自由って何? 権利って何?
自由とは、一言でいうと、ほっといてもらえるということ。要するに、(基本)勝手です。
英語でいうと、freedomですがlibertyが正確です。
心の中で何を考えてようと、そこは窮極の自由が保障された場所(内心の自由)。妄想好きな方たちの、憩いのオアシスです。今日はマジです。☕
だけど、内面を外へ発表するとなると、話は別。他者を傷つけるような行為は基本許されません(表現の自由とその限界)。
当たり前。相手にも、(基本的)人権はありますからね。
あなたも、「人権を行使」(=自由)出来ますが、相手だってやはり行使できるのです。
限界を越えてしまうと、自由の相方、すなわち責任をとらされることになります。
「自由」とセットなのは「責任」(罰則)です。損害賠償や刑務所にぶちこまれるわけです。
では、自由と権利の関係はどうでしょう?
自由=権利という感覚だけでいいのでしょうか?
勘のいい方はもう気づかれてますよね。
そうです。「権利」の相方は「義務」ですよね。
もうきつくなってきている方のために、もう一度まとめますね。
人は「生まれながらにして」基本的な人権を持っています。この段階では、「国家という言葉は出てきません」。この段階では、自由=権利(基本的人権)なのです。
ですが、商売されてる方はよくお分かりだとは思いますが、経済活動の自由まで、自由が膨らんできますと、「国家が登場」してきます。
自由の問題というより、権利関係の問題となるのです。だから、そこでは、権利権利という言葉が、やたらととびかっているのです。
たぶん、今日の話は、法学部でもかなり勉強されてないと、把握できてない方が、多いと思います。
まあ、この辺りにしておきましょうか。
ではでは。
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