20歳の独立日記〜89日目〜

8月7日(火曜日)

ずっとお金を稼ぐことに抵抗があった。ロゴを作っても、「5000円で良いですよ」「いや、もう、お金は良いですよ」と言っていた。

ゾッとする。

ホントは自分に自信が無くて、お客さんが払った金額と、自分の作ったデザインとのギャップを指摘されることに怯えていた。

だから、どれだけ仕事をしても、入ってくるのはスズメの涙ほど。毎日毎日働いていた。

フリーランスには2種類いる。プロのフリーランスなんちゃってフリーランスだ。プロとなんちゃっての違いは、「主導権が自分にあるか」だ。

主導権が自分に無いと、相手に振り回されてかなり疲れてしまう。プロはフリーランスの名前通り、自由に働いて自由に生きる。

会社勤めから、フリーランスになったのにフリーランスの特権を利用できない。プロのフリーランスになるにはどうすればいいのか?

武器を磨くしかない。

武器とは「フリーランスとしての売り物」だ。売りたいものではなく、買ってもらえるもの。

僕もそうだけど、なんちゃってフリーランスには、仕事はたくさんある。

でも、それは単なる切り売りだ。

売り物の弱いビジネスは価格の安さで勝負するしかない。

自分の身を切って、自由な時間を安値で売る。タコが自分の足を売るかのよう。

武器を作ろう。誰にも負けない武器を。一点勝負はしなくていい。例えば、デザイナーの岸本さんは司会もできるし、イラストも描けるデザイナーだ。

点では無く、面で勝負する。

きっと、
あなたにしかできない仕事がある。

あなたにしかできない仕事の依頼が来れば、主導権を握るのはあなたしかいない。だって誰もできないんだから。

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