良い記事。中田考さんと飯山陽の往復書簡(タイのイスラーム事情)
下記↓
二人のTwitter ↓
中田考氏がパタニ・マレー系ムスリムの行動を分析する上で読むべき本と上げた本↓
これは17ー18世紀のイスラーム世界の改革運動の基礎研究を承けての東南アジアでの応用編です https://t.co/EP6eGzigO0
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) December 12, 2019
日本語訳↓
私のこの記事の感想↓
#飯山陽 氏は時事解説だが、#中田考 氏は東アジアのイスラームの内在的論理、行動規範を元に解説してる様に感じた。後は無料でタイ、マレーシア、ミャンマーのイスラームについて基本的な事が分かってよい。 (この書簡は飯山陽氏にブロックされている人でも読めます。) https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
東アジアの宗教問題で私のおすすめ本↓
タイ深南部の紛争の原因と性格を理解するには、先ず、パタニ王国とアユタヤ朝以来のタイの王朝の歴史的関係、第二次世界大戦から戦後のタイとマレーシアの歴史、そしてタイの内政を知りそれを東南アジアの文脈におき他の国のムスリムの状況・動向と比較考量する必要があります https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
タイ深南部「テロ問題」についてより詳しく知りたい方は、Naomi NISHI, “Reconciling National Security, Ethnicity and Religion: Institutional Interpretation of Thailand’s Southern Insurgency”をお読みください。https://t.co/5TAue8mlQ6
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
https://t.co/xxPj7fFhCc
Naomi NISHI, “Reconciling National Security, Ethnicity and Religion: Institutional Interpretation of Thailand’s Southern Insurgency” ↓
特にサウジアラビアのワッハーブ派の影響について興味がある方は、西直美「国家統合におけるイスラーム教育の役割:タイ深南部を事例として」をお読みください。https://t.co/chK290CGfM https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
西直美「国家統合におけるイスラーム教育の役割:タイ深南部を事例として」
タイ深南部「テロ問題」についてより詳しく知りたい方は、堀部明子「タイ深南部紛争と平和構築イニシアティブ」、竹原かろな「最南部地域の紛争」 https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
https://t.co/AJ64gCWQm1 タイ最南部地域の紛争 : なぜ終わらないのか(自由研究発表要旨,第85回研究大会報告)
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
著者竹原,かろな
出版者東南アジア学会
出版年月日2011-11-00
掲載雑誌名東南アジア学会会報. (95)
提供制限インターネット公開
タイ最南部地域の紛争 : なぜ終わらないのか(自由研究発表要旨,第85回研究大会報告)
著者竹原,かろな
PASと同師(当時のクランタン州首相でPAS(マレーシア・イスラーム党)最高指導者ニゥ・アブドルアズィーズ(2015年没))について詳しくは拙稿
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
「マレーシア・PAS(汎マレー・イスラーム党)とウラマーの指導」『山口大学哲学研究』9巻9-17頁をご覧ください。
https://t.co/xxPj7fFhCc
タイトルマレーシア・PAS(汎マレー・イスラーム党)とウラマーの指導
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
Pas (Pan-Malaysia Islamic Party) and its `Ulama's leadership'
作成者中田, 考https://t.co/OM6AHHOKrC
マレーシア・PAS(汎マレー・イスラーム党)とウラマーの指導
Pas (Pan-Malaysia Islamic Party) and its `Ulama's leadership'
作成者中田, 考
現代のマレーシアのマレー・ベルトとタイ深南部の文化的共通性と交流については、高村加珠恵氏によるいきいきした報告があります。https://t.co/fx9tj0xmw8 インフォーマルな越境が日常化する空間のメカニズム : タイ・マレーシア国境東部からの考察著者 :高村, 加珠恵
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
.pdf https://t.co/xxPj7fFhCc
インフォーマルな越境が日常化する空間のメカニズム : タイ・マレーシア国境東部からの考察著者 :高村, 加珠恵
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/42705/1/jaas074005
