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誰かがみたら、変!って思うくらいのオリジナルな線になってその次は?

恥ずかしながら私は、
今だにレンタルビデオを
実際に借りに行って、
毎日映画を観ている。

本も図書館で借りて。
どちらも良いのは、
定期的に返さなくてはいけないので、
ちゃんと観たり、
読んだりできることだ。
返しちゃうので、
じっくり理解しておきたいものは、
期間中に何度も何度も、
観たり読んだり、
ノートしながら、
だったりする。

195レッスンでも
利用したいくらいのものは、
購入する。
購入すると、
レッスンしたりするから、
さらに深読みしたり、
観たり読んだりして、
当分は、
頭の中いっぱい、
その世界で埋められることになる。

そんなルーティンの中で、
今年一番の名画を発見♡
(今年はどんどんこの調子でいこう!)

私の生まれる前の名画で、
映画、旅、音楽
と言ったら誰もが
知っているテーマ曲の、
アカデミー賞リスト映画なのに、

なぜか観ていなかった、

『八十日間世界一周』(1956年公開)

観ている最中から熱狂して、
ついその気分を何処かに
アップしたくなったのだが、
今さら?って冷静になって、
我慢していたら、

なんと、

最近テレビ放映があったとか!


で、
ここにも書こうと
思ったわけです。

まず導入がいい。

人間の欲望と興味、
ジョルジュ・メリエスによる
その可視化、
可視化による
エンターテイメント。

“人間は歩行を始めた時から、
宇宙と速度に興味を持ち、
空の星に思いを巡らせていた。
科学の進歩により、
人間はより速くを目指した”

その欲望が、
必要のない進歩までを生みだし、
世界が破滅に向かう危うさも見抜きながら。

“希望の地平線か
破滅の深みへ到達するかは、
狭い世界に生きる人々の
知恵にかかっている”

その知恵を
主人公の紳士
(ある紳士にとっては鬼くらいの偏屈紳士)
とその仲間たちが、
私たちにわかりやすく、
世界一周をかけて
魅せてくれる、
そんな映画だ。

ジュール・ヴェルヌの原作も読みたいし、
今こそ、
「オリジナルな仲間」の大切さ、

自分ひとりでも、
線になるくらいのオリジナルを持っていて、
さらにつながると面になったり、
立体になったり、
空を飛んだり、
宇宙に行けたり。

こんな時代だからこそ、
学ぶべき事、
いや
パワーをいっぱいもらいました。

自分だけでも線になろうとして、
誰かがみたらちょっと変、
くらいでいい。
けれど、
目の前の誰かにピピっときたら、
繋がって発展しよう。

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