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フランス旅 まとめ

Outline
・1日目 移動(Brighton~Paris)
・2日目 10K RUN/ 市内観光
・3日目 Paris Disneyland
・4日目 Mont Saint Mishel
・5日目 Versailles/ 移動

★1日目
BrightonからGatwickの移動はNational Expressで。年間通じて鉄道運行は不安定なので信用ならず、バス移動を選択。そしてあとから聞いたら案の定車両トラブルで動いてなかったとのこと、勘が働いた。往復10£と安く、Gatwickまでなら時間もそこまで電車と比べて開かなかった。やはり冬のドイツ旅の時のHeathrow発着と比べると距離も近く、空港の規模も小さいので搭乗までの導線、手続きは非常に楽だった。スマホアプリがあればWi-FiなくてもCheck-inでき、リュックひとつであれば日本パスポートのおかげで出入国も一瞬だった。今回使用したのはEasyjet。ヨーロッパの格安航空で、Gatwickの南ターミナルはEasyjetがメイン。EU圏内を中心に一万円いらないくらいでたくさんの路線がある。3席×2×30列の約180人乗りの中型旅客機で、パリまでは海を渡ってすぐなので45分ほどのフライト。値段は片道40£と、中距離便と比較すると高いけどユーロスターよりははるかに安く時間も早い。

CDG空港はパリ郊外のため、市内までは30~40分ほどの移動が必要。RER空港線が延びていて、地下鉄圏内の北駅やノートルダムまでは一本でいけるが、到着日は工事のため動いておらずロワシーバス(直通空港バス)でオペラ座まで移動。普通の市バスの見た目をした連節バスだが、荷物置き場があった。この日はこのバスに乗客が集中していて車内は大混雑。道路もかなり渋滞していて1時間ほどかかったか。チケットは外の券売機で買えるとネットに書かれていたが見つけられず、バスの入り口でクレカでピっとした。

到着したオペラ座は地下鉄のジャンクション駅で宿泊予定のホテルまでも一本でいけた。ただ18時台に駅についたため列車は何本来ても超満員。地下鉄の治安のことが頭にあってずっとマシな電車を待っていたがますます混んできていたので意を決して乗車。切符の買い方、乗り方降り方、車内のルール、位置取りは何回か乗る内になれてきた。スリとかトラブルはなくて気にしすぎ?かと思ったけど念のため出口付近には立たないように注意して、バックと携帯は完全警戒で持ってた。
宿泊先のCity inは7号線の駅から徒歩1分の抜群の立地で、スーパーのALDIと日本食レストランがあるのもプラス。いろいろ動き回った今回の旅行も最高2回乗り換えで済む便利さだった。二段ベッド2セットの4人部屋で、自分以外は日替わりだった。トイレシャワーは共有で、基本会話はなく静かに個人カーテンを閉めて過ごしてた。

★2日目
朝食は無料でパンとコーヒー。クロワッサンおいしい。4泊5日朝食付きで170EUROは超お得だったと思う。そして本旅のメインイベントの10Kラン。エッフェル塔を発着とし、オペラ座、コンコルド、ルーブルを抜けてセーヌ川沿いを疾走するコースはツール・ド・フランスでも使われる正にパリど真ん中。地下鉄からユニフォームのランナーで溢れていて、応援・運営の熱気もすごい。荷物置き場&アップ会場で現地の学校入れたのはラッキーだった。9時半頃にスタートしたが気温は30度近くまであがる真夏日に。給水は1回やったけど、その間何度もホースで水をかけてくれていた。ここ1か月しっかり200K走ってきてたので自信はあったがスタートグループが1hペースと目標タイムと開きがあったから最初のペース配分が難しく51分かかってしまった。でも景色も雰囲気も素晴らしく、また走りたいと思わせてくれるレースでした!

そのあとは凱旋門、シャンデリゼ通り、ノートルダム、バスチーユを徒歩で観光し16時のルーブルの予約時間までをのんびり過ごす。10Kなんて毎日走ってる距離なのに、大会やからかすでにすんごい筋肉痛。歩き回って更に疲れた。パリはなかなかトイレがないって聞いていたので、唯一見つけてたルーブル前庭園の仮設トイレを有効活用した。ルーブルは直前キャンセル待ちを狙ってなんとかGetyourguideで時間指定券を獲得。取れてなかったら何時間並ばされてたことやら。閉館まで2時間の最終組やったのでくっそ広い館内を足早で見学。エジプト、ギリシャの展示があるのは大英博物館、プラド美術館と共通だったので、フランス革命前後からの近代美術を時間をかけて鑑賞。有名どころのモナリザ、ミロはさすがの人だかりだった。観光客は東アジアの人多めって感じやけど、市民の感じはアフリカ系多め。サッカー代表だけかと思ったけどほんまに黒人比率高め。お店は北アフリカ、ベトナム系の店も多くそれもイギリスにはない傾向だった。

