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あなたが『今』好きだと思う景色は?
空を景色として見始めたのは、いつからだったろうか。
小学生の頃は景色として興味がなかったと思う。とゆうか景色というものに興味が無かったのだろう。自分が楽しいと思うこと、遊ぶことにしか興味が無かった。
中高生の頃には、非日常的な景色には「すっっっげえぇぇええぇえ!!!」とか叫んでいるはずだ。いわゆる絶景というやつだ。修学旅行とか部活の遠征とか。
だが全くといっていいほど、それらの景色を思い出せない。たぶん修学旅行や部活の遠征では景色以外のことのほうが、その時の私には重要だったのだろう。
そんな私にも、心に残る最初の「景色」はちゃんとある。それは、高校卒業して半年経った頃だったか...今思い返せば、ホントに目まぐるしい半年だったと記憶している。本題からかけ離れるのでこれ以上は言わないが。
まぁ色々あってその頃の自分なりに思い悩んでいたのだ。なにかヤラk...起こるたびに、重い足取りで、家から10分ほどの場所に通っていた。
そこは、茶畑に囲まれた場所で地元の街と海が見渡せる場所であった。本当によく行った。時にはスウェットにダウンを羽織った格好で、2~3時間ぼーっと景色を眺めていたな。
その頃からだろう。「景色」というものに興味を持ち始めたのは。
いろいろな景色を見て、覚えている。海、山、川、森、街、夜景、星空...誰と見たか、何を感じ、どんなことに思い耽たか...
そして、最近は本記事の見出し画像にもしている『夕焼け空』を気づいたらよく眺めている。興味津々である。
これは毎日常に好きというわけではなく、「割と」よくあることだ。「きれいだなぁー」ではなく、眺めながら考え事をしてたりすることのほうが多いか。
夕焼け空のような、優しくて広ーい心を持ちたいなぁ....みたいなよくわからんことを考えているのだろう。
そんなふうに、私は「私が望む私」を景色に重ねているのかもしれない。
あなたの「今」好きな景色は?
いろんな人の景色を想像しながら、この記事を終えたいと思う。