見出し画像

『好き好き 大好き!』 ①旅チャンネル

記念すべきコラム初回っ!いよいよスタートします…♡第1回のテーマは「旅チャンネル」。もはや私の日常生活に、なくてはならなくなったテレビ番組を紹介したいと思います。「旅チャンネル」はCS放送のプログラムです。

わが家は基本“民放地上波を観ない家”です。現在住んでいる家にCS放送を熱望したのは息子だったのですが、私が“CS…入っててよかった♪”と思ったのはコロナ禍がきっかけ。不要不急の仕事に分類され自宅待機になった私。連日のニュースやとにかく地上波放送にウンザリの毎日で、何となくCSをつけてみたのです。
わが家のCSの役目は「プロ野球のごひいきチームの全試合観戦」と「競馬中継視聴」なのですが、コロナ禍のある日…たまたまつけたCSで旅チャンネルの番組にハマってしまい今に至ったのです。今回は特に「私のお気に入りの番組」を3つご紹介します。

1.ドライブインラーメン探訪
CSと地上波の旅番組のいちばん違う点は“リポーター不在”で進行する番組が多いということ。誰だかわからない若い女性リポーターもいないし、映えなどもまったくノーマーク。カメラが視聴者の進行方向にひたすら向いているので、自分が実際訪れて“まるで現場を見ている感覚”なんです。そして進行はナレーションのみ!この番組のナレーターは俳優の佐藤二朗さん。同世代の彼のダジャレやアドリブはやや暴走気味のときもあり、世代がダダ漏れしていてたまりませんっ!(〃ω〃)彼も本当に自由にやっている感じが可笑しくてハマっています。何より“本当にまだこんなドライブインがあるんだぁ…!”と思わずにはいられない年期の入ったドライブインや、時代に逆行しているようなドライブインと“そういうお店の店主さん”を観ることが、まるでガチャガチャを廻す感覚っ!「CSでないと成り立たない感」が本当に大好きです💕

2.秘境駅の旅
この番組もリポーター不在、ナレーションのみ!しかも、うっかりすると列車しか出てこなくて“人間が一人も映らず、ナレーター以外の人間の声が流れない番組”なんです!21世紀ですよ…。すごいですよね(;・∀・)
私は特別「鉄道好き」ではないと思っていたのですが、この番組を観るようになって、秘境駅とか無人駅の情報を少し知るようになって“鉄道の景色好き鉄かも…?”と自覚しました。(もともと旅好き、乗り物好きではあったと思うのですが。ちなみに夫の実家へ向かう際に利用するJRの路線で、人生初めての無人駅に遭遇!それはそれは驚いたものです。)この番組でかじった情報を妹の夫(鉄道好き。特にSLと列車鉄。)に披露して、さらにいろんなことを教わったりもしています。
番組のロケを想像すると、本当に「数時間に一本しかない列車の撮影」だし、駅のまわりには「商店はおろか民家もないような風景」が普通。まさに番組を作っている方の「無人駅への底なしの愛着」がじんわりと伝わって来るのが私には心地いいんです。ニッチなものへの情熱に惹かれる人間が視聴する番組…。それもCSだからこそ成り立つんだろうなぁと感じます。(^_^;)
エンディングには中島みゆきさんの名曲『ホームにて』が流れるのですが、なぜかいつも胸が熱くなります。この番組が沁みるとき“あぁ、アタシ心が疲れてるんだなぁ…”と自覚します。そう!癒やされるために観てる番組です。

3.地球絶景紀行
1と2は国内を行く旅番組ですが、地球絶景紀行は海外を行く旅番組です。子どもの頃から、海外の情報番組の大好きだった私。特に「なるほどザ・ワールド」がいちばんのお気に入りで、フジテレビの益田由美アナ(当時)は憧れの女性でした。(迫文代アナも好きでしたよ。)
地球絶景紀行もレポーターなしの番組。グルメは少なめで“訪れて観光して人に出会う”がテーマのような番組と私は思っています。この番組もレポーターなしなので、まるで自分が旅をしているかのような視点が楽しめます。この番組で驚くのは、おそらく「仕込みなしで出会う現地の方」が本当に親切なこと!“そこまでする?”というくらい、面倒見がよくて私は観てるだけなのにいつも感激させられてしまってます。(ナレーターは俳優の安田成美さんですが、実際に旅をしているのは女性か男性かもわかりません。)自力でこの番組で紹介される絶景に行けるかはいつもかなり難しそうなのですが、人の親切に導かれて、身の安全を確保出来る英語力があったら“何とかなるのかも…”と思ってしまいます。何より「みんなが行くような所はもういい」と思う人にはたまらないものがあると思います。平日休みの日、朝のうちに洗濯と掃除を済ませ、お茶を淹れて1時間…この番組で旅行気分・現実逃避をします。
あまりにもささやかな幸せに、涙が出そうになります(。>﹏<。)

他にもオススメの旅チャン番組はあるのですが、リポーターの方や旅チャンで取り上げるアイテムからも『好き好き 大好き!』が書けそうなので、ここでは番組3つに絞りました。
ぜひ機会があれば“旅チャンで旅気分”…体感してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?