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note始めました!!

はじめまして!IP FELLOWS 特許商標事務所の代表弁理士の辻 知英(つじ ともひで)と申します。

知財業界に身を置き、技術者時代に培ってきた技術知識、特許事務所で身につけた特許実務経験を基に、最高品質の知財サービスを提供するよう日々心がけています。

また、ベンチャー企業で新規事業を複数立ち上げた経験もあり、常にビジネス視点を持ち、「知財のための知財」ではなく、「お客様の事業(ビジネス)のための知財」を日々追求しています。

Noteでは、私の経歴や所属先、そして知財業界における想いを共有していきたいと思います。


プロフィール

  • 氏名:辻 知英(つじ ともひで)

  • 生年月日:1987年5月

  • 生まれ:滋賀県長浜市

  • 学歴:大阪大学大学院工学研究科卒業

  • 弁理士資格:2019年に取得(令和元年合格)

  • 本業:IP FELLOWS 特許商標事務所を経営

  • 専門分野:特許(IT、生成AI、メタバース、ブロックチェーン、NFT、ゲームなど)、商標、知財コンサルティング

  • 実績:特許案件数百件以上(ナショナルクライアント、中小企業、スタートアップ企業)、商標案件100以上、知財コンサルティング案件100以上

  • 趣味:サウナ、海外旅行、交流会を主催すること、ゲーム(ぷよぷよ、ボンバーマン、桃鉄)、コワーキングスペースで作業、ホテルのラウンジ

  • 強み:行動力、分析力、空気読む力

  • その他 :240人超え知財コミュニティ(知財みらい会。後述)の代表

経歴

・2010年 大阪大学工学部 地球総合工学科 船舶海洋工学コースを卒業
 
理科系の科目が得意だったので、理科系の大学に進学。構造力学、材料力学などを基礎として、船の構造などの勉強をする学部に入学。そして、無事に卒業。

・2012年 大阪大学大学院工学研究科卒業
 
同大学の大学院に進学。構造系の船の研究室に2年。グローバルな環境で、大学院での講義は全て英語。研究の成果をハワイのマウイ島で開催されたカンファレンスで発表。

・2012年 株式会社クボタに機械系技術職として入社
 研究開発部の技術者としてキャリアをスタート。
 クボタでは、トラクターの油圧部品に関する研究開発に約4年間携わりました。また、会社の制度で、約1か月の間、アメリカ留学を経験。クボタの現地の工場の様子も見学させてもらいました。

 トラクターの性能は外気温によって大きく変わるので、熱い地域での試験(熱帯地試験)、寒い地域での試験(寒冷地試験)をしなければいけません。
 私は寒冷地試験を担当したことがあり、クボタでの技術者時代、トラクターを北海道やカナダなどの寒冷地に持っていき、朝5時のマイナス20度の中(放射冷却により最も冷える)、トラクターが設計通り作動するかの動作確認をしたりしてました。
 また、トラクターを研究所で1日中乗り回して耐久試験をしたり、毎日油まみれになりながら、製品開発に向き合ってきました。

 製造業界では、QCD(Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期))という概念がありますが、私は、Quality(品質)が最も重要であると、開発現場で叩きこまれてきました。

 クボタの主力製品は、トラクター、コンバイン、バックホー(建設機械)などの重機であり、機械が誤作動を起こすとユーザーを危険にさらす可能性があります。実際に、重機械の誤作動による死亡事故も起きていたので、製品開発にあたって、絶対に誤作動が発生せず、耐久性の高い、最高品質の製品を作ることを常に心がけていました。

 また、製造業界特有の"現場主義"を徹底的に叩き込まれました。優秀な技術者がしっかり設計したとしても、設計通りにモノが動くことはほとんどありませんでした。何かしらのトラブルが現場で発生し、常に現場で解決することが求められました。

 このような経験から、徹底した"現場主義(答えは現場にある)"や“お客様に最高品質の製品・サービスを提供する”という、仕事のベースとなる考え方が形成されました。

・2016年 深見特許事務所に特許技術者として転職
 クボタ時代に、自分自身が携わっていた製品に搭載された技術が社内で表彰され、さらに、特許出願をする機会があり、そのときに初めて弁理士、知財という世界を知り、知財業界に興味を持ち始めました。
 特定の技術を深堀りして極めるというよりも、もっと幅広い技術に触れたいと思い、また、技術者が生み出した技術を守る側になりたいと思い、知財業界にキャリアチェンジすることを決意しました。

 当時、日本の技術が海外に流出するという事案が増えてきており、技術者が必死の想いでカタチにした技術が模倣されていく現状にモヤモヤを感じていたこともあり、そのこともキャリアチェンジすることの後押しになりました。

 そして大阪の深見特許事務所という事務所に転職し、主に国内のナショナルクライアントを中心に、複合機(プリンター)・自動車・空調機・医療機器・半導体・インフレーターなど機械系明細書作成・中間処理業務に従事していました。

