20歳の独立日記〜31日目〜
6月10日(日曜日)
今日は人の家に泊まった。
よすだくんという面白い人がいる。よすだくんは無料で泊まれる宿を経営している。彼を知るきっかけはTwitterだった。何とも現代的な出会い。
会いたいと思ったときにはDMを送っていた。「よすだくんのとこ、泊まって良いですか?」「あ、全然良いすよ〜」
そして今日。
どんな人が来るか不安だった。
「あ、どもー、モリクラさん〜」
無料で泊まれる宿のオーナーは、とても気さくで、話し上手な方だった。色んな話が聞けた。お金2.0、今までにあった怖かった話。
泊まれる家を探してるという話をしたら、お世話になっているシェアハウスを紹介してくれることになった。
2人でボードゲームをした。
チェスで対決をした。
モリクラが勝ったら宿のロゴを無料で作る。よすだくんが勝ったら、僕のことを褒める記事を書いてくれる。
その結果、よすだくんは僕のことを褒める記事を書いてくれることになった。
久しぶりに大きくガッツポーズをした。
-----
今日はよすだくんの家には、僕の他に5人が泊まる。昆虫食YouTuberのさんしちさん、ゆでたまごマスターのケイゴくん、メンヘライラストレーターのマキタさん、WEBマーケターのこにこなさん。そして、よすだくんの彼女。
お気付きの通り、一番すごいのはよすだくんの彼女だ。
よすだくんに聞くとほぼ毎日、人が泊まるらしい。恐る恐る喋ってみると、これまた良い人。「モリクラさんは何をしてるの?」「え、えっと、グラフィックデザインです」「そうなんだぁ、いいねぇ〜」
ちゃんと喋らなくていいよ〜
カッコつけなくていいよ〜
オトナな女性でそんなオーラを感じた。アメリカのアニメーションに出てくる女の子に似ていた。
彼女さんはアパレルの販売員をしているが、他の5人はpolcaの投げ銭や、ブログを書いたり、フリーランス的な働きをして暮らしている。本当に自由な暮らしをしている。
東京から大阪までヒッチハイクで8時間かけて来た。
僕が東京に行ったことが無いことを告げると、「じゃあ明日からヒッチハイクで帰る?」「いや、明日は仕事が…」
「じゃあ、仕事辞めよっか!」
こんな人達と一緒にタコ焼きを食べに行った。見知らぬおじさんと意気投合し、お酒をおごってもらった。
話をよく聞けば筑波大学に行っていたり、多摩美術大学の人だったり、僕からすると凄い人達ばかりだった。
ここ最近、少ししんどかった。
大きい案件をかかえていて悩んでいた。やってもやっても、仕事が終わらない。連絡しても、修正の連絡ばかり。見えない闇の中でたたかっている感じ。
チェスでガッツポーズして、タコ焼き屋さんのおじさんと大笑いして、彼女さんとお話したら何だか気がラクになった。
仕事がどうにかなるわけじゃない。
ただ、ラクになった。
やっぱり人と出会うの好き。
そういう場所が今の日本に大事なんだと思う。
よすだくんと何かしたいなぁ。
よすだくんの褒め記事楽しみだな。
昨日の記事 :
お気持ちだけでも飛び上がって喜びます