底辺ブラック→大手への逆転転職術!書類応募や面接で利用したプレゼン資料のダウンロード版
きりんと申します。
新卒の頃に憧れていた大手通信インフラ企業でサービス企画の仕事をしています。
2回の転職で年収は300万円から800万円に上げることができましたが、新卒時代は悲惨でした。
就職氷河期時代にやっと掴んだ内定先は底辺IT企業。
与えられる仕事はオフィス引越しのパソコン設置とか、1日中プリンターを掃除するみたいなモチベーションがわかないものばかり。
「学生バイトと一緒の仕事いつまで続くんだろう。」
「これ、スーツでやる仕事なのか?」
「ヤバイなー、なんのスキルも身につかない、、」
と焦り&不満を抱え込んだもののどうしたら人生が好転するのかさっぱり分からず、毎日中央線に揺られていました。
夏休みの前に同期が立て続けに退職しました。
当時の上司は「隣の芝は青く見えるんだよなー、実際にはそう大差ないぞ」と諭しました。
私が新卒の頃は、転職も今ほど一般的ではなかったため、情報も乏しく上司の言うことも正しいのかもなと思いました。
でも、やっぱり青く見えちゃうんですよね〜
ちょうど2年目に大手Sierの子会社に出向することになり、その職場で待遇の差を目の当たりにしました。
✅流行りの技術力が身に付くイケてるプロジェクト
✅有給使い放題
✅ボーナスや残業代がちゃんと出る
となりで働く人達が、すごく眩しかったです。
勇気を出して転職したらやっぱり「隣の芝は真っ青」であることが証明されました。
「スキルないから今の環境から抜け出せないかも、、」
と考えている方、諦めないでください。
皆さん同じ悩みを持っていると思いますが、私の実体験に基づいて底辺からでも大手企業に這い上がれる転職活動のコツを教えます!
この記事の特徴は以下の3つです。
底辺ブラック企業ではスキルや実績を身につけにくいですよね。
そのハンディを前提にチャレンジできることをまとめています。
「今から大手企業に転職なんて無理ゲーでしょ」とキャリアアップを諦めている方にこそ読んでいただきたいです。
書類選考、1次〜N次面接、最終面接それぞれのステップにおける攻略法を2個づつ、合計6個まとめています。
まだ転職活動を初めていない方も、選考プロセスが進んでいる方も参考にしていただける内容になっています。
転職ノウハウ系有料noteでトップクラスと思われるmotoさんの記事にも書かれていない攻略法です。
購入して確認しております。カブリもパクリもないです。
当たり前の話ですが(笑)
motoさんの記事は素晴らしい内容だと思いますが、私の記事はもう少し実績やスキルに乏しい方向けのコツが多いかなと思います。
10,000字を超える情報を1ヶ月かけてまとめました。
そして、私が過去の転職において活用したプレゼン資料のPDFファイルをダウンロードができます。
現在は、無料で公開していますが有料で販売することも検討していますので、ぜひお早めにお読みください!
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さて、転職活動を攻略するにあたり、まず選考のプロセスを掴みましょう。
概ねこの流れになります。
各選考プロセスで特に重要になる選考基準があり、そのときどきで力をいれるべき攻略法が異なりますが、3つの選考基準はどのプロセスにおいても重要です。
特に各プロセスで意識をした方が良い選考基準として考えて、手を抜かないようにしてください。
(1)書類選考
最も重視される選考基準は、実績、スキル。
書類選考のタイミングにおいて最も重要なポイントになります。
職務経歴書に記載された実績やスキルのレベルが、ある水準を満足しているのか客観的に判断できるからです。
職務経歴書には、これまで積み上げた事実を記載するしかありません。
実績を盛ると、経歴の詐称になりますし面談でボロが出るのでやめましょう。
とはいうものの、底辺ブラック企業勤めはここが辛いところ、、、
ビッグプロジェクトを成功に導きましたみたいな輝かしい経験を積む機会に乏しく、イケてる実績やスキルをアピールできない人の方が圧倒的に多いのも事実です。
せめてプライベートの時間を使って市場価値の高い資格を習得していればアピれるのですが、底辺ブラックでは、研修や資格取得支援の福利厚生といったサポートも少ないので、この競走軸でも不利な立場におかれます。
なんとか「一回会ってみるか?」と思わせるにはどうしたら良いかでしょうか?
