6/29 空気も読み分けて
昨日こんな記事を書いたばかりでなんですが、空気も読み分けるというのが大事だと思う。
”空気を読まない”ことを良しとするのは、本来やりたいことがあるのに自分を押し殺してまで周囲に合わせる必要はない、という文脈で使われることが多いし私もそういう意味で書いたつもりだ。
しかし、この気持ちはダブルスタンダードなのだろうか?以下のようなツイートを反射的に行ってしまった。
今朝久しぶりにゆっくりできそうだったため、本と雑誌を数冊抱えて私はカフェに向かった。土曜の午前中ということもあり、まだ人は少ない。快適に本を読み進められていた。しかし、昼近くになるにつれ店内も混み合ってきた。30代半ば?くらいの女性三人組が店内に入ってくる。もう、その時点で騒々しい彼女たち。これからどこへ行くのだろう?友人の結婚式にしては服装が控えめだが。今日はこんな雨だ、外のイベントもあるまい。では、映画か美術館にでも行くのか?とはいえ、煩い。黙ってても綺麗じゃないけど、黙って。
ふぅぅ、こんなこともあろうかと常に耳栓を携帯しているのだよ。
耳栓なんて気休めであることは分かっているが、まぁ良い。音楽を聴きながら読書をできない私は、耳栓に頼るしかないのだから。
それでも耳を劈くような笑い声が店内に響き渡る。私は耳栓を詰め直す。そうだ、耳栓がしっかり入っていないからだな。もっとしっかり。次はもうちょっと良い耳栓買おうか。
やれやれ、何がそんなに面白いんだい?俺もその話に混ぜてくれよ。
そんな軽口を叩ける訳もなく、私の心は徐々に掻き乱されていく。まだまだ私も修行が足りんようだと反省した。さて、長居してしまったな。昼飯でも行くか。
以上、今日の午前中。
この事象は昨日書いたような”空気を読む”という次元の話ではない。いわゆる公共空間におけるマナーのレベルではなかろうか。
学生、特に大学生に多いように思うけれど、「社会に出て枷を嵌められる前の最後の自由時間だ」と言わんばかりに羽目を外すことが”イケてる俺たち”というブランティングが浸透してしまったのか、とにかくどこでも騒ぎまくる人が増えたように思う。正直そういう方々は、仮に社会人になろうとも「若手社会人のうちは遊んでおこうぜ」と言わんばかりに飲みに遊びに羽目を外し続けているように思えてならない。
それをイキるというのだろうか?
そのような行動をイキるというのなら、止めてくんないかなーと思う。空気を読まんでいいところで変に空気を読み、周囲に気を遣って欲しい場面で傍若無人に振舞ってしまう。若いってのは難しいわ。
それにしても今日お見受けした三人はそう若くないので、輪を掛けてイタイと思うのは私だけだろうか。