どうしようもないくらい君が好きだ
なんて文字で書かれてもドキッとしますよね。
「愛してる」とかもそうだけど、こういうストレートな気持ちにはなれても言葉に出すのはなかなか照れくさくて言えませんやね。
というわけで、浅岡雄也さんの最新シングル曲のタイトルは「どうしようもないくらい君が好きだ」
バラード曲であります。ピアノイントロであります。
や、こういう曲ができちゃったんだろうな。ストレート過ぎる表現、
アーティストじゃなきゃ書けないし、作品じゃなきゃ素直に届けられないようなラブソングであります。
ラブソングは、若かりし頃には考えなくてもスラスラ出てきちゃうものなんですが、大体が歳を重ね、恋愛の紆余曲折を経て、しかも安定なんかしちゃうとなかなか描きにくくなるジャンルでもあります。
なんていうか、技ありで書くことはできても何だか新鮮味に欠けてくるんですよね、成熟したラブソングというのは。
その点、この曲にはそういう仕掛けがあんまり、というか全くと言っていいほど感じられないのです。
相変わらず、青い感じが残っていて、50代を過ぎてこの新鮮かつストレートなラブソングを作り出せるのは、それこそスゲー才能だなと。
本人自体が、いまだ純真なんだろうな。
恋愛不信に陥っている今の私なんぞには、とても神々しく響いて、羨ましい限りでございます。
一度、聞いてみてください。
「昔は良かったなぁ〜」なんて思い出しながらでも。
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