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「着たい服が並んでいるクローゼット」にする為の たった一つのマイルール
服を買う時、コレいいな、と思って買ったはず。
なのに、、、
なぜ何年も着ていない服があったり、着てもテンション上がらない服がこうも何枚もあるのだろう、と思ったことはありますか?
そんな服は一枚もないという方は、このお話はどうか、スルーしてください。
今日は、
服を買うのが下手で、どうもときめかない服と暮らしているのに、手放し方も中途半端で、この先どうしていいのかよく分かんないよ~😞
というグダグダだった私が、
ゆるゆるとたどり着いた、凡人の『着る服だけのクローゼット作り』の足跡記録です。
1.着ない服はどこからやってきたのか、突き止める
今後の予定やお出掛け場所や会う人に併せて、
流行を意識してみたり、
おしゃれな誰かのイメージが重なったりしながら、
買える範囲のお値段だったので、
その服は私に選ばれた。
そう、
外側の状況に振り回されながら選ばれたその服は、違和感という札がついたまま、近い未来、着られなくなる。
「この秋のベストバイ」 と 誰かが送り出したオシャレ列車に、慌てて乗ってしまったら、自分の思ってた行き先と違ったよー、みたいな感じ。
他者が介在したそのお買い物が、袖を通してもらえない服の並ぶ、クローゼットを作る大きな理由の一つだった。
2.間違わない服選びのポイントは ○○軸
私は最近、街でたまたま目に止まった、一目惚れ服しか買わない!と決めている。
わざわざ何かの為の服を買いに行く、という行為をやめた。
買うこと前提のお買い物は、私の場合必ずと言ってよいくらい満足度が低い。
なので、偶然の出会いに賭けてみることにしている。(これはバックも同じ)
その一目惚れの後、私がチェックするポイントはただ一つ、
「 楽 」かどうか、だ。
My 人生軸。
誰も絡まない、この自分の楽という感覚。
近藤麻理恵さんが片付けは「服」から、と仰るのは、服は身体の近くに在るものなので、身体の正直な感覚を捉えやすいからなのだそう。
求めているモノなのか、そうでないのか、服はわかりやすいのだろう。
私が服に求める 「楽」とは何か?
・生地の違和感がないこと
・基本の動作でストレスにならないこと
・一食分の余白があること(お腹周り)
ここには、2キロ太っても大丈夫、とか、アイロンかけなくても大丈夫、とかそういう楽さは入っていない。(私の服は殆どがアイロン必須、ここは楽でなくても良いのだ)
人生軸は みんなそれぞれ違う。
大切なことや(キュン)とするポイントは千差万別。
あなたの軸は?!
この軸からズレると、結果必ず着ない服になるので軸は必ずおさえる。
お店で試着して、楽じゃないな、
と思ったら、断りにくいな、という気持ちがあっても、テンプレートの断り文句を ハッキリ柔らかく伝えて、お店を後にする。
私はオリジナルの 買わない時のお断りテンプレート を備えている。
自分が接客業(営業もどき)をやっているので、どんなふうに断れば、それ以上突っ込んでこられないか、あと、お店の方も無駄に傷つけないか、は熟知している。
お断りテンプレートのお陰で、たいして嫌な顔をされることなく、お店を出ることが出来る。
相手の小さな反応に傷ついてしまうタイプの繊細さんは、自分なりのお断りテンプレートを持っておくと良い。
この定型文、自分のキャラクターに合ったもので、作っておくとストレスが減る。
(言いやすい、伝わりやすい、相手や商品を否定しない、簡潔に、などを意識しながら作ってみて)
あと、一緒にお買い物をしている人が褒めてくれると、なんか買ってしまったと言う人もいるのではないだろうか?
なので、ココも気をつけたいところ。
なるだけ街を歩く時は一人。
結果、自分の真に求める真ん中を外していない服に出会えることが多くなり、現在それは迷いなく袖を通す服となっている。
3.服への価値観を知る為に 私がやってみたこと
20代後半まではあまり何も考えずに、その時好きな服を好きなように着ることが、出来た。
多少の暑さ寒さは我慢できたし、短い足を長く見せる為の靴を履くことも、頑張れた。
中年と呼ばれる年齢になった頃、服でも無理をすると体調不良に繋がりはじめたので、楽にするしかなかった部分もある。
それでも安易に楽だけに特化させるのもつまらなかったので、まずたくさん着てみて、自分の服の可能性を調べてみようと思った。
試着では無事合格が出たのだけれど、思いの外他の服との相性が悪い、とか、タイツを合わせたらめちゃくちゃ絡みついた、など、服が楽に心地よく着れるかどうかは、私のような素人にはお店では分からないところもある。
ならばと勉強の為に始めたのが、服のサブスクだ。
私が利用したのは、注文すると次の次の日には新品がやってきて、やって来た時の袋に入れて何度でも返せるという「メチャカリ」さん。⬇️
ほとんどが購入しても1万円に届かないリーズナブルなお洋服たち。
気に入ったら買い取ることも出来るし、ある一定の期間借り続けたら、自動的に自分のものになる、というシステムだった。
約一年間、全季節、定額なのをいいことに、とにかく着たいものを試着のように試してみた。
結果、どの服も2.3回着て、ほぼ返却した。
ホントに試着だけで返却したものもあった。
私は服に何を求めていたのだろう。
丸1年やってみて分かったことがあった。
私は着るものに、長く愛着を持つことが難しいのだ、ということ。
飽き性が如実に現れていた。
今までは、捨てられないし返品も出来ないから保持していただけで、持っている服達も返せるなら返したいんだ、 ということに気づいた。
よく着てる服、少し値が張るものでさえ、数年経つと愛着が残っている服はほぼ無かった。
返却していい、という制度のお陰で、返却を望んでいることにハッキリと気づいた。
と言うことで、私の性質上、その服が長い間着れるかどうかは考える必要が無くなった。
こうなったら、一目惚れ服を短い期間で早く何回も着るしかない。
そう思うと、大事なお出かけ用だからとか、汚れそうだからとか、高かったからとか、意味をなさなくなった。
4.お揃いのハンガーと着たい服だけのクローゼット
自分が思うほど、他人はあまり人の服を見ていない?
少なくとも私はほぼ、覚えていない。
特に個性的なものを着ない限り、明後日になったらだいたい忘れられている、と思っている。
なので、似合ってない服を何枚も着回すよりも、自分が楽で、適度に似合っている服を繰り返し着ていればいいのかな、という結論になった。
(あれやこれやファッションを考えることがお好きな方はこれにあらず。)
たった一つのマイルール、「一目惚れ」 で「楽」かどうかを軸に選んだその服達を、少し上質なハンガーに全てかけて収納した。
畳まない。
ひと所にないと私は忘れてしまうので、全選手を同じベンチに並べた。
不思議だが、同じハンガーにしたことで、服に優劣が無くなった。
その結果、どの服も着るようになった。
着る服だけのクローゼットは、余計な思考のざわつきがない。
朝の服選びが平和になる。
着ていて楽なだけでなく、日々選ぶのも楽、まさに人生の軸、楽に特化させることが出来た。
ちなみに住まいバージョンの自分軸はこちら⬆️
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