パタニのジハード主義のレトリックに興味ある方はVirginie Andre, “Neojihadism’ and YouTube: Patani Militant Propaganda Dissemination and Radicalization”をお読みください。https://t.co/0dHyaL0fZW https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
Virginie Andre, “Neojihadism’ and YouTube: Patani Militant Propaganda Dissemination and Radicalization
現在ミャンマーでは、政府による弾圧だけではなく、ウィラトゥ、パーマイカなどの僧侶が指導する反イスラーム的言説、社会的迫害が急速に広まりつつありますが、ロヒンギャ問題の本質は政治、経済、民族対立であり、宗教対立ではなく、またパタニ独立運動のような独立武装闘争 https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
にも転化していません。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
日本でイスラム教の「専門家」が礼讃してきた「イスラーム的共存」なるものの実態は、異教徒にとってはイスラム教徒による絶対支配下に屈服し、命をつなぐために人頭税を支払い、わずかでも抗議すれば命を奪われる、「差別と屈辱の固定化された共存」であることは、強調してお https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
く必要があります。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
第二書簡で中田先生は「カリフ制を支持している」と記しているよう、著作活動やツイッターなどを通し、「カリフ制こそが理想」だと日々発信してらっしゃいます。私は、イスラム教の教義やイスラム的共存の実態を知らない一般の日本人が、イスラム独裁体制たる「カリフ制」を面 https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
白おかしく持ち上げたり、いたずらに理想視する傾向を懸念しています。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
カリフ制は神を唯一の主権者とし神の法たるイスラム法を施行する政教一致の体制であり、近代的な自由、平等、平和、民主主権といった理念を完全否定します。近代国家を漸進的に改革しても、決してカリフ制には至りません。カリフ制支持とはすなわち、現体制を根こそぎ破壊する https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
ことを目指す、一種の革命思想です。確かに今の日本には大きな問題が多数ありますが、その全てを破壊しカリフ制を再興すれば全てうまくいくなどという主張には、何の根拠も論理性もありません。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
タイが私たちのような外国人にとっても居心地がいいのは、歴史的過程を経て様々な宗教や文化が混ざり合い溶け合うようにして成立してきた国だからこその包容力や、寛容さ、おおらかさに満ちているからでしょう。しかしそこには、その価値には同化せず、あくまでもイスラム的価 https://t.co/xxPj7fFhCc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
値を堅持しなければならないと信じている人たちがおり、その事実は多文化共生社会の根幹を揺さぶっています。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
多数派が限りなく寛容でありさえすれば多文化共生社会は問題なく成立するに違いない、という思い込みは、幻にすぎないのです。
中田考氏の記事共有したらば私に質問が来たので載せておきます。↓
@katouyujin 突然失礼します😁私は現在マレーシア在住です、あなたのマレー系イスラムに付いての見解を宜しければお聞きしたいのですがお願いします。
— yassin (@2020yassinAb) December 12, 2019
見解?私は言語、宗教を興味方位で学んでいる日本人でマレー系イスラムについては今回の中田考氏の記事で多少知ったぐらいでそれ以外については何一つも理解していません。
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
有難う御座いました。私も中田氏に付いて少し勉強して見ます😁
— yassin (@2020yassinAb) December 12, 2019
後、マレー語は少しばかり勉強しておりましてtwitterでマレー語たんを運営しております。内容は大学書林のマライ語四週間の内容のコピーツイートですが… pic.twitter.com/WLqwh0lOWc
— 加藤宥仁(カトウ・ユウジン) (@katouyujin) December 12, 2019
是非参考にさせて頂きます、ご親切に有難うございます。
— yassin (@2020yassinAb) December 12, 2019
今後の私の活動に付いて最後まで成し遂げる為に常に自己を戒める意味で活動の取り組み等をツイートして行きたいと思います今後とも宜しくお願いします。又突然問いかけるかも😁何か意見のお有りな時はどうぞ奇譚なく😁
— yassin (@2020yassinAb) December 12, 2019
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