いずみん、がんになる。
僕は冬になればシベリアからたくさん鶴が渡来する人口約5万人の鹿児島県出水市で暮らす30代のアラサーです。
このいなか街に今の実家があり、約2年前に帰郷してきました。
その後、ご縁がありまして今の職場に医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)として採用させていただきました。
僕が罹患した胚細胞腫瘍(胎児性がん)についての診断までの経緯ですが、20代最後の歳である2024年1月、左鎖骨上に違和感を感じてましたが、無症状だったのでそのままにしており、同年7月に熱中症で体調を崩したことをきっかけに左鎖骨上にしこりがあることに気がつきました。
しかし、痛みもなかったので、そのまま様子をみてましたが、8月末から夜間に高熱や咳が続いたことから、9月に勤め先の病院を受診して、はじめは悪性リンパ腫の疑い、次は原発不明がんの疑いと紆余曲折して最終的に生検手術の結果、胎児性がんの確定診断を受けました。
発症時は進行期であるステージⅣ。左鎖骨上あたりから腹部大動脈のリンパ節に遠隔転移をきたしている状態でした。
仕事も忙しく、もともと病気は寝てれば病気は勝手に治ると言う考える持ち主だったので、今となっては早めに病院を受診しておけばよかったですね…
進行期であったこともあり、急ピッチで治療がはじまり今に至ります。
原発巣も不明のまま治療を急いだので、結局、現在もわからずじまいですが、現段階では「縦隔」と推定されています。
胚細胞腫瘍のほとんどが精巣原発が多いなか、性腺以外の縦隔原発はさらに少ないとのことでした。
がんをきっかけにnotnをはじめてしばらく経ちますが、治療経過や情報発信や日々の生活のことなど気ままに書いていきますのでよろしくお願い致します。
※2024年12月25日 更新