攻略法①は「独自のプレゼン資料を添付する」です。
職務経歴書や履歴書の資料に加えて、プレゼン資料を添付して目立ちましょう。
私が転職時に作成した資料のPDFデータはダウンロードできるようにしました。
参考にしていただければと思います。
この資料に加え合計3つの資料をダウンロードできる記事(底辺ブラック→大手への逆転転職術!全プレゼン資料(5つ)のダウンロード版)も販売しています。ぜひ、ご検討ください。
プレゼン資料は、以下の要素で構成します。
✅相手先の企業や業界を研究し、現状の顕在化している課題や今後トレンドの変化で発生しそうな潜在的な課題をまとめる。
✅その課題おいて、自分の実績やスキルがどのようにフィットするかまとめる。
できるかぎり、分かりやすくビジュアル化した資料を添付しましょう。
業界が抱える課題を自分なりに研究して、自分のこれまでの経験が課題解決にどのように役立つのか資料化してみましょう。
なお、職務経歴書や履歴書の中で表現できる内容ではありますが、別資料のプレゼン資料としてまとめた方がベターです。
大手企業は大手企業からの転職者を好みます。
底辺ブラック企業から大手企業にチャレンジする時点で既に不利な立場におかれるので、普通の人がやらないことをして選考者の印象に残す戦略が有効です
書類選考をする人事の担当者が、あなたの実績をみて合否が微妙なラインだと考えていた場合を想像して下さい。
プレゼン資料が添付されていたら
「イレギュラーケースなんで一応、上司に相談してみるか?」
と一歩先のステップに進む可能性が高まるはずです。
提出マストの応募書類とは、別に資料を送り込み目立つ事で、ギリギリのハードルを乗り越えるきっかけを作ってください。
なおのっけから身も蓋もない話で申し訳ありませんがあまりに乖離が激しい場合は、少し転職先の企業のハードルを下げる事で段階的に頂上を目指すしかありません。
私も実際に2回転職をしています。
あまりにも書類選考の通過率が悪い場合は、転職エージェントに相談しながら目標のチューニング修正をして、多段的なプロセスでキャリアップを検討して下さい。
攻略法②は「志望動機のクオリティをアップさせる」です。
実績、スキルの次に書類で重視されるのは、「志望動機」です。
コーポレートサイトの採用ページで、「先輩社員の声」を探して「志望動機」に磨きをかけましょう。
「先輩社員の声」に掲載されている人は、その企業に転職してイキイキ働いている「モデルケース」。
転職後のあなたに期待されている人物像です。
インタビューの中で、志望動機が語られているケースがあり、自身の職務経歴に取り込める要素はないか注意深く読み込みましょう。
採用された人の志望動機なので、「正解」な志望動機です。
私も自分とバックグランドと近い人を探して、求人票の条件や自分のモチベーションに当てはまるキーワードがないか精読を繰り返しました。
以下は、志望動機が語られている例です。
ベネッセへ入社することで関わることができる領域が広がったと感じています。私が在籍していたようなITベンダーでは、先端技術を使ったデジタル領域は任せてもらうのが難しくなってきています。なぜかというと、社内にエンジニアがいれば内製化したほうが早いし、安いと考えている事業会社が増えているからです。先端技術に携わりたければ、事業会社に入ったほうが手っ取り早いという時代に変わりつつあると思っています。
出典 : ベネッセ採用サイト
こちらの方は、先端技術に携わりたいというモチベーションが、志望動機になっていたと推測されます。
先端技術を任せてもらいやすい事業会社に転職することと整合性がとれています。
前職ではデジタルマーケティングエージェンシー、いわゆる広告代理店でオンラインの広告のコンサルタントとして働いていました。
コンサルタントという仕事は幅広い領域のお客様と仕事ができるという点は良かったのですが、結局は当事者ではなく部外者なので、与えられた予算やすでに設定されたKPIの中での最適化が求められていました。
限られた枠の中だけでなく、もっと主体的に事業全体に関わりたいという気持ちが強くなり転職を決意しました。
出典:リクルートグループ採用情報
広告代理店から事業会社のマーケティング部という転職は比較的良くあるパターンですが、この方のコメントからは「事業」に「主体的」に関わりたいという前向きなモチベーションが感じられます。
事業戦略も立案しつつ「自ら」マーケティングの予算やKPIを設定することが求められるポジションだったのでしょう。
応募先企業にこうした採用サイトがなかった場合は、同業他社のホームページを探してみましょう。
抱えている課題が業界に共通していることもあるので、参考になるはずです。
