20歳の独立日記〜6日目〜
5月16日(水曜日)
「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義という本を読んだ。水野学さんはグッドデザインカンパニーという会社でグッドなデザインを生み出している、日本を代表するクリエイティブディレクターだ。熊本県のゆるきゃら「くまもん」や、NTT docomoの「iD」、東京ミッドタウンのデザインが有名。
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水野さんは一切、背伸びをしない。全てを自分の言葉で語る。自分が本当に良いものを作って、社会を良くすることを目標にしている。
デザインによってその商品がどのくらい売れたのか、どんな影響があったのかを調べるデザイナーは少ない。と水野さんは語る。クライアントの問題と向き合い、それをクリエイティブの目線から解決していく。
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「自分はスタイリストみたいなもの」その企業に似合う服を着せることがブランディングだ。
企業や個人のブランディングが注目されている。コンサルティングはビジネスに精通している人がするものだと思われがちだが、きっとデザイナーだからこそ、見えるものがあると僕も思う。この本、おススメなのでまだ読んでない方は是非。
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ロゴデザインの依頼が多い。副業をする人やフリーランスの方が増えてきたからだと思う。webサイトのロゴや、個人ブランドのロゴを頼まれることが多い依頼が来てからどうやって進めて行くのかは人によって違うと思う。僕の場合はまず、ロゴデザインの定義から説明する。
ロゴマークとロゴタイプ、シンボルマークの違いやロゴがブランドコンセプトの最小化であること。それから、そこにどのくらいあなたは「投資」しますかと尋ねる。デザインに価値を見出していないクライアントに対して、この方法は効果的だと思う。
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Twitterの運用についても最近考えている。バズって、フォロワーが何千人増えたとしてもターゲットに届かなければ意味がない。最近は大阪のスタートアップ企業のサポートを考えている。若い起業家の生活パターンを研究して、ツイートする時間を工夫しようと思う。あとは、フォロワー分析。まだまだ時間がかかりそう。
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ツイートアナリティクスをよく見る。過去28日間でTwitterのフォロワーが67人も増えていた。エンゲージメント数(そのツイートにどのくらいの人が反応したか)なども詳しく確認できるので、フォロワーを増やしたい人はまず参考にしたほうがいいと思う。
毎日こんな感じで、専門学校生やフリーランスになりたい方、デザイナーに転職したい方に向けてリアルな日記を書いています。参考になれば嬉しいです。
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