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バセドウ病ってなあに?

こんにちは!
昨日から抗がん剤治療がはじました。

さて、僕は胎児性がんと診断され、国立大学に附属している大学病院に入院してますが、入院中に別の病気が判明して治療が遅れることとなりました。それは「バセドウ病」と言う病気です。
バセドウ病ってなんかよく聞くげと、どんな病気かと言われるとなかなか説明が難しいものです。
なので、今回、ブログで取り上げてみましたでご覧ください。

主治医からは今回のバセドウ病は原因は不明ではあるが、おそらく原病の胎児性がん原因で発症したのであろうとの見立てでした。そのため、胎児性がんの治療を進めていけばおのずと症状は落ち着くであろうとの見解でした。

しかし、そのような症例は前例がないとのこと
でした…

長話もここまでで本題に入ろうとかと思います。
まず「バセドウ病」とはについては、一般社団法人日本内分泌学会のホームページから引用するとこのように記載されてました…

バセドウ病について…

バセドウ病は、甲状腺ホルモンを過剰に産生する病気(甲状腺機能亢進症)の代表的な病気です。
また、人口1000人あたり0.2~3.2人と報告されています。20~30代の若い女性に多い病気です。男女比は1:3~5くらいと言われています。

バセドウ病の原因について…

バセドウ病は自己免疫疾患のひとつです。自己免疫疾患とは、細菌やウィルスなどから体を守るための免疫が、自分の臓器・細胞を標的にしてしまうことで起きる病気の総称です。下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)が甲状腺ろ胞細胞のTSH受容体を刺激することによって甲状腺ホルモンは分泌されています。バセドウ病は、このTSH受容体に対する抗体が体内で作られてTSH受容体を刺激し続け、甲状腺ホルモンが過剰に産生・分泌されることで起こる病気です。TSH受容体に対する自己抗体が作られる原因は分かっていませんが、バセドウ病になりやすい体質を持っている人が、何らかのウイルス感染や強いストレスや妊娠・出産などをきっかけとして起こるのではないかと考えられています。

おそらく、僕の場合は原病である、胎児性がんが原因となっているとのことですね…

次にバセドウ病の症状と治療についてです…
まず、症状について…

バセドウ病の主な症状として…
代謝をつかさどる甲状腺ホルモンや、交感神経系のカテコールアミンが過剰になるため、典型的には、動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきなどの症状がおきます。その他、疲れやすい、軟便・下痢、筋力低下、精神的なイライラや落ち着きのなさが生じることもあります。女性では生理が止まることがあります。甲状腺は全体的に大きく腫れてきます(甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあります)。目がとび出たり目が完全に閉じないなど眼の症状が出ることもあります。その他、炭水化物の多い食事をした後や運動の後などに手足が突然動かなくなる発作が起こることがあり(周期性四肢麻痺)、特に男性によくみられます。

僕の場合は体重減少と暑がりと汗かきぐらいですね。そのほかは全く自覚症状はないです。

最後に治療について…
大きく分けて、薬物(抗甲状腺薬)治療、放射性ヨウ素内用療法、手術の3つの治療法があります。

①薬物療法
薬物療法は、最も簡便で外来で治療が始められるため、多くの場合に第1選択となります。永続的な甲状腺機能低下症になることは滅多にありません。欠点として、副作用が生じる可能性があることや、治療効果に個人差が大きく、一旦寛解(症状が一時的にでても消えたり、安定して薬を中止できること)しても再発率が高いことなどが挙げられます。薬物療法を2年以上継続しても薬を中止できる目途が立たない場合は、他の治療法を検討します。

② 放射性ヨウ素内用療法
放射性ヨウ素内用療法は、安全で効果が確実であり、甲状腺の腫れも小さくなります。再発がないように甲状腺機能低下をめざすと甲状腺ホルモン薬の服用が必要になる場合があります。欠点としては、実施できる医療機関が限られていること、バセドウ病による眼の症状が悪化することがあること、小児や妊婦・授乳婦では行えないことなどが挙げられます。

③甲状腺摘除術
甲状腺摘出術は、最も早く確実に治療効果が得られます。再発がないように全摘除を行うと甲状腺ホルモン薬の服用が必要になります。欠点としては、入院が必ず必要であること、手術痕が残ること、手術合併症(反回神経麻痺、副甲状腺機能低下症など)が生じるリスクがあることなどがあります。

僕の場合、がん治療もあるので、①と②で治療を行っている状態です。

まとめに今回、偶然、見つかったバセドウ病ですが、こちらもがん治療と一緒に対処していく予定です。次回以降は抗がん剤治療について書いていきますので、是非ご覧いただければ幸いです。

最後に今回、参考にさせていただいた一般社団法人法人日本内分泌学会のホームページのURLも掲載致しますのでご覧ください。

https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=40

一般社団法人日本内分泌学会

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