(2)1次面接〜n次面接
最も重視される選考基準は、社風との相性。
「ウチの会社でこの人はやっていけそうか?」というコミュニケーション力の評価が対面で行われます。
大手企業の1次面接で評価されるポイントは、以下の通り。
✅チームワークを重視して働ける姿勢を示す
✅応募先の部署のカラーを知って合わせる
攻略法③は「チームワークを重視して働ける姿勢を示す」です。
自分を売り込むのが転職面接ですが、売り込みに力を入れすぎて「尖った自己主張」になっていないか注意しましょう。大手企業では、チームワークを乱す危険人物とみなされる恐れがあります。
繰り返しになりますが、大手企業は大手企業からの転職者を好みます。
なぜなら「組織で仕事をする」という働き方を重要視するからです。
新卒で大手企業に入社した若者は、その価値観を「基本動作」として叩き込まれているので、大手に横滑りで転職してもこのカルチャーに馴染みます。
一方、底辺ブラック企業に勤めているとピラミッドの底辺に張り付きっぱなしで、横(チームワーク、他部署、取引先)や上(上司)を巻き込んで仕事をすすめる機会が少なく「組織」の中の構成員であることを意識して行動する感覚に疎くなります。
余談になりますが、実際に底辺ブラック企業から大手企業に転職するとギャップを痛感することが多数あります。
その多くは組織で仕事をする感覚に根付いたものが多いように思います。
いくつかブログでまとめているので、入社後の立ち回りの参考にご覧いただけると幸いです。
具体的にどのようなコミュニケーションを心がけるか、2つの方針を示します。
(ⅰ)「俺」ではなく「組織」の手柄に
一匹狼より、犬ぞりシベリアンハスキーのリーダー犬が好まれます。
組織の横(チームメンバー、他部署、取引先)を意識した仕事ぶりができていますか?
他者を説得し、他者と一緒にひとつの目標を達成する人の方が、大手企業の働き方にフィットするのです。
実績を語る際には「俺一人で全部やりました。個人のパフォーマンスは誰にも負けません」ではなく「社内外のステークホルダーと力を合わせた」というエピソードで語りましょう。
大手企業では、組織ごとに明確にミッションや役割分担が設定されているため、自分一人でやりきることができないプロジェクトが多いのです。
例えば、新規事業としてサービスを企画した実績をアピールするとします。
Aさん
このプロジェクトは、全て自分でやり切りました。
Bさん
プロジェクトの企画面を中心に担当しました。開発については、パートナー会社や技術を担当する部署の協力を取り付けることにより横断的なプロジェクトとして推進することができました。
Aさんの方が、イケイケでデキる奴感が出ていますが、大手企業の選考者の視点ではBさんの方が評価されます。
Bさんのようにアピールしやすい実績がない場合は、自分で能動的に作るしかありません。
業務のアサインは自分でコントロールできないので、勉強会を立ち上げるみたいな実績を自分で作って、周囲を巻き込んだエピソードとしてアピールしましょう。
例:○○に関する知識がないことが、所属する部署の課題であると感じたため同期を中心に社内で勉強会を立ち上げました。
この点を意識して、実績のアピールの仕方を見直してみてください。
(ⅱ)日本刀のような切れ味の受け答えを
組織の上の人(決裁者)を説得することができるコミュニケーションスキルが備わっているか試されます。
その際に好まれるコミュニケーションは以下の通りです。
✅質問と回答が一致しているか?
✅結論から話をしているか?
✅話は冗長ではないか?
決裁者という言葉に馴染みのない方について、大手企業の意思決定のプロセスにいて、簡単に説明をします。
大企業においては、権限内規という意思決定に対する社内ルールが決められていて以下のような条件が設定されています。
3000万円まで費用が発生する契約は本部長が判断とする。
いわゆる決裁書に本部長がハンコを押印するという事務手続きで正式に承認をされることになるのですが、決裁書を提出する前に本部長にポイントをしぼって実施したい施策の内容を説明をする必要があります。
これを「決裁者に対する事前説明」と呼んだりします。
部長クラスの決裁者になると1日の仕事の大半は、部下の「決裁者に対する事前説明」に対してOK、NGの判定をくだす意思決定となります。
エラい人が判断しなくてはいけない案件の数はめちゃくちゃ多いので、部下の受け答えがダルいと「OK」でもなく「NG」でもないく「よくわからないから出直してきて」という最悪の結論になり、仕事が全然進まないことも、、、
「決裁者に対する事前説明」において、日本刀のような切れ味の受け答えができるのか面接で評価されているのです。
✅質問と回答が一致しているか?