★3日目
ディズニー参戦。RERのA線で1時間ほど。チケットはわざわざ専用ボタンがあってわかりやすかった。fastパスがなくシングルライダーもほぼ機能してないのでよく考えて順番組み立て。絶叫系のBig Thunder MountainとIndiana Jonesを朝イチ待ちなしで乗ってしまい、次に待ち1時間以内Peter Pan, Alice, Pinocchio, 白雪姫を午前中に消化。いずれも東京にはないアトラクションで、新鮮な気持ちで楽しめた。昼のパレードもライオンキングミュージカルも時間余裕もって&アプリフル活用できていい位置に陣取れた。フランス語よーわからんけど、アフリカ系キャスト主体のライオンキングは圧巻のパフォーマンスやったし、パレードも楽しかった。客層は平日だけどフレンチファミリー多めなのかな?おじいおばあ夫婦の姿も多く見られたのはこっち特徴か。午後はホーンテッドマンション、It's a small world、バズライトイヤーで体力温存してから夕方に再び激しめのSpace MountainとStar toursで締めた。日没は22時を超えるため夜のパレードと花火は23時前。さすがに明日も早いので18時に退場。でも全部回れて&観れて効率よきディズニーでした!眠れる森の美女の城は初めてやったけどこれはこれでいいね。チケットは65£でした。スタジオパークもあったけどそっちもいつか。

★4日目
TGVでレンヌまで移動し、遠路はるばるモン・サン・ミッシェルへ。社内はビジネス利用も多く、パソコンで仕事してるリーマンがたくさんいる感じは日本の新幹線。定時運航、チェックもしっかりしてる感じは他のヨーロッパと比べてもかなり高品質なサービス。レンヌからはバスで1時間で昼前に到着。案内所でトイレを済ませいざ世界遺産へ。

橋梁を渡っていく感じは江ノ島、狭い面積に町が形成されていってる感じは軍艦島、岩山の上に向かって広がる修道院の作りはToledo、軍事要塞の特徴も有する外壁は姫路城って感じか。レストランやお土産屋さんも活気があり、修学旅行生?のような現地の学生の姿も多く観られた。建築、宗教施設、町並み、地形、歴史のどれを取っても独特で知的好奇心が満たされた。遠浅の海なので干潮時は周囲を歩くことができ、昼頃には陸地との間は小川程度の水しかないように見えたが、満潮時との水位差は15mに及び沼地となっているため昔は多くの参拝者が水に流されたようだ。どの高さ、どの角度を取ってもきれいな景色で来て良かった観光地だった。電車バス+入場料で135EUROほど。同じかそれ以下でツアーもあったが制約のない個人旅で十分楽しめた。特にここまでみれてなかった農業国フランスのlandscapeを車窓から見れてよかった。

★5日目
ベルサイユはパリ郊外にありホテルから一時間ほどの距離。教会を中心とした町並みが広がる郊外の景色を車窓から楽しみつつ到着。京都や長野などの宗教都市の構造に近く、駅は少しはなれた場所に作られ、参道を進んで宮殿が姿を表す。豪華絢爛、でも庭の木々や彫刻など細部のバランスにも長けた設計が実にフランス。お金取るとこはしっかり取るが、その分来る人のクオリティも求めて楽しませてくれる。平日ながら多くの観光客で賑わい、宮殿内を進むのにも一苦労。これもギリギリでなんとかklookで1日パスを見つけられたけど、なかったら入れていないだろう。一方広大な庭園は方向感覚ない人だと絶対迷うくらいの迷路。逃走中とかマリオカートとかできんじゃないの?庭師の方々がたくさんいてメンテナンスしてくれていました。フランス王政の中枢を見ることができて満足!

帰りは乗ってきたRERのC線を折り返し、今日は動いているB線(空港線)で空港へ。乗り間違えとかもあったけど柔軟に対応し、ミスなくトラブルなく全行程を完走できました。これだけ見たいもん全部見て5日10万円以内に収まったとこをみるとヨーロッパいる内に回れるだけ回っとけってのは理解できますね。フランス、パリ、総じて好印象でした!Merci !

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