・2018年 ITベンチャー企業(美少女系ゲーム会社)に転職
 特許事務所で実務経験を積む中で、知財は事業戦略と密接に結びついていることに気づきました。お客様がどのようにビジネスを展開していきたいか、そのビジネス戦略に基づいて、特許権・意匠権・商標権を取得します。そして、お客様の事業内容をあまり理解せずに、依頼された案件をこなしていくだけでは、付加価値の高い知財サービスを提供できないという考えに至りました。

 そのため、経営側・事業側の視点を養いたいと思い、裁量が大きくスピード感があるITベンチャー企業に転職しました。最初は「人事・法務」というポジションで入ったんですが、すぐに新規事業が立ち上がり、そのプロジェクトマネージャーを任されました。

 その後も、複数の新規事業の立ち上げに携わり、戦略、企画、マーケティング、マネジメントなど、事業に必要な幅広い業務を経験し、経営側・事業側の視点を養いました。

 なお、具体的な新規事業としては、以下の3つの事業に携わりました。

  1. 美少女系の中国ソーシャルゲームのローカライズ事業

  2. YouTubeを中心としたWEBマーケティング支援事業

  3. DX支援事業

・2019年 弁理士試験に合格
 
ベンチャー企業で働く最中、弁理士試験に合格しました。特許事務所時代に、短答試験に合格し、論文試験3回目のがけっぷちでしたが、なんとか合格できました。

・2022年 都内特許事務所に弁理士として転職
 
事業側の経験をある程度積んだので、再度知財業界に戻りました。
 そして、IT系の案件(カーナビ、セルフレジなど)を中心に、出願、中間処理、外国出願業務に従事しました。

・2022年 IP FELLOWS 特許商標事務所を開業
 
同年、スタートアップ企業・中小企業の支援に特化したIP FELLOWS 特許商標事務所を立ち上げました。

所属・会務

①IP FELLOWS 特許商標事務所 ー中小企業・スタートアップ企業の支援に特化ー 

 私が経営するIP FELLOWS 特許商標事務所は、中小企業やスタートアップ企業の支援に特化しています。
 ベンチャー企業でのビジネス経験、特許事務所での実務経験を活かして、中小企業・スタートアップ企業のニーズに沿った知財サービスを日々提供しています。

②日本知財経営推進機構(JIPPO) 代表理事

 一般社団法人 日本知財経営推進機構(Japan IP management Promotion Organization = JIPPO )の代表理事を務めております。
 そして、JIPPO(ジッポ)が運営する「知財みらい会」の代表もやっております。
 「知財みらい会」では、ビジネス×知財を大テーマとした勉強会を開催しており、コミュニティ人数は約240人(2024年4月時点)になります。
 
 主な参加者:特許事務所(特許事務、図面、翻訳者も含む)、企業知財部に所属(経営)している方。また、法律事務所(弁護士)、企業法務部、営業、マーケター、起業家など、知財業界以外の参加者も多数。

③株式会社FELLOWS FACTORYの代表
 2024年1月に法人立上げ。知財業界向けのキャリア系のプロダクトを開発中(2024年夏にローンチ予定)。

中小企業・スタートアップ支援委員会(日本弁理士会)
 
日本弁理士会の委員会に所属し、中小企業・スタートアップの知財支援に力を入れてます。

生成AI活用普及協会(GUGA) 知的財産検討委員会 執行委員

 生成AIを扱うにあたって、知財面で注意すべきこと・論点などを検討する知的財産委員会の執行委員としても活動しています。生成AI活用普及協会(GUGA)の資格試験「生成AIパスポート」の公式テキストの改訂(知財に関する章)にも携わりました。

noteをはじめたきっかけ

 知的財産に直接関わる人のみならず、これまで知的財産に関わったことのない人も含めて、知的財産の持つ力、面白さ、また知的財産の活用方法など、より多くの人にメディアを通じて情報を発信し、"知的財産"というものを世の中に浸透させたいと思ったためです。

 私が常に追求していることは、単なる知財権(特許権など)の取得ではなく、その知財権をビジネスに結び付けることです。知財権がビジネスに結びつき、強力な武器になることが伝われば、世の中に"知的財産"というのものが浸透すると信じています(現状では知的財産への理解・認知度が低すぎると感じてます…)

 また、知的財産を活用し、社会に貢献するビジネスを創作することが私の夢の1つでもあります。例えば、休眠特許・開放特許を活用し、砂漠の緑地化に挑むプロジェクトを立ち上げたりなど、今は妄想のレベルですが、短い人生の中で必ずやり遂げたいと思ってます。

 知財を活用し、社会的な課題解決を目指すのは、私の目指す道の1つです。

 このnoteを通じて、私のビジョンや情熱が少しでも多くの方々に伝われば嬉しいと思い記事を書いてます。
 知財業界への興味や関心を持つ方々との交流を通じて、より良い未来を築いていければと思ってます!

 ご意見やご質問がありましたら、お気軽にコメントをお寄せください!お待ちしております。

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