空は悠々、下界はざわざわ
休日の日課である早朝ベランダ読書をしていると、次第に太陽が昇り始め、道路も車が行き交うようになる
朝の清々しい空気とホットコーヒーとクロノ・トリガーのサントラから【樹海の神秘】をお供に読書して本の内容にも、そんな自分にも酔っている次第
通勤ラッシュの時間になると、車から発せられる音で静寂な時間も終わりを告げる
時折クラクションが鳴りちょっとイラっともする
そんな人間の営みが繰り返される下界。その上空を眺めると立派なお城を想わせる雲が悠々と流れ、鳥が空をのんびりと泳いでいる
人間も自然界の一部なんだと私は思うけれど、上空と下界の時間の流れはまるで違う
人間は基本的に自然界の流れに逆らうように生きている。そうしないと色々と不便だからだろう
若いうちは自然界の流れに堂々と逆らい、人間界で成功するようにがんばろう
しかし30代、40代頃には自然の流れに同調していかないと心身共に壊れていくのではないかと思う
私の周りにはそうした人が多いし、読書からもそれは学べる
眠くなったら寝る
お腹すいてないのに習慣で食べない
お腹がすいたらちゃんと食べる
散歩するなど自分に出来るレベルの軽い運動の継続
などなど、上げればキリがないが、自分がしっくりくるものをやれば不幸にはならないのでは?と巨大雲が悠々と流れるのを見て想った