⑱誘う女 風俗遊びを覚えたての頃、嬢に連絡先を聞いていた。連絡先を教えてくれるのが、ステイタスなどと勘違いしていた。 今思えば、嬢達も仕方なしに教えてくれたんだと思う。 お店に遊びに来てくれるから、売上になるわけで、 プライベートで会う理由は別にないのだから。
⑰詫びる女 友達と二人で風俗店に行くことがある。 だいたい連れと行くときは、飲んだ後とかなので、 時間帯的にも女の子は少ないし、こちらも冷静に判断できないしで、ろくなことにならない。 その時も、女の子を選んで、先にホテルに入ってくれと言われ、薄汚いホテルで30分以上待たされたが、来る気配もなかったから、店に戻って金を返してくれと言った。店員は大げさに土下座して詫びたが、別にお金返してくれれば、どうでも良かった。 金曜とか、土曜の晩は風俗遊びをおすすめしない。 客はわんさか
⑯記す女 女優さんの不倫が世間を騒がせている。 既婚者どおしの所謂ダブル不倫だ。 お茶の間の主婦の方々も興味津々なんだろう。 結婚して子供が出来て、人としては幸せなのだろうが、男として女として幸せなのかと問われると、どれだけの人が、ハイと自信を持って言えるのだろうか。 セックスレスになるのが大多数だろうし、それでもコミュニケーションを取れるのか、お互いを心から思いやれるのか、男女の根深い問題が見え隠れしていると思う。 性欲のピークが男性は10代の後半から20代前半だ思う。
⑮もがく女 昔、後輩と二人で、飲み屋探そうか、どうしようか迷っていて、繁華街をぶらぶらしていることがあった。 普通に飲み屋行っても、そんなに面白くなかったので、 「キャッチ全員と話してみようか。」と私が提案した。 夜の21時ごろなので、2~3メートル歩くと声を掛けられる。 「お兄さん飲み屋ないですか?」足がすごく細くて、丸顔のお姉さんから声を掛けられた。 「お姉さん、チュッパチャプスみたいやね。」 と私が言うと、後ろで後輩が爆笑していた。
⑭捏ねる女 これも私の勝手な統計だ。 子供が男の子ばかりの家庭がある。 この場合、母親が家庭での主導権を握っている。 所謂、かかあ天下だ。 逆に、子供が女の子ばかりだと、父親が主導権を握っている。女の子三人姉妹の父親は割りと厳格で、無口な人だったりする。亭主関白というやつだ。
⑬閉まる女 女系家族で育ったせいか、周りにはだいたい女の人がいた。親戚のお姉ちゃんに、可愛がられて育ったので、甘えん坊なのかも知れない。 中学や高校になると、女性と話すのが恥ずかしくて、ほとんど喋らなかった。 今考えると、全く意味の無い時間なのだが、当時はそれが格好いいと思っていたのだろう。
⑫無い女 私はヘルスを利用する際、はじめに急ぎめでシャワーも入りたいし、ベッドにもすぐ行きたい。 お金もすぐに払うし、私はすぐに裸になる。 せっかちな男と思われているかも知れない。 私の感覚だと、少し早めにプレイ終わっても構わなくて、プレイ後にゆっくりとお話したいと思っているのだ。 ここが実はポイントで、ひとたび肌を重ねると、なぜか男も女も一段深いところで、会話出来るようになるのだ。 ここで、人に言えない性癖とか、フェチとか、変わった性の体験談をお互い話すのが、好きなので
⑪跳ねる女 安い箱ヘルでは、女の子を選んでから、プレイルームへ行くのだが、個室ではなくて、暗い大広間みたいな部屋に腰の高さくらいの仕切りがあり、その一畳のスペースでプレイしなければいけない。 仕切りが腰の高さなのは、 客が本番行為を行おうとしても、スタッフから一目で発見されてしまうから、という店側の安全対策だ。 この大広間というのと、仕切りが低いというので、私はあんまし集中できないので、そんなに利用することはなかった。 しかし、コンセプト店というのがあって、女性がナースの
⑩溶ける女 セッキャバという、飲み屋と風俗の真ん中、みたいなお店がある。畳一枚分くらいのスペースに、客が座り、そこに女の子が上がってきてイチャイチャする、というスタイルだ。 オッケーなのは、キス、おっぱい触ると舐める。 NGなのは、下を触る、だ。 着物の短いのみたいのを、女の子は、羽織っており、 おっぱいはスタンバイできている。 三軒目くらいに、酔っ払ってみんなでワーワー行くのがちょうどよくて、一人で行っても、余計ムラムラして、結局風俗いくはめになるから、意味がない。
⑨プロフェッショナルな女 女性の顔を見て、その子の性癖を判断することがある。 夜の繁華街を歩いていると、キャッチに声かけられる。男の場合もあるし、そのお店の女のコのこともある。 後輩といつもの様に、歩いていると、後ろから女のコに声をかけられた。 「飲み屋ないですか?」 振り返ると、背の高い少しぽっちゃりした女のコが笑顔で立っている。 正直、別にかわいくもないが、巨乳と笑顔で補正が入ってくる。
⑧お絵描きな女 性の目覚めの話しをしたが、私がオナニーを覚えたのは、小学校四年生の時だった。友達のN君が、 「シコシコ知っとる?チンコをシコシコしたら気持ちよくて、せーしが出るぜ。」 と教えてくれた。 「そーなんや、今日してみる。」 風呂に入る時、チンコを指で擦ってみた。 なんかモゾモゾするような感じがしたが、何も出なかった。 たまにシコシコしては、何も出ないというのを繰り返していた。 五年生の三学期に、久しぶりにチンコをシコシコしてみた。この時、はじめて、せーしが出た。
⑦準備万端の女 性の目覚め、誰にでもあると思う。 私の場合は、少し変わった経験から始まる。 保育園のときだから、4歳か5歳だった。 給食が終わり、お昼寝の時間になる。 皆、自分の布団を準備して、お昼寝するのだが、 仲のいい友達と隣どおしでというのが、定番だった。 ある時から、一人の女のコが、私の隣に必ず布団を並べてくるようになった。特に仲良くもないし、何故その子が横に来たがるのかも良くわからなかった。別に拒否する必要もないし、そのまま横に並んでお昼寝をした。
⑥かざす女 コロナ以降、キャバクラなどの水商売で働く女性達が、風俗業界に移動してきたと聞いたことがある。 正直、ほんとなのか噂なのか良くわからなかった。 こないだ、ある地方の街に泊まった友人が、デリヘルを呼んだところ、若くてかわいい女のコが来て、「都会で全然稼げないから、こっちに出稼ぎに来てる。」と言っていたらしい。
⑤煽る女 風俗のサイトがある。お店や女のコの情報や、割引、プレイ動画みたいなものもあって、なかなか楽しめる。 そのなかに、女のコとチャットできるサイトもある。 これはなかなか面白いもので、画面越しに女のコと会話できるのだ。ただしあちらは一人だか、こちら側には不特定多数の亡者共が群がっている。 我先にと会話していく者、意味のわからん発言ばかりしている者、発言はせずにただ見ている者。 女のコや、そのチャットに集まる人間を不快にさせる者は荒らしと呼ばれ、皆から忌み嫌われる。 ただ
④憑依する女 風俗店で女性を選ぶ際に、割と重要視しているものがある。 私は性癖がエスなので、 と言っても、縛るとか、ムチで叩くとかには興味なくて、女性が恥ずかしがったり、こちらから焦らされて、モジモジしてる姿に興奮する。いわゆるソフトエスというタイプだ。 だから、 女性の紹介コメントで、エスとか痴女って書いてある場合は、そこで回れ右する。 ドエムって書いてても、実際はそうでも無いことも多く、紹介文にもあんまり重きを置いてもいけない。
③傷のある女 風俗店に通ってると、いろんな女性がいることに改めて気付く。 日常生活で知り合う女性とは、到底、話さないような深い話を何故か、 裸で知り合うと、話ししてしまうのだ。 これはすごく不思議なことで、 出会って10分かそこらの相手に、お互い、深い心の闇を明かしてしまう。 私が他人の人生に興味があるのが、原因なのかも知れないのだが、そんな話をされることがかなりある。 私が嬢達と接してきて、統計的にまとめれるものが、いくつかある。