ワインコメント「Remi Leroy Extra Brutレミ・ルロワ エクストラ・ブリュット」

Remi Leroy Extra Brut
レミ・ルロワ エクストラ・ブリュット

ロゼと間違えてしまうようなピンクがかった色。口に含むとりんごの蜜のような凝縮した果実味と熟成香が口いっぱいに広がります。ドザージュ2g/lというのを感じさせない果実味はベースとなるぶどうの収穫年が暖かかった2020年のぶどうだからかもしれません。

香り、果実味、熟成感がしっかりしたワイン。ただ、後味に酸味が残るので、飲み応えはしっかりあるけれど、重さを感じさせないバランスの良いワインです。

今回試飲したものは三品種がブレンドされたExtraBrutのものでしたが、その他にもブラン・ド・ブランやノン・ドザージュのものなど他のキュヴェもあるようなので、そちらも試してみたいと思わせるようなシャンパーニュでした。

レミ・ルロワはシャンパーニュ地方南部のコート・デ・バールの若手生産者。父の代からぶどう栽培農家としてぶどうを販売していました。レミ・ルロワはボルドー大学で醸造を学び、ルイ・ロデレールとヴェット・エ・ソルベで修行をした後、2009年から自身のワイン作りを開始。現在はネゴシアンとしてぶどうを販売しながら一部の区画で自身のワインを醸造しています。また、単一年、単一区画のワインを作る準備中とのこと。

また購入したい度 ★★★★★

<テクニカルデータ>
ぶどう:ピノ・ノワール 60%、シャルドネ35%、ムニエ5%
ベースワイン:2020年
リザーヴ・ワイン:30%
ドザージュ:2g/l
デゴルジュマン:2022年9月

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