・回答が的確であること、相手から質問されていることと自分が話したいことがミスマッチして混乱しないように気をつける。
✅結論から話をしているか?
・結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順番を意識。
✅話は冗長ではないか?
・指示語や形容詞を極力省き、正しい「てにをは」でシンプルに伝える。
・極論になるが、軍隊の報告のように単語で答えるイメージ。
ミスしたときより、説明が下手くそなときの方が怒りのバロメーターが上がる上司もいます。
そのくらい重視されることだと肝に銘じて下さい。
私もいまだに怒りを買うことがあります(笑)
コミュニケーションの難しさは相手との距離感と比例します。
面接は、初対面なので最も難しいコミュニケーションです。
準備なしで飛び込んでも大抵うまくいきません。
想定問答集を作った上で、面接の練習をして大手企業で好まれるコミュニケーションが出来ているか、セルフチェックが必要dス。
スマホを使ったセルフチェクの方法はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
模擬面接を実施している転職エージェントもあるので相談をしてみるのもよいでしょう。
攻略法④は「応募先の部署のカラーを知って合わせる」です。
一次面接では、「自部門のカラー」に馴染みそうか、という観点でも評価されます。
大抵の場合、現場の管理職が出てくることが多く、職務経歴書で見通すことができない「人間性」や「キャラ」を見極めようとしてきます。
以下の口コミを見ても分かる通り、大手企業では部署によってカラーが異なることがよくあります。
●模擬試験事業(岡山本社・新宿本部)
創業事業。公共BtoBであり、主な営業先が高校の進路指導教員のため、事業部内は真面目で堅い雰囲気。役職、年次(年齢)などに基づく上下関係も厳しく、会社名のイメージからは想像できないほど体育会系。
●通信教育事業(多摩本部)
主力事業。「チャレンジ」に代表される通信教材の企画、制作、マーケを行っている。BtoC事業のため、普段顧客との接点が無いため、若く柔軟でややルーズな雰囲気。体育会系の対極。服装なども自由で、オフィス内は渋谷のITベンチャー的な印象。
出典:volkers-ベネッセ口コミより
自分が応募をする部署を特定して、面接で対峙する現場の管理職に受け入れられるよう準備をしましょう。
そのためにどのような人達と仕事をするようになるのか調査が必要です。
調査の方法は、3つです。
調査法① 一次面接の面接官の取材記事
調査法② 転職口コミサイト
調査法③ 転職エージェント
調査法① 一次面接の面接官の取材記事
面接前の心の準備ができる最もオススメの方法です。
まずは、転職エージェントに配属予定の部署名と面接官の役職をヒヤリングしてみましょう。
転職エージェントから聞き出せなかった場合は、部署名については自分でリサーチする方法もあります。
・求人票で求められている業務内容から会社のHPの組織図にヒットする部署名があるか調べる。
例:
求人票:全社的なDX推進プロジェクトを担当して頂きます。
↓
部署名:デジタル推進部
・求人票に「取り組み実績」みたいな紹介されている場合があるので、その実績をググって取材記事などを探し部署名を特定する
部署名や役職のあたりが付いたら「○○株式会社 △△部 部長」のようにググって面接者の氏名を探してみましょう。
大手企業の部長や取締役クラスの役職者は、わりとWebメディアで頻繁に取材されます。
更に積極的に中途採用を試みている部署は新規事業に積極的であることが多いので、更に記事が見つかりやすい傾向にあります。
インタビュー記事からは、以下を読み取りましょう。
✅どのようなミッションを背負った組織か?
✅どういう人材を求めているか?
✅面接官の人となり
「面接官の人となり」は、顔写真含めて知ることができます。
こっちが一方的に相手のことを知れると、不思議な安心感を感じることができますよ。
経歴も参考にしましょう。
例えば、
✅新卒から叩き上げなのか?
✅別の業界からキャリアチェンジをしてきた人なのか?
