自己紹介と今考えていること(2020年5月11日更新)
はじめまして。とりあず、ニックネームは蕪木(かぶらぎ)キムラとしておきます。自分の好きな漫画の登場人物から拝借しました。
きっかけがあってnoteアカウントは数年前に取得していたのですが、しばらく放置。でも最近「noteで発信してる人よく見るな」と思って、noteに上がってる記事たちを見てみたらなんか面白い。というわけでここでの発信を始めました。余談ですが2007年から、収益もなんにも考えていないブログを趣味でやっておりますので、ネット上に文章を書いてる歴は地味に長いです。
noteでは、ちょっと社会的なつながりを意識したような発信をしていきたいと思います。
1、ざっくりプロフィール
1987年生まれ。岩手県R市出身。
2006年大学進学のため北海道へ。理系の学部・大学院修了。食品安全、食品衛生学的なことを学ぶ。
2012年就職のため仙台へ。正社員で8年間働き、2020年4月で退職。
5月は無職で、6月から有期雇用の職に就く予定。その後の展望も含めて生き方を考えているところである。
2、社会的興味関心(パブリックリレーションズ)
入社2年目以降、自らの仕事を通じて会社や組織の在り方などについて疑問や違和感を感じながら過ごしていた。が、2019年違和感が大きくなりすぎ価値観を再構築に取り掛かる。
関心のあるキーワードを並べてみる。引っかかるところがあったら気軽にコメントしていただきたい。あくまでも今興味がある単語なので、今後考えを深めるうちに私の主義主張と一致しないものも出てくるかもしれない。
働き方 食品安全 食品 食品衛生 食の安全 リスクコミュニケーション 専門家と一般の人の架け橋的な 食品の科学 加工食品 食品添加物 社会学 現代貨幣理論 MMT 経済学 哲学 思想 政治 保守 組織論 会社員 複業 ポートフォリオワーカー マルチポテンシャライト 教育 文化資本 資本主義 グローバリズム批判 考え方 生き方 思考 内省 着想 中野剛志 政治哲学 パトリオティズム フードファディズム メディアバイアス 福田恆存 夏目漱石 思考の整理 奨学金返済 地域社会 地に足を付けて生きる
昨年転職を考え始めた頃から私は、“働くこと”について考えていた。働くことを考えていたら、いつのまにか社会学、経済学、果ては歴史、思想・哲学にまで考える範囲が広がっていた。そのおかげもあってか最近になってようやく、私の芯となるようなものの見方がわかってきたような気がするのでそれを述べたい。
その土地で地に足を付けて生きている人が、まともに生活できる状況を維持したい、という考えである。元々自分は学ぶ場所や働く場所は自由に選べるしどこにでも行けると思っていた。確かに、実際それはできた(できるという自覚があった)。が、なぜそういう自由(仮)を持っている感覚を持ちえたか。それは、いざという時に帰ることができる家や地域があるからではないか、と。人生において何かに行き詰まった時の拠り所を自覚しているかどうかは私たちの生き方に影響を与えるものだ。昨今「自由」という言葉がもてはやされるが、私たちが自由を謳えるのは、信用できる日本国のパスポートがあったり、いざという時に頼れる場所があったりするからだと考える(通常は意識しないが)。いざという時の拠り所は、平時はぞんざいに扱ってしまうものであり、自覚しなければ簡単に捨てることができてしまう。
ここ数十年の日本の状況を見ると、いざという時の拠り所をビジネス的な合理主義的思考によって、消す方向に動いているような気がする。しかし旧いものを捨て新しく作ったものは、常に前にあったものよりも良いという過信は注意深く検討しなければならないと感じている。世の中に様々な考えがあることは認めたうえで、世の中が極端な動きをしないようにバランスを取ることを信念としている。ビジネス界隈でよく言われる“日本や田舎は保守的”というのとは違う。旧いやり方をただ続けることは保守ではない。私たちの暮らしを安定化するために古いものも新しいものも検討し、今の状況では何が良いのかを考えていきたい。
人の営みは人間の理性で解釈しようとすればするほど複雑なものであることがわかる。確かに近代合理主義と共に資本主義システムは広まり、暮らしは豊かになった。しかし、その合理性を過信した共産主義システムは失敗したし、経済合理性を過信する市場原理至上主義も行き詰まりの可能性をはらんでいる。私たちには、理性で判断できる部分と、それ以外の部分(ここが拠り所になりうる)があるのだ。
3、趣味
読書、興味の赴くままに物事を追求すること、息をするように考え事をする
※以前はバンドを組むほどがっつり音楽にハマっていたが、今は思想に耽っている。
4、最後に
2020年は、昨年まで考えていた働き方、生き方を少しずつ行動に移す時期となりそうである。意識高い系ではなく、意識重い系です。