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ご機嫌をこじらせない為に私がやった三つの試み
◆不機嫌はハラスメントと呼ばれる時代なのに・・・
不機嫌な人に遭遇すると、心がざわつく。
酷いときはこちらの生命の危機を感じる。
この人が不機嫌なのはもしかして私のせいなの?!
近しい人でなくても、なんだかそんな気がしてオロオロすることないだろうか?
生命の危機を感じた、といえば数年前、スーパーで買い物をしていたら、見知らぬおばさんに突然怒鳴られたことがある。
何を言われたのかハッキリは覚えていないけれど、明らかに私が何かをしたのではなさそうなことで怒鳴られた。
接客業をしていると、この世代の女性の機嫌の悪さに、驚くほど遭遇する。(怒鳴るとかは異例だけど)
若いスタッフが対応していて、この不機嫌にぶち当たるたびに、
「ホルモンが暴れていて、本人も制御できないんだと思う、許してあげてね」
と、おばさん代表として謝る。
◆不機嫌があふれだす人とそうでない人の違いは?
かくいう私も、この「暴れるホルモン不機嫌おばさん世代」真っ只中だ。
それでも何とか今のところ、比較的ご機嫌に過ごせている。
これは私の体が元気な訳でも、ホルモンが安定しているからでもない。
一重に「我慢と頑張りとからまり」を脱ぎ捨てたからだ。
私は自分で言うのも何だが、結構頑張り屋さんの人生だったように思う。
言えるところで言うと、陣痛が始まった日も上の子供のお弁当は夜明け前に起きて作っていたし、高熱でまっすぐ歩けないような日でも練習するためピアノの前に座った。(今思うと頑張りの方向性がからまりまくっている( ;∀;))
「欲しがりませんよ、勝つまでは」みたいなご気分だった(いつの人?笑)
◆不機嫌を根こそぎ取っ払おう!!
そんな私が現在までにやってきた
「ご機嫌軸の整え方」
イコール
「我慢、頑張り、からまり」の脱ぎ捨て方
具体的に何をしたの?を、振り返ってみる。
1.「からまり」を解きほぐしてくれる人
まずはからまりから。
先日発売になったVoicyという音声プラットフォームの超人気パーソナリティ尾石晴さんの新刊、【からまる毎日のほぐし方】。
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この書籍には、この暴れるホルモン不機嫌おばさんの、前段階世代の頑張り屋さん女性(もしかしたら男性も)が、
ここ、からまるだろうなぁ、わかるわぁ、という実例とともに、はるさんがどう考え、そこをいかに乗り切って?きたか、赤裸々に描かれている。
晴さんは長年Voicyを通して、私のお馬鹿がさく裂している、ごちゃっとした私の頭の中のからまりを、根気よくほぐしてくれた人。
(ちなみに「心を洗ってくれた」のが、一緒にhibiyaを運営しているこちらもVoicyパーソナリティのエリサさん。エリサさんについては下記の記事で書いてます↓)
私の人生にVoicyがなかったら、今の私はどうなっていたの?!(怖💦)
晴さんのVoicy「学びの引き出しはるラジオ」は、初期(2019年)の頃から、年齢を重ねるにつれ、女性がからまって不機嫌になる場所に光を当てていた。
その不機嫌を解く術をあれやこれやと、晴さん自身の経験や実験を交えて教えてくださっていた。
たとえば、、、
夜更かししてしまうと、疲れやすさにからまるようになる。
その原因に多い「リベンジ夜更かし」がどこからくるのか?
自分はダメ人間だ~と安易に自分を責めるのではなく、何がそうさせているのかに焦点をあてる。
こういう目線で物事を考える癖をつけられるようになったのは、長年晴さんの放送を聞いているからに他ならないと感じている。
Voicyの「学びの引き出しはるラジオ」
からまりはここでかなり手放せる。たくさんのヒントが詰まっている。(不機嫌の手放しをしたい人は、この新刊だけでも是非読んで!)
私も不機嫌おばさんの一歩手前の年代で、このからまりを少しほぐしておけたのが、今のご機嫌につながっている。
2.「頑張り」を手放す方法は、仕組みを変えるだけ
頑張らなくていいようにするには
お片付けが一番即効性があると思う。
頑張っていることの中には、お片付けのステージを上げてしまえば、以後頑張らなくても良いことがたくさんある。
私が学んだお片付けは「ライフオーガナイザー」。
分かりやすい学びは、この三つだった。
1.まず無理のかからない物量にする。
2.次に手数を減らす。(面倒と感じる状態や無理な時間配分だったりを仕組みで取り除く)
3.最終的に習慣化する。(無意識レベル考えなくてもやれてしまう状態にもっていく)
自分の頑張っていることは、
「こうしたい?」のか
「こうしなきゃ?」なのか
「こうすべき?」なのか
どれだろう?
何に向かって自分は頑張っているのか
ということを見極めると次の道筋がみえてきた。
上の1.2.3.の三つに当てはめながら、一つ一つのモノやコトを片付けていった。
私の昔のからまってる頑張りのように、そこは手放しも良いのでは?というものもあったし、仕組みを変えれば頑張らなくても出来ることが、たくさーんあった。
不機嫌な頑張りは、報われないし、誰の幸せも連れてはこなかった。
なので、そんな頑張りは手放した。
3.「我慢」の捨て方は簡単
我慢の捨て方は単純だ。
とにかく体の不具合、痛み、不快感をとること。
負担のかかる服や靴やカバンも手放す。
時間もお金も、まずそのために使う。
人生の折り返し地点あたりからは、ここの我慢はもういいのかも。
実際今感じている不具合があるなら、私は我慢せずさっさと病院にかかるようにしている。
良くならない時は諦めずに他をあたる。
メンテナンスの必要なところは、こまめに専門家に診てもらう。
物忘れが酷いし、首のあたりの血管が細くなっていると前の健診で言われたのも気になったので、先日脳ドックをうけてみた。
結果はどこにも異常個所無しだった。
不安に思ってモヤモヤした気持ちは、ドクターの「どっこも悪いところはありません!」という言葉に全部ふき取ってもらった。
不安が連れてくる憂鬱な気持ちを手放せるだけで、不機嫌はかなり手放せる。
プラスよりまずマイナス補填。
癒される何かに時間やお金をかける前に、マイナスをフラットに戻す、これを最優先にしている。
職場でも家庭でも、特に嫌なこと、苦手なことは我慢せずに誰かに手伝ってもらい、そのことが得意な人に任せるなどして、自分の得意に集中できるようにバランスを取らせてもらう。
なんでも出来る、なんでもやりきる人のふりをしない。(どうやっても私では中途半端になるしね)
以上、この三つを念頭に、ポンコツぶりを発揮しつつ、ご機嫌だけは死守していこうと思う。