家業に戻り1年間たった今思う事
高頻度で更新すると約束し、楽しみにして頂いている方が多くいたにも関わらず舌の根も乾かぬうちに更新が止まり気づけば年末になってしまいました。
(楽しみにしていた人は0人だと思いますが)
自分でも信じられないくらいの速さで時が進み、家業である株式会社丸杉に入社し、1年が経とうとしています。
さすがに振り返りくらいはしておかないと罰が当たりそうなので、論点を絞って振り返りをしていきたいと思います。
家族と仕事をする事について
家族と一緒に仕事をするという事について、良くなる要素も秘めていれば悪くなる要素も秘めていると思っています。(当たり前ですが)
現在、私の父が代表取締役社長をしており、私が人事・広報・DXなどコーポレート全般を担当する取締役なので必然と会話する事が多い環境にあります。そして家族と言えど、意見の違い・思想の違いによりぶつかる事はあります。
ただ、ここまでの事は家族じゃなくても当然あります。
ここから先のポイントによって、成功する家業と失敗する家業は分岐していくのではないか?とこの1年間で考えるようになりました。
①家族だからと言って お互い特別扱いしない
特別扱いしないと言うと当たり前ですが、この特別扱いには色々な特別扱いが含まれています。
自分の親/子供だからきっと分かってくれる!きっと出来る!と思う事(勝手な期待)
自分の親/子供だからまあいいか・・・と思う事(甘やかす)
自分の親/子供だから厳しく接する(不当な厳しさ)
意識していなくても無意識の中で家族だからこそのバイアスがかかっているもので、勝手に期待したり、甘やかしたり、厳しくしたりしてしまっているものです。
それが積み重なると意識や感情のズレが大きなっていき、気付くと修正困難な状態になってしまうかもしれません。
難しいかもしれませんが、親側も子供側も家族という事を忘れ、普通の社員と同じように接する事が大事だと思っています。
②家族である事を最大限活用する
矛盾した事を言うようですが、家族であるという事実は何にも代えがたい重要な絆です。
家族だからこそ職場外でも家族としてコミュニケーションを取る事が出来ます。じっくり議論できる関係値の土台がある家族だからこそ、職場だけでなく、職場外でも色々な話をして認識のすり合わせをしていくべきだと思います。
①で申し上げたように、社員と同じように接しつつ、とはいえ、家族である利点を最大限に活かす!というようなイメージが良いのではと思っています。
今、丸杉は良い方向に進んでいると思っていますが、
家業が故の理由で失敗している会社はたくさんありますし、ある日突然何かをきっかけに悪くなってもおかしくないと思っています。
そうならないよう、上記の2ポイントに気を付けて日々過ごす事が重要だと1年間で感じています。
会社(家業)を経営する事について
そもそも代表取締役にもなっていないので分かり切っていない部分がたくさんある事を前提に、取締役で1年間働いてきた中での気付きです。
会社は人が全て
稚拙でお恥ずかしい限りですが、これに尽きる!(語彙力がなさすぎて自分を自分で叱りたい)
素晴らしい戦略も設備も商品も、実行したり使ったり売ったりするのは人なので。
社員が「楽しい」「やりがいがある」「刺激的だ」と少しでもポジティブな感情を、丸杉という会社や丸杉での仕事から感じられるようにしていくことが、経営者としての役割だという事を強く強く痛感した1年でした経営は総合格闘技
こちらも当たり前ですが、経営を行う上で想像以上に色々なもの(知識、スキル、人格など)が必要になります。
勿論1人で全てをやれるようにならなくてもいいですが、個人的には知らないより知っていたほうが良いと思う派なので、自分はまだまだすぎてお話にならないミジンコだなと感じた1年間でした。(ミジンコに失礼)
とはいえ、自分の脳みそとカラダをフル活用して仲間と一緒に1つの目標に向かって推進していくことはとても刺激的で楽しい事なので、少しづつでも必要なものを着実に取得していき、何歳になっても日々成長しながら、良き会社にしていければと思っていますオーナーとしてのマナー
1番2番は経営側としての気付きでしたが、3番はオーナー家としての気付きです。
オーナー社長はどうしても雇われ社長とは違う存在であり、社員は勿論ステークホルダーへの影響力も違うものがあるのだろうと感じています。(まだ社長じゃないけど)
だからこそオーナー家としての尊厳というと大袈裟でおこがましいですが、モラルと言いますかマナーと言いますか人格と言いますか(語彙力の圧倒的欠如)そのようなものをしっかりと自分の中で持って生きていくことが重要なんだろうと思っています。
上記した事以外に細かい気付きはあるのですが、いざ振り返るとなると表現しづらいので(だから頻度高くnoteを書く予定でした・・・)ここらへんで終わらせて頂きます。
2023年。色々な方に支えられ過ごした1年間でした。
来年も支えられまくって生きていきたいと思います。(勿論その分色々な方の支えになりたいと思っています!!)
どうぞ、引き続き、よろしくお願いいたします。
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