GW後半に思うこと
書き出してみて、4年弱ぶりということで
自分ながら時の速さに驚いている。
紆余曲折を経て、元の職場に戻って働いている。
以前とは違い、やる気も能力もかなりポンコツだ。
更年期真っ只中、不眠、倦怠感、指先の痛み、その他もろもろ不調だし
家事も必要最低限と、かなり省エネモードで生活している。
社会人となったムスメは、さらにまぶしく、ますます遠くなってしまった。(優しいけどね)
そんな中、ついにハマってしまった、韓国ドラマ。
その昔、冬のソナタをNHKで観て以来のことだ。
きっかけは「Eye Love You」(TBSドラマ)に出演していた
チェ・ジョンヒョプさん。彼の笑顔に、回を追うごとハマってしまった。
時を同じくして「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」というドラマの存在を知り
どうしても見たくなったのでNetflixを1か月だけ契約。
今の職場に戻る前に、知り合ったSEVENTEENのファンの彼女に
韓国ドラマを観ていること、ヒョプさんの笑顔に惹かれていることなど
軽く連絡してみる。
すると彼女から返信、おすすめの韓国ドラマをたくさん、
さらにヒョプさんと、ウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンさんが共演しているドラマがあるよ、と教えてくれた。
そう、それが「無人島のディーバ」
もうそこから沼。
職場の同僚に笑われる「だって韓国ドラマ好きそうじゃん」
そのとおり、だから敢えて観ないようにしていたのだ、冬ソナ以来。
よかった、契約を1か月にしておいて。
そこから約2か月後、GWがやってきて
特に予定もない上に、車が諸事情により使えなくなってしまったこともあり
無気力な私は、またNetflixを1か月だけ契約。
今回のきっかけは、韓国ドラマではなく
大好きな野木亜紀子さんの脚本、「カラオケ行こ!」が観れることを知ったからだった。
その後は案の定の展開。
前の契約が切れた間も絶え間なく流れるネットの情報で
気になっていた「涙の女王」を皮切りに
キム・スヒョンさんの佇まいにやられ、「サイコだけど大丈夫」までイッキ見。
あっという間にGWの半分以上を費やしてしまった。
こんな貴重な連休、断捨離してスッキリしたいと思っていたのに、
という罪悪感を常に抱えながら、TVの前に座り続けた。
その罪悪感の延長上に
以前の契約の時から気になっていたドラマを選択。
「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー」
なんとなく観たこのドラマが、罪悪感を吹き飛ばしてくれた。
私の中で最高のドラマだった。
かわいくて、真面目に仕事に取り組む主人公(ムスメを応援してるような気持ちになる)
最高の上司!と拍手を送りたくなる看護師長
そんなに頑張らないでと胸が詰まる、仕事に家事に育児にと奮闘する先輩看護師(韓国のママは大変…)
主人公を見守る男性陣
様々な問題を抱えながらも、みんな必死に働いて、助け合って、患者や同僚に寄り添うドラマの展開に
ああ、本当に生きていくってしんどいなあと思いながら
言葉にすると陳腐なんだけど、それでも生きていくんだなあとドラマの世界をあたたかく感じた。
このGW中、一度だけ実家に行き、ムスメも一緒に集まって食事をした。
母ががんばっているおかげで、両親だけで生活は出来ているのだが
父は思いのほか年老いていた。いや本当は会うたび感じていて
離れていることを言い訳に、会うたび重たい気持ちを抱えて帰路に着く。
そんな重たい気持ちを、このドラマに励まされた。
さあ、あと2日でGWが終わってしまう。
現実逃避な契約は、残りあと約3週間だ。