個人的、対話的、そして掛け算がはじまる
一度にたくさんの事を考える、やる、
これ私にはできません。
ある集団の目標や、
あるボスの指令のための行動だと
効率的に早く行う事が要求されます。
いざやってみると意外と時間がかかるのに
待っている人はそれが長すぎると感じるからです。
(フリーになって、すべてを自分でやることになって
本当によくわかります)
昭和を知っている人間からすると
仕事に効率は当たり前のようで、
私もすっぽりと昭和なのですが、
その“効率”についてはどうも、
心がついていかずに、
効率を優先しているとなにか
大切なものに気づけない気がして。
いつか死ぬまでに、
『自分時間』で生きて、感じて、つくってみたい
と思っていたら、
今のような感じになりました。
それでもたまに昭和型思考に囚われて
“このままではまったく先に進んでいかない”と
思ったりすることもなくはない、のですが、
“これでよかった”と感じる事もあるのです。
個人的、対話的に進んでいる毎日が、
まるで掛け算のように
違う生徒と生徒の望みが
私自身ではたどり着けないところまで、
運んでくれることがあるからです。
それもうまいことちょっとずらした良い頃に。
こうして私は、
195になっていくのだ、と
毎日のいろいろに
有難さを感じています。
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