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看護師を辞めて感じたこと
今年の3月に退職し、半年以上経ちました。辞めてからと言うもののいろいろなところにバイトに行き、今までとは違う看護師の働き方をみてきました。以前は3年間病棟で働いていましたが、看護師には活躍するフィールドが多く、自分自身の高め方を考えないと埋もれてしまうなと思いました。僕が辞めてから今までの間に思ったことを3つに絞って書こうと思います。
①看護師として何を高めるべきなのか
看護師の仕事は、数値化しにくい業種であるが故に、その人がどれくらい仕事ができるとか、何を達成してきたのかがわかりにくい分野です。もっと自分自身が持つ能力や知識、技術が認められてやりがいだけでなく、地位、給料等のアップに繋がれば看護師として何を高めようとか、勉強しようとか考えるようになるのかなと思う。(きっとすでに行っている人は数多くいると思いますが、、、)
②看護学校の教育が現場につながるフレキシブルな環境であっても良いと思う
看護師は学校を卒業するまでに臨地実習を重ねます。しかし、就職すると学んだことと現場でのギャップや自分の知識がうまく生かせないと言ったジレンマが生じることがあると思う。きっと倫理的な問題や人権等の問題があるのかもしれないけど、学生のうちからもっと臨床での医療者との関わりを増やせたら、有意義に勉強ができるのにと思いました。(1ヶ月のインターンシップ等)
③就職して数年はいろいろな現場をジョブローテーションできる環境を作りたい
僕だけかもしれませんが、就職した時から大きい病院なんだから一つの病棟だけじゃなくて、色々と周らせてくれたらいいのにと思っていました。就職した場所の規模によって経験できる現場に差が出る問題点もありますが、異なる診療科であったり集中治療室、手術室、外来や訪問看護、障害者支援といった現場を多く経験できることが、自分がやりたい看護師のフィールドが見つかる最短経路なんじゃないかと思う。実際には実習を最後に二度とその領域に関わらない分野の方が多いと思いますが、対人間ですから、多くの現場を経験している医療者の方が、医療を受ける側も安心できる気がするし、看護師も自身に繋がる気がするんですよね。
最後に、僕は4月からワーホリに行く予定でした。けれどコロナの影響で延期しています。当初、帰ってきてから看護師を続けようとは全く思っていませんでした。夜が苦手で夜勤はできないし、仕事がルーチン化してしまうと、楽な部分もあるけど学べることは少ない、給料増えない。と色々考えて、二度とこの業界には戻らないつもりでしたが、今は直近の目標として、他国(多分アメリカ)での看護師資格の取得、そして公衆衛生分野や看護師としてのキャリアを積める大学院への進学を目指しています。そしていつか日本の看護師業界を変えたいと思うようになりました。そのためには、多くの現場を学ばないといけないですね。noteでは読書感想文の投稿がメインですが、看護師として記事にできる情報をもっと勉強していこうと思います。