見出し画像

BEP療法|12日目☀️

みなさん、おはようございます😊

日曜日の朝、いかがお過ごしでしょうか?

僕は早朝、目が覚めたので、朝5時から持ち込んでいた小さなFMラジオをまだ明けない夜空の夜景を眺めながら病室で聴いてました…

もちろん、イヤホン越しに聴いたラジオですが、朝から心うたれる出会いがありました☺️

そのラジオ番組は『PEOPLE〜編集長!お時間です〜』と言う番組。

僕もはじめて知ったラジオ番組だったので、どんな番組かネットでググってみると「様々な切り口から、各界でご活躍されている方々の生き方、こだわりについて伺っていく番組」とのことでした。

今回のゲストは株式会社ティアの代表取締役社長・冨安徳久さんとのこと。

葬儀社の社長さんみたいです。

ラジオを聴いていくうちに冨安さんの熱意と情熱や生き方、考え方に朝からものすごく感銘を受けました!

あらすじを僕なりに説明すると…
(間違っていたらごめんなさい🙏)

18歳の高校卒業を控えた頃、大学入学前に短期のアルバイトをしようと思い、知り合いの喫茶店のマスターへアルバイトを申し込んだところ、「うちはアルバイト受け入れてないんだよね。でも紹介できる『世のため、ひとのための仕事』があるよ」とのことで、紹介されて飛び込んだのが葬儀社のアルバイト。時給は1,000円で当時でも割高な時給だったみたいです。

その後、葬儀社の仕事に感銘を受け、大学入学を辞退し、そのままその葬儀社へ就職。
その後、家庭の事情でその会社は退職されましたが、転職先の葬儀社は利益優先で生活保護の方の葬儀は引き受けないとの会社の方針に反発し、自ら株式会社ティアを企業され、現在は葬儀社だけではなく、それに付随して不動産業であったり、遺品整理業や全国の小学校や中学校をまわり、「いのちの授業」もされているとのことでした。

あらすじは大体こんな感じだったと思います。

そして僕が感銘を受けたことをまとめると…

①まず、冨安さんが利益を求めつつも「世のため、人のため」を原動力に行動されていること。

②自身が経営されている葬儀社において、教育や研修を大切にしていること。

③葬儀社だけでなく、「死」に付随する課題
(相続や遺品整理、特殊清掃など、高齢者福祉にも深く関わる部分にしっかり利益をあげながら取り組まれていること。

④いのちを大切にすること。

ここで、僕の過去の話をしますと、実は福祉事務所(市役所の生活保護課)で約6年間ぐらいケースワーカーをしていた過去がありました。

たしかに生活保護の被保護者の方になりますと自身で生前、貯めたお金でお葬式を行う場合は特段の制約はないのですが、葬祭扶助を利用するとなると支給できる金額に上限額があるほか、支給条件もありますので、福祉事務所に対して申請が必要です。

また、被保護者の方によっては、身寄りがいなかったり、ご家族の方が精神疾患の方であったり、生前、亡くなられたご本人様との間に虐待や暴力、金銭トラブルなどの複雑な問題を抱えられており、ご家族がいても関わりを拒否される方もおられます。

まだ、単に亡くなったご本人様と疎遠だった場合はまだしも絶縁していたら、葬儀社も関係者の方から費用が取れませんからね…

僕の担当した地区にも冨安さんのように熱意を持って市民葬祭のNPO法人でされた方もいらっしゃったので、本当にお世話になった記憶があります。しかし、冨安さんがラジオ番組でおしゃられた通り、葬儀社の9割は一族零細の中小企業ばかりで、先程、あげた葬儀社さん以外にも対応していただける葬儀社さんはありましたが、喪主の方やご関係者の方から費用の着金があったらすぐにサヨナラみたいなクソみたいなところもありました😢

また、市側も立場上、対応のいい葬儀社さんばかり紹介することもできませんし、特定の葬儀社さんと癒着することはできません…

なので「どこかよい葬儀社さんないですか?」
と亡くなられた被保護者の方のご家族様に聞かれたら「特定の葬儀社の紹介は立場上できないですがNPO法人の市民葬祭◯◯さんならよくしてくれますよと言う話は聞いたことがあります」と答えてました😅

ほぼほぼ推している感はあるけど…

しかし、今回、話題にあげたNPO法人の葬儀社さんも冨安さん同様、口コミと信頼で広がっていった感じでした😌

やっぱり、事に臨むには真摯に誠実、そして、「世のため、人のため」にと言う心意気が大切ですね♪

また、今回の冨安さんの話僕が社会福祉士であり、がんの当事者だからこそ心に響いた内容だったと思います…

ちなみに社会福祉士は福祉系国家資格であり、ひと昔前までは合格率も20〜30%ぐらいの難関資格でした。

受験勉強して合格したら、福祉の勉強なんてしない人もまわりにはザラにいますが、社会福祉士の倫理綱領では「自己研鑽」が求めてられています。

僕は現在、職能団体の社会福祉士会に加入していますが、治療もあるため、なかなか活動に参加できないのが現状です😞

しかし、自宅へ届く会報などをみて今のある現状を追いかけていくことは十分できますし、今後も続けていこうかと思っています。

最後にいのちの話です。

僕は現在、AYA世代のがん当事者として、真剣に自分自身のいのちと向き合っているところです。

いのちについては改めてブログで取り上げる予定ですが、とりあえずはいのち尽きるまで生き続けたいと思いますのでよろしくお願いします🙇

このブログのことが株式会社ティアの冨安徳久社長まで届けばいいんだけどなぁ(笑)

今回はここまで…

明日の抗がん剤治療に備えて、今日はベッドの上でゆったり過ごします😙

長くなりましたが、ありがとうございました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?