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DaiGo著『超効率勉強法』 考察ノート

問題集の正しい使い方は『買ったら破る』?

問題集を買ったことはありますか?問題集は大抵単元ごとにカテゴリ分けされており、復習のページでない限り同じ類の問題には出会いません。しかし真面目に順番にやっていると飽きてしまうことや苦手な単元でつまづき挫折してしまうのが正直なところ。そこでDaiGoさんは問題集を裁断して使うことを提案しています。何を言っているんだ?と思った方もいると思いますが、順番をランダムに入れ替えることにより本番である試験に近い状態で勉強することができ、応用問題にも強くなるというメリットがあります。

復習には適切なタイミングがある

よく「帰ったら復習すること」と先生が言っていたのを思い出します。ですが復習にも一番効力を発揮するタイミングというものがあるそうです。その具体的な日数まで提示されています。

当日→1~2日→7日→16日→35日→62日

人間の脳は省エネ活動をしたがります。なのですでに頭の中に在る情報を再び勉強するというのは「無駄」と判断しその作業に対して手を抜き始めます。せっかく時間を割いてもその効果はあまりないということです。しかし忘れかけているものを再び叩き込もうとすると脳はそれを大切な記憶と認識し、より重要性の高い場所へ保存します。使用頻度が高いものもまた同じです。

英単語帳は汚すもの

私の高校では毎週末、英単語テストがありました。出題範囲は配布された英単語帳で授業の合間や体育の空き時間などに血眼になって覚えていました。しかしなかなか覚えられないものも少なからずありましたが、不器用だったので案の定テストでは間違える始末、、、
これに対してDaiGoさんは各ページ内で覚えられない単語にマーキングし印象を与えるというこのを推奨していました。こんな些細な手間で変わるものか!と思っていましたが効果は激的であるとの研究も出ているそうです。(もっと早く知っていれば、、、)

教えるつもり学習

ある研究で「この後にテストがある」グループと「この後に他の生徒に勉強した内容を教えなければならない」グループに分かれて勉強をさせるという実験を行いました。その結果は、後者の方が勉強した内容をより理解していたというものになりました。これは他人に教えなければならないという責任感から伝える内容の要点整理や説明のための再確認がなされるからです。私も現代社会の内容を授業形式で教えていました。その結果私よりその生徒役の友人の方が高得点をたたき出していました。(おかしい、、、)

教えるつもり学習の応用
                『グループゲーミング』

やり方:➀友達同士で問題集の単元を設定し個別で勉強
    ②後日、設定した範囲内からランダムに問題を選び、
     ルーレットで解説者を選ぶ

遊び半分で行うと効果は期待できませんが皆が真面目に取り組んだ際の結果は絶大であると考えられます。


上記のほかにも仮眠の作用や記憶力を高めるメソッド等の記載もありました。メンタリストのDaiGoさんはこのほかにも様々な本を書いています。習慣術なども興味深く参考にさせていただきました。ぜひ機会があれば読んでみてください。

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