で安心して見られた。
ついでに、バーナード・リーチの武者小路実篤のデッサンがかっこいい。
以上。
#ライゾマティクス_マルティプレックス
#東京都現代美術館
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