ホラーゲームレビューを書いてみよう18
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学校であった怖い話
あらすじ
「今度の新聞で、うちの高校の七不思議の特集を組もうぜ」
新聞部長の一言で学校の七不思議を特集することになり、一年生新聞部員の主人公・坂上修一が取材担当に抜擢される。
今年の夏に、長い間使われていなかった旧校舎が取り壊されることになり、それに合わせて恐怖ネタをやりたいということだった。
取材当日、語り部として部室に集まったのは6人。主人公の知っている顔は1人もいなかった。
部長の話では7人に声をかけるとのことだったが、待てど暮らせど7人目は現れない。
「……あのう、どうでしょうか? このまま待っていても仕方がないので、そろそろ始めませんか?」
まだ見ぬ7人目を待たずして、「学校であった怖い話」が始まった。
6人の語り部が学校の七不思議を基本に話を聞いていく サウンドノベルなので、話の途中で選択肢が出てきます。それによって結末が変わる
それ自体は割と普通 ビックリなのが、話す順番で
語る話が変わること 例えば、話してもらうのをA.Bの順番をB.Aにするだけで話すシナリオが変わる
完全版と呼ばれるPS版、学校であった怖い話は最初に選択する新聞部である主人公を男女から選ぶことができ、それによってもシナリオが変わる
シナリオの総数は60ほどにもなる
6人の語り部から任意で選んで、6人が話終わった時点でなんらかのエンディングを迎える
そして別の話を聞くために 最初に戻るという流れ
いい点
豊富なシナリオと結末
テキストの中の選択肢で結末が変わるため、同じ話でも結末を変えられる
サウンドと映像マッチして雰囲気作りが上手い
リアルにゾワッとするものも多い
悪い点
しょうもないオチのシナリオで冷める
いい話でおぉッとなってる時にギャグシナリオはいらないなあと
エンディングリスト、シナリオリストがない
これが一番の欠点と言っていい
リアルの新聞部よろしく
話を聞いたメンバーの順番をメモ
聞いたシナリオをメモ
シナリオの中に出た選択肢で選んだものをメモ
リアルさ満点でいい点とも取れるが私はストレスだった
総評
本を読むのが好きな人は是非プレイしてみてほしい
一時期、プレミア価格だったソフトだったが、アーカイブス、バーチャルコンソールで配信されて入手が容易になりました。
周回プレイが前提なので飽きがくるのも早い人がいそう点で惜しい名作
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