新型コロナウイルスによる学校休校措置期間に、部活動指導者として僕が子供たちにできること
★興味ある方は、ぜひ一度目を通していただければ幸いです。もちろん賛否両論あるとは思います。その部分も含めてより手探りはしていきたいです。見ていただける方がいて、何かお互いでお話ができたらいいなあ。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界が、日本が、まさかこんな事態になるとは正直思いもしませんでした。日々の生活がここまで変わることも、なってみて気づきました。今起きていることの重大さが日に日に自分の中で大きくなってきています。人の生き死に関わることだと…。
2月末、安倍首相の「学校一斉休校要請」を発端に、僕が現在勤める中学校も休校がスタートしました。今も尚、休校は継続中です。もちろん、部活動も一切活動はしていません。
学校関係者として子供たちのために考えなくてはいけないことはたくさんあります。その中で、僕が現段階で子供たちにできることは何かを考えました。その時にまず思い浮かんだことは
「バスケットボール部の子供たちにできること」でした。
僕はバスケットボールが好きです。なにより、今一緒に活動しているバスケットボール部が好きです。子供たちと一緒にバスケットボールをしている時間が好きです。
教員として、もちろん部活動以外にもタスクはあります。部活動の在り方についても、昔と今では見方や捉え方は変わってきています。それでも、僕が好きなバスケットボールを通じて今関わることができている子供たちがとても大切です。
では、そんな僕が彼らにできること(していること)を一部紹介します。
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「バスケットボールノート」です。
「Save Lives」「Stay Home」「また一緒にバスケットをするために」
を根底に置いた、子供たちそれぞれの「自分のオリジナルバスケットボールノート」作成です。
自分や自分たちと向き合い、問うて、分析・探求し、学ぶ。
チームで集まってみんなと一緒にバスケットができなくてもできること。
そんな「チャンス」を与えることこそが、僕ができることだという想いで作りました。
(あくまでも学校から出されている各教科の課題にしっかり取り組むことを約束事にしています。実際は、バスケットボールノート作成に前向きに取り組めない子供もいると思いますが、僕はそれでもいいと思っています。部活動が全てではないので!特にバスケットのことに限らず、この期間だからこそできること(興味のあること、やってみたかったこと、やらなくてはいけないのにしていなかったこと、、、)を探して見つけてやってみようと伝えました。なので、このバスケットボールノートは自由に活用してみてくださいが基本的なスタンスです。)
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現状、、、大会が延期・中止となり、部活動ができない、チームで活動することができない中、子供たちのモチベーションを考えると当然ネガティブになりますよね。。。「気持ちはわかる」と言いたいところですが、正直、今起きているこの状況は僕自身経験したことはないです。だから子供たちの気持ちはわからないです。むしろわかってたまるものかと子供たちは思うでしょう。
でも、逆境をチャンスに変える。
今がまさにその時だと思います。
ネガティブからポジティブへの変換です。
過去も現在も未来も、目標・やりたいことに向かってコツコツと積み重ねてきた練習や努力、生き方が、確固として自分の中にあり、これからのためになり、決して無駄なことではないということを、このバスケットボールノートを通して少しでも感じることができる「チャンス」になればと思っています。
そして、こういった考え方から生み出される力は、これからを生き抜く力になると思います。
これが僕のできること(していること)です。
まとめます。
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」
今、再放送している「JIN-仁-」の好きな言葉です。