✅キャリアチェンジする前の業界は?
などなど。
面接官のファーストキャリアが総合商社であれば、特に「ハキハキ」答えることを特に意識しよう、といった心の準備ができます。
調査法② 転職口コミサイト
転職口コミサイトで社内の雰囲気を掴みましょう。
冒頭紹介したとおり、リアルな情報を入手できます。
口コミ情報を漫然とみていると時間もかかりますし、投稿した人の雇用形態や所属部署によってはノイズが入るので、以下の方法で絞り込んで有益な口コミを見つけましょう。
・OpenWork(https://www.vorkers.com/)
応募先企業名を入力します。
[社員クチコミ]をクリックします。
「部署・職種・役職」と「入社形態」で絞り込んで
「組織体制・企業文化」
「働きがい・成長」
の口コミを見てみましょう。
応募先企業名を入力します。
[口コミ件数]をクリック。
[企業の口コミを見る]をクリック。
[職種][雇用形態]で絞り込んで、[面接・選考]」や[やりがい]などの口コミを参考にしましょう。
・エン ライトハウス(https://en-hyouban.com/)
応募先企業名を入力します。
「口コミ・評判を見る」をクリック
「雇用形態」「職種」で絞り込んで「企業カルチャー・組織体制」「成長・働きがい」などの口コミを参考にしましょう。
調査法③ 転職エージェント
転職エージェントは、これまで面接に送り出してきた応募者にアンケートをとって情報収集をしています。
✅面接官の役職
✅面接の雰囲気
✅面接で聞かれた質問
また、逆に採用企業の担当者からもフィードバックがあり、転職エージェントがヒヤリングしている場合があります。
✅理想の応募者像
✅面接で心がけて欲しいコミュニケーション
✅面接でNGだった応募者の特徴
書類選考後に面接の前のタイミングでこうした情報の提供があると思いますが、もらえない場合は転職エージェントに問合せしてみましょう。
こういうときのために転職エージェントが存在するので、遠慮は必要ありませんよ。
(3)最終面接
最も重視される選考基準は、熱意
実績やスキルのアピールを疎かにして良いという意味ではありません。
最終面接で採用の意思決定をする人は役員クラスです。
実績やスキルのアピールはもちろん大事ですが、あまりに細かいところに深堀りしていくと現場感覚の薄い役員に伝わりにくいアピールになるケースもあります。
であれば、「真剣に御社で働きたいと考えています」という思いを精一杯汲み取ってもらいましょう。
ただし、攻略法③チームワークを重視して働ける姿勢を示す((ⅰ)「俺」ではなく「組織」の手柄に(ⅱ)日本刀のような切れ味の受け答えを)については、引き続き意識して面接に臨んでください。
攻略法⑤は「応募先企業の商品やサービスを知り尽くす」です。
特に営業系や企画系を志望している場合は、要注意です。
応募先企業の商品やサービスの知識が甘いと「ナメたヤツがきた」と思われます。
また、人事や総務や経理などのオーバヘッド系の求人であったとしても、最低限主力商品のリサーチはしておくべきです。
会社はあなたのことを知ろうとしているのに、あなたは会社に対して無関心というのは失礼ですよね?
ビジネスマンとしての礼儀やマナーがなってないと思われても仕方がありません。
STEP1 まずは実際に手にしてみよう
買える値段の商品であれば実際に購入して、最低限ユーザ視点の感想が言えるように準備しておきましょう。
売り場や展示場にも出向いてみましょう。
「どんなお客さんが集まっているか?」「販売員はセールスポイントをどのように説明するのか?」といったマーケティング視点での観察にトライしてみましょう。
役員は、自社のプロダクトに対するいちユーザの感想を聞きたがる人結構多いです。
偉くなればなるほど、社外の人脈が自分と同じくらいの「偉い人」に限定されるので、一般的の人が自社のプロダクトについてどういった印象をもっているか気になるんじゃないかと思います。
私も面接で、その会社が力を入れているサービスの強みや弱みについて質問されました。
そのサービスの改善点として、UIのレスポンス(反応速度)を向上させるべきと率直に伝えました。
理由は、高速回線でネットを楽しみたいユーザの嗜好と最も相性が悪いウィークポイントだったから。(光回線と抱合せで契約されることが多いサービスだった)
前職の経験を生かしたリサーチを通じて、シンプルさを追求したUIのデザインを担当したいという意欲もアピールしました。
実際に利用してみて、
応募企業のプロダクトに対する課題の発掘
↓
自身のスキルのよる改善提案
という流れで話せると、熱意と分析力とスキルをまとめてアピールできるので、ここまで想定問答を練ってみましょう。
STEP2 競合調査をしてみよう
より構造的に理解を深めるには、競合との比較調査をするのが近道です。
ネットを中心とした情報収集で完結することが多いので気軽にチャレンジしてみましょう。
競合調査をして、自社のプロダクトについて以下の知見を得ましょう。
✅何を武器に市場に切り込んでいるのか?
