私と地球の願いを繋ぐコーチング
私の願い
私は、生まれた時、綺麗な水晶玉だった。
核に願いを持っていて、どこから見ても、願いが丸見えな存在だった。
生きて行く中で、世界に触れて、水晶玉の中に色が生まれてきた。
その色はとてもカラフルで、色が生まれて行く感覚がとても面白かった。
そしてその色のままに行動した。
やりたいことをやりたい時にやった。
言いたいことを言いたい時に言った。
とても解放されたような気がして、とても自由だった。
でもいつからか、水晶玉はほこりを被ってしまった。
そのほこりの正体は、他人からの視線、こうあるべきだという枠組み、時間の制限、お金の制限、はたまた自分の勝手な思い込みなのかもしれない。
そして時には、ほこりを被った水晶玉を、どこかにしまいこんで、ついにはあることすら忘れてしまった。
あの水晶玉はどこに行ったんだろう。
地球の願い
また新しい命がひとつ生まれる。
今回もとても綺麗なものが生まれる。
そして核にひとつの願いを埋め込もう。
この人にはこうあって欲しい。僕からの期待。
そして僕もまたこうありたいというひとつの願いがある。
その願いを、この人が感じてくれたらいいな。
僕も生まれた時はひとつの色しかなかった。でも生きていく中で、色をひとつふたつと見つけてきた。今も遠くから見たら、青と緑の玉に見えるけど、近くで見たら、とてもカラフルな水晶玉だ。
この人は僕のいろんな色に気づいてくれるかな。
僕の願いに気づいてくれるかな。
私と地球の願いを繋ぐ
私は、ひょんなことから、水晶玉があることを思い出した。
その水晶玉を見つけ出してきた。ほこりまみれだ。
水晶玉を磨こう。カラフルな色が見えてきた。水晶玉の中で渦巻いている。ひとつひとつの色に気づいて、解きほぐしていく。真ん中に核があることに気づく。これか。私が探していたものは。この瞬間、私はとても「生きている」って感じた。
この願いを叶えよう。この願いは、確かに私のものだけど、誰かの願いでもあるような気がする。それは誰なんだろう。その人の願いは何だろう。
胸の鼓動が聞こえる。ふと大地の声に耳を傾けてみる。
あたたかな日差し、流れる風、それによってたなびく木の葉、川のせせらぎ、どこかから聞こえる鳥の声、しっとりと降る雨、流れ行く雲、打ち寄せる波、青い空。
そうか。私は、この地球と生きているんだ。この地球の願いは何なんだろう。
欲張りかもしれないけど、私と地球両方の願いを叶えたい。
これが自分の世界観
これが自分の届けるコーチングの世界観。
そうした中で、自分はどう生きて行くのか。
まずはいろんな人の願いに耳を傾けたい。
これをコーチングでやっていく。
そして、日本以外の文化的背景で育った人の願いにも耳を傾けたいので、世界を周りながら、外国人にもコーチングを届けていく。その中で人類の願いに気づけたらいいな。
次に人以外の願いにも耳を傾けたい。
そのために地球を旅する。物理的にも、精神的にも。
色々な場所に行って、その場所の声に耳を傾ける。感じる。
そこで暮らす動物たち、植物たち、名前もないものたちがどんな願いを持っているのか、耳を傾ける。その中で地球の願いに気づけたらいいな。
そして最終的に、人と地球の願いを繋ぎたい。
これが今の自分の想い。
少し壮大で、今の自分に見合っていない気もしたけど、この気持ちを、新鮮なまま形に残しておきたくて、書きました。あなたの願いを聴かせてください。