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昭和 風雲サバイバーが見た バリ3電波 昭和100年
私は「昭和 風雲サバイバー」である。(会員番号30番)
時は今、昭和100年。(会員番号は、現在100番まで登録済)
戦後の復興期から高度経済成長を経て、数々の社会変革を乗り越えてきた、まさに「サバイバー」である。私たちは、困難な時代を経て、強さを身につけてきた。古き良き昭和の文化と現代の価値観を融合させた「ハイブリッド」な存在であり、柔軟な思考と適応力が私の特徴である。
しかし、近頃こんな私にも弱点が・・・。それは「視界のエレガンス」。かつての鋭い眼力が失われ、細かな文字が見えづらくなってしまった。動物で例えるなら、「風に立つ気弱なライオン」である。強さを持ちながらも、時には不安を抱えている。
それでも、私たちの豊富な経験と知恵は、今の社会にとって貴重な資源であると信じている。この願いには、私たちの力強さと多様性、そして未来への希望が込められている。これからも、挑戦を続け、進化し続ける「昭和 風雲サバイバー30号」として、道を切り開いていきたいと思っている!
昭和100年の思い バリ3電波 今昔物語
私は「昭和の風雲サバイバー30号」として、電波にまつわる社会事情の変遷を見つめてきました。
携帯電話が一般的に普及し始めた平成の中頃、職場の部下たちがアンテナの伸びた携帯電話を高く持ち上げて、軽く振ったり、窓際に持って行ったりしていました。「あっ!繋がった」という一言で、周囲の部下も一安心する場面に出くわしたことがあります。あなたは、経験がありますか?
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ここで、我が家のPCのAIに次ように尋ねてみました。
Q:電波状態の悪い場所で、アンテナの伸びた携帯電話を高く持ち上げて、軽く振ったり、窓際に持って行く行為は、科学的に正しいですか?
そうすると、AIはこのように答えてくれました。
A:科学的な観点からの評価は以下の通りです:
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・・・と、予想通りの回答が返って来ました。
(最後には、生命保険の約款のような但し書きも付いていました。)
さて、私が小学生の頃、ついに我が家にも待望のテレビ(白黒)がやって来ました。
この時のテレビアンテナ設置に関する父とのやり取りを通して、経験的に電波に関する基礎知識を学んでいったのです。
電気関係の仕事をしていた父は、勇んで屋根に上がり、アンテナを様々な方向に向けるのです。
「この角度はどうだ?」と、父の声。家の中の母と私はテレビを見ながら「全然、映らん」「あっ、映った!」「いや、まだこっちの方が良いか。」などと大声でやり取りをしながら、何度も調整して、最良の受信角度を決めるのです。そして、台風でもアンテナがびくともしないよう、しっかりと固定するのです。
この時に、「アンテナの役割や電波の特性と減衰」を経験的に学んだのでした。
しかも、自然豊かな電波状況の決して良くない場所に住んでいましたので、「ブースター」という機器で電波を増幅させることも知りました。電波信号の質を向上させるために地面にコードのついた金属棒を差し込むこと(※アース)の重要性も教わりました。
加えて、幸いなことに父は転勤族だったので、このような学習の機会が2~3回もあったのです。・・・・よって。
結論:平成の時代の携帯を振り回す行為には科学的根拠はありません。
理由:昭和の時代の父は、屋根の上でテレビアンテナを振り回してはいませんでした。
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2つ目に UHFチャンネルのダイヤルがあるから
こうして、我が家の白黒テレビは、転勤の荒波にも耐え良好な受信状態を保っていったのです。両親は、受信料金もしっかり納めていました。
普段は、我が家のテレビは小豆色のビロード生地のカバーで覆われていて、テレビを見るときには、まるで平安貴族に拝謁するかのように、御簾(みす)を巻き上げる儀式がありました。「さあ、テレビの時間だ!」と家族全員が集まり、白黒の映像が映し出されると、何とも言えない特別感が漂ったものです。
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昭和は見える科学技術、令和はブラックボックス化した科学技術。昭和はローテク、令和は AI先端技術。といった話を展開したわけではありません。このブログの根底に流れるポリシーは、昭和を振り返ることが単なるノスタルジーにとどまらず、2025年からの視点で批判と共感の両側面に触れることです。
昭和の教訓を令和に活かす視座を持ちながら、未来に何をもたらすかを考え続けたいと思います。私たちの過去の経験は、未来の子どもたちにとっての「電波の知恵袋」になるかもしれません。
あなたの身の回りで、どのように科学技術を子どもたちに教えていますか?
いかがでしたでしょうか?最後までお付き合いいただき、心より感謝申し上げます。
これからも「昭和 風雲サバイバー」としての旅は続きます。次回の冒険もお楽しみに!
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