✅どんな競合とバッティングしているのか?
✅競合に勝てる戦略(商品の改善や売り方の工夫)はなにか?
自分なりに仮説を設定してみましょう。
「え〜、そんなことやったことないよ。」
と諦めないでください。
1番重要なのは、「熱意」を伝えることです。
分析の結果は間違っていても構わないので、実直に応募先のプロダクトについて理解を深めましょう。
・スペック比較、価格比較
価格とスペックを分析して、自社のプロダクトがどのようなポジションにあるかをビジュアル化しています。
再掲になりますが、こちらのプレゼン資料の上部にまとめています。
参考にしていただけると幸いです。
・クチコミの比較(アマゾンレビューや価格コム)
クチコミを収集し、発言の内容を要約してカテゴリごとに集計します。
・売り場や展示場の観察
集客(どういう人が買いに来ているのか)、陳列(どんな競合商品と並んでいるか)、接客(販売員は商品特徴をどのように説明をするのか)といった観点で売り場の情報を収集します。
・広告の比較(公式サイトやパンフレットのセールスポイント)
広告のクリエイティブで何を強調しているのか、比較します。
・UIの評価
サービスのターゲット像を想定して、UIが正しく設計されているのか評価します。他社のプロダクトと比較すると特徴が際立ちます。
調査の切り口は多種多様ですが、応募先の企業のプロダクト商品やサービスを研究して、自身のスキルでどういった改善提案ができるか考えてみてください。
攻略法⑥は「先輩社員とのギャップを埋める」です。
転職エージェントに「自分と同じポジションで採用された応募者が評価された実績やスキル」をヒヤリングして下さい。
自分が足りない実績やスキルがあれば、ギャップを埋める具体的なアクションを開始して下さい。
面接では、「現在行っている自己研鑽」について聞かれることがあります。
その際には以下のように回答しましょう。
「○○をしています。今回の応募させていただいたポジションで採用いただけた場合に即現場で独り立ちできるよう強化が必要と考えて研鑽しています。」
最後に「何か聞いておきたいことはありますか?」
という質問も定番なので、自己研鑽について問われる質問がなかった場合
「現状不足しているスキルをキャッチアップするために○○をしていますが、○○のスキルアップができる研修を入社後に受講できるか教えて下さい」
といった回答案を用意しておきましょう。
なお、様々な局面で転職エージェントから情報を収集する想定をしています。
転職エージェントを徹底的に活用していきましょう。
「こんなことお願いしてもいいのかな?」
と迷う必要はないです。
転職エージェントは、あなたを内定させることで報酬が発生するので遠慮なくお願いしてみましょう。
あなたのポテンシャルを引き出すことが仕事なのに非協力的な担当者であれば、仕事をしていないと同じですね。
その場合、転職エージェントを変えたほうが良いです。
ちなみに転職エージェント選びの基準に、こちらの記事(252件の口コミ分析でわかったおすすめの転職エージェント)に掲載しています。
参考にしていただけると幸いです。
終わりに
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
紹介した攻略法はすべて、簡単にできることではないと思います。
楽して収入を上げる方法は存在しません。
一つだけ言えることは、
・同じスキルの人が
・同じ時間を働いていて
・同じ成果を出しても
会社によって保証できる給料や福利厚生が異なります。
やっぱり隣の芝生は「青く見える」だけじゃなくて、「実際に青い」のです。楽ではないけど、やっぱり調整しないのはもったいないと思いませんか?
今、底辺と呼ばれる環境で苦しんでいるのであれば、転職は最も確実にあなたの年収を変える手段になり得ます。
勇気を出して、一歩を踏み出してください。
あなたの転職が成功することをお祈りしております。
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