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そのビフォーアフターは誰のためもの?(5分で読めて指名数アップ)

僕は料理の仕事を19歳でスタートしてから、
40歳までケガや病気で仕事を休んだ事が一度も無かった。

ケガや病気をしなかった訳ではなく、それを理由に休めない世界だったからだ。

今のようにリーズナブルなリラクゼーションサロンは無かったので、あまり頻繁には行けなかったけど、年に数回「もう限界!」というときにはリラクゼーションサロンにもお世話になった。

脚や腰など痛いところもあったが、とにかく
疲れ果てていたから、セラピストさんに甘えて癒されながら眠りたい、という気持ちもあって、眠りたいけどできれば痛みもとれていて欲しい…というごちゃまぜな気持ちでサロンにお邪魔したものだ。

一方で癒されて眠りたい、などと言っている場合ではない大ピンチな身体の状態の時には、
あしたの朝食の仕事(割烹旅館で修行していた)になんとか間に合わせなければ…と、やった事がない針治療に、藁をもすがる思いで駆け込んだこともある。

僕一人の行動をとってみても、時にゆったりと
癒されることを楽しみつつ、できれば身体の調子も良くなって欲しい…とリラクゼーションサロンのセラピストさんにお世話になることもあれば、やり方なんてなんでもいいから、明日の仕事で何とか手首が動くように助けて欲しい…という思いで治療院の先生にお世話になったりする訳だ。

どちら派か?という事ではない。

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