なんのために服を着るのか
個人レッスンで、毎日服の制作をしています。
個人なので、作りたいもののイメージや、ペースは全くの個別です。
完成した服への想いもそれぞれなのですが、
有難いことに、その“想い”は、一着ごとに完成度があがり、
それぞれの“想い”になってゆき、
私自身の新たな扉となっています。
生地を選んで、デザインを相談して。
制作に対しては私も意見を出したり試作で研究したり
しますけれど、
多くは生徒本人の“着たい”の具現化であり、
私にとっては新鮮なことばかりです。
そのくらい個人的な着たい気持ちを
表現していくということは、
なんのために服を着るのか
という生きる基本の問いに対する
追及なのです。
服を作ることで、
自分が見えてくる感覚、
自由になっていく感覚、
これからも続きます。
読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは作品の制作や個展開催の費用として使わせていただきます。