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チームで進化する

    連日の猛暑で、心が現実逃避しているのか、
子供のころ、それも学校に上がる前の夏を
母と一緒にいた夏を思い出す。

生活のずっとを、
生きているずっとを一緒にいると
行動のすべてに理由があることを
聞きながら、確認しながら、練習しながら、
生活の時計がすぎてゆく。

『いま、何が大事なのか』というのは、
どのチームに所属しているのか、で
だいぶちがうのではないか、と思う。

その後、幼稚園に行ったり、
学校へ行くようになると、
考えるベクトルが増えて、
自分で選ぶことも、気を入れることも
覚えてきて、
母との時間とは全く別の毎日が
ながれていくのだけれど。

所属したいチームを
選んだチームを
呼ばれたチームを
出会ったチームを

いま馴染めるチームで、

チームで進化することを
つまり、
その他とは全く違うルールでもいいって、

そんなチームで進化することを考えている、夏。

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