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ひーらいたひーらいたれんげの花がひーらいたー
「つくしのれんげ」という名前は、何年も見ていない春の花、懐かしい幼い頃の春の風景を思ってつけました。
毎春、どこかでつくしやれんげを見ることができないかしら? と思いながら東京では実現できずにいたので、昨年、思い切って「れんげ草」の種をネットで購入して、庭に無造作に蒔いてみていたのでした。
桜の季節も終わり、花大根の紫の花も咲き始めましたが、れんげの可愛い花の姿を中々見ることができません。そこで、ネットでれんげの葉っぱの画像を探して、もしかして、れんげの葉が出てる!? とちょっと期待して待ってみたのが10日前位だったでしょうか。
昨晩の東京の雨は☔️久しぶりの本降り。屋根や軒を打つ激しい音を聞きながら眠りにつきました。
今朝は、夜明けと共に澄んだ青空が濃くなっていき、洗濯機を張り切って回したり、軒下で読書などして過ごしていたのですが、落ち着いた頃、ふと「れんげはどうかしら?」と庭をのぞいたところ、
「あ!」
咲いているではないですか❣️
花大根の周りにいくつか可愛い、あの懐かしいれんげの花が! 土や日当たりのせいか少しか弱い感じですが、すかさず写真を撮って、一輪だけお部屋にも飾ったのでした。
ついウキウキと「ひーらいた ひーらいたー」とこれまた懐かしい童謡を心の中で歌っている自分に気づいたので、「どんな歌詞だったかしら? 」と検索してみると、なんとこの童謡のれんげは、蓮華、すなわち蓮の花のこと、という解説を見つけてしまいました。あらら。
ついでにYouTubeで童謡の動画を見つけたので見ていて思い出したのが、童謡を歌いながら友達と手をつないでおゆうぎしたこと。そして「ひーらいたー」と言っては広がっていた輪を手を離さないように勢いよく「つーぼんだー」と言いながら真ん中に集めるのがなんとも楽しかったこと。
今さらながら、蓮の大きな花が開くイメージと固く花びらを閉じているイメージがおゆうぎで表現されてたのだなーということが はっきりわかったのでした。
今日確認した動画には、かわいい子どもたちのおゆうぎのイラストが描いてあったのですが、最後に、どうも「れんげ草」の絵があったことが、私の中ではちょっとした「おち」になってしまいましたが。
今こうして文章を書いている間も外では、うぐいすが、今日の終わりを告げるように美しい鳴き声を聴かせてくれています。
春の喜びをゆっくり味わえた4月の日曜日。
明日からも頑張りましょう♪ と心から思えることが、ありがたい